BTS(防弾少年団)のマネージャーを務めていたソン・ホボム氏が、自身のインスタグラムを更新。メンバーの軍入隊関連のニュースを受けて、自身の心境を明かしている。これを見たファンが相次いで「泣ける」と反応し、話題となった。(記事・写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

BTS(防弾少年団)の元マネージャーが、彼らの軍入隊について言及した。

元マネージャーのホボム氏が思いを吐露した。

長年BTSを見守って来たホボム氏が、抑えきれぬ思いを吐露したようだ。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

10月17日、ソン・ホボム氏は自身のインスタグラムで、ジンをはじめメンバーが順次入隊するという内容の記事をスクリーンショットで共有。

そして「はい、行きます。これ以上、余計なことを言わないでください」と綴った(現在は削除済み)。

この日、BTSの所属事務所であるHYBEが「ジンは今月末、入営延期の取消申請を行い、以降兵務庁の入営措置に従う予定だ」と公式に発表。他のメンバーも、それぞれ計画に従い順次兵役を履行すると伝えた。

また「当社とBTSメンバーは、2025年頃には完全体としての活動を希望しているが、現時点では、正確な時期を特定するのは難しいことをご了承願う」と付け加えている。

これに先立ち、ジンは2020年に改正された兵役法により、文化体育観光部(文体部)長官の入営延期推薦を受け、2022年末まで入営が延期されている状況だ。

現行の兵役法は、大統領令で定められている芸術・体育分野で特技を持つ人として、文体部長官が推薦した者を芸術・体育要員に編入できる規定がある。

しかし兵役法施行令に、芸術·体育分野特技として“大衆文化”は含まれておらず、国威を宣揚する大衆文化芸術家に対する公平性問題が提起されていた。

大衆音楽界は「彼らに代替服務を許容しなければならない」と声を高めたが、国会での議論は遅々として進まず、そして様々な機関で世論調査を行ったが、免除と入営、どちらかが圧倒的賛成には至らなかった。

イ・ジョンソプ国防部長官とイ・ギシク兵務庁長らは「事実上、兵役特例を付与することは難しい」という立場を数回にわたり表明。一方、文化体育観光部は、BTSの活動保障案を龍山大統領室に報告したという。

パク・ボギュン文化体育観光部長官は、最近の国政監査で「12月中に政府の立場を整理する」という意思を明らかに。

これら一連の議論に対し、ソン・ホボム氏は軍服務を巡り繰り広げられた攻防に対する不満を、遅ればせながら表わしたものと見られる。

(TOPSTAR NEWS ユ・ヘジ記者/翻訳:Danmee編集部)






BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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