Stray Kids(ストレイキッズ)のメンバー ヒョンジンが、過去の”校内暴力”を認めて活動自粛をしている中、Youtubeのコンテンツに登場し、ネットユーザーから批判の声が寄せられている。
過去の”校内暴力”を認め、活動自粛を宣言したStray Kids(ストレイキッズ)のメンバー ヒョンジンが、グループのコンテンツ映像に登場し、ネットユーザーの間で甲論乙駁が起こっている。
自粛中のヒョンジンがYoutubeコンテンツに登場(画像出典:Stray Kids Youtube)
3月25日、Stray Kidsの公式Youtube(ユーチューブ)チャンネルに「スキズマーブルで学ぶ人生#2 [SKZ CODE] Ep.05」というタイトルの動画が公開された。
該当の映像には、序盤からヒョンジンがフルショットで数回登場している様子が捉えられ、校内暴力の論議が浮上する前に撮影した映像ならば、ヒョンジンの部分をカットするなり、編集も可能だったのではないか? という声が上がっている。
また、Stray Kidsは今年3月25日にデビュー3周年を迎えたことで、公式ツイッターにはアニバーサリーを記念して、メンバーをモチーフにした公式アニマルキャラクター”SKZOO”の画像が数枚公開された。
中でも、ステージの中央で他のキャラクターに囲まれながら泣いているヒョンジンのキャラクター”Jiniret”。これは、2019年11月に開催されたコンサート『District 9 : Unlock』のエンディングで泣きながらコメントをしたヒョンジンの姿がモチーフになっているようだが、この状況を知らない一部のユーザーからは、「この絵は何を意味しているのか?」「被害者コスプレなのか?」 といった辛辣な反応も寄せられているようだ。
“SKZOO”は、Stray Kidsの公式アニマルキャラクター(画像出典:Stray Kids Twitter)
これに先立ち、先月オンラインコミュニティーで校内暴力の加害者として名前が上がったヒョンジンは、論議が大きくなると公式SNSを通じて「学生時代、僕の誤った言行のせいで傷を受けた方々に心から謝罪します」と不適切な言動に対して謝罪。当時、所属事務所JYPエンターテインメントは、ヒョンジンが活動を中断して自粛すると言及し、Stray Kidsはしばらく7人体制で活動を続けていくと予想された。
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だが、謝罪文を掲載してからまだ1カ月ほどしか経っていない状況の中、Youtubeのコンテンツにヒョンジンが登場し、「自粛の意味とは何なのか?」という指摘から今回の論議が生じたようだ。
ここでは、韓国のオンラインコミュニティー内で繰り広げられているネットユーザーたちの反応の一部を紹介する。
以下、韓国ネットユーザーの反応
韓国ネットの反応は概ね「自粛は口先だけか?」という反応を見せている。自主コンテンツであるこそ、自粛しないと、反省の意が大衆に伝わらなず、校内暴力への認識が軽いという悪印象を与えると、懸念するファンも多い。
(韓国ネット反応出典:theqoo)
「笑える」
「*目をとじてニャーと鳴くJYP」
*目をとじてニャーと鳴く(눈 가리고 아웅):韓国のことわざ。”臭いものに蓋”という意味
「JYPが被害者の事を1ミリも考えていないって事だね」
「自粛がいつからこういう意味になったの? 自粛の新定義?」
「自主コンテンツだからこそ、顔出ししてはいけないでしょう」
「お騒がせメンバーを脱退させたくなければ、自粛するという約束は守るべきじゃないか」
「JYPの*人格営業うんぬん、本当に吐き気がするわ」
*人格営業:総括プロデューサーのパク・ジニョンが、アイドル育成において「人格を一番重視する」と、テレビなどで強調して好感度を上げる”営業”を指す。
「厚かましくないと金儲けできない韓国病」
「女性だけをターゲットにした悪質なヤツだよ! 擁護にもほどがあるでしょ」
「それほど大きな存在ってことね。ヒョンジンがいないと回らない程度のグループなのね」
「校内暴力のレッテルが貼られるよ!」
デビュー3周年を迎えて登場した、アニバーサリーキャラクターに対して、呆れた様子も見受けられる。
「3周年がそんなに大事か? その先は考えてないのか?」
「自主コンテンツ(映像)は初めてじゃないから、まぁいいか~と思ったが、キャラクターを見て本当に呆れた」
「(キャラクターが)何で泣いているの? 大変な思いをしてるとアピールしたいわけ?」
「かわいい動物のキャラクターを見た瞬間、ゾッとした」
「しかも、他メンバー(キャラクター)が、ヒョンジンを慰めているし‥」
「ファンに同情を誘ってるの? そんなに悔しいの?」
(コメント翻訳・編集:Danmee編集部)