少女時代(SNSD)が、5年ぶりに完全体でのカムバックを知らせ、ファンが歓喜した。デビュー15周年を記念したメモリアルイヤーだけに、8人揃ったステージを楽しみにしている大衆も多い。しかし、彼女たちの出演しているバラエティー番組の視聴率が、話題に反して苦戦している。一体なぜだろうか?

少女時代(SNSD)が完全体で出演しているバラエティー番組が、苦戦しているという。

『ソシタムタム』

7/5より放送がスタートした『ソシタムタム』(画像出典:JTBC)

デビュー15周年を記念して、約5年振りに7枚目のフルアルバム『FOREVER 1』でのカムバックを予告して以降、韓国内外でも話題となり、彼女たちの姿もメディアを通して、頻繁に見るようになった。

そのメモリアルイヤーの一環として、JTBCバラエティー番組『ソシタムタム(全8回)』が7月5日より放送をスタート。

リアリティー、トークショー、ゲームショー、クッパン(料理番組)、ドキュメンタリー、バラエティーまでジャンル不問で見せるというこの番組では、少女時代のメンバーが“オールラウンダープレーヤー”としての一面を披露している。

しかし、これまでに放送されたものが、いま一つ話題性に欠けており、視聴率は1回目が1.2%、2回目が1.0%、3回目はとうとう1%を切り、0.8%にまで落ちてしまった。

カムバックの話題に反して、なぜこんなにも出演番組が不振に陥っているのだろうか。

韓国の複数メディアでは、この原因について“番組内容の誤算”と口を揃える。

それは、少女時代ファンが期待していたのは、2019年に放送された『キャンピングクラブ』のようなものだったからとも言われている。

『キャンピングクラブ』

『キャンピングクラブ』で約14年振りに4人揃った姿を見せたFin.K.L.。(画像出典:JTBC)

『キャンピングクラブ』は、K-POP第1世代に爆発的人気を集めた、ガールズグループのFin.K.L(ピンクル)がおそよ14年振りに集まり、旅行しながら当時のことを振り返ったり、胸の内を明かす姿を見せた。

そして、最終的にデビュー21周年記念のステージに揃って立つかどうかを決断するというプロセスが描かれ、大きな話題を集める。

その結果、平均視聴率は4%、瞬間最高視聴率は5%を超えるという大成功を収めたのだ(ニールセンコリア調べ/全国基準)。

今回の『ソシタムタム』は、『キャンピングクラブ』のプロデューサーの1人だった、チョン・スンイル氏が手掛けるとあって、放送前の期待が高まっていた。

しかしふたを開けてみれば、少女時代のメンバーが“流行トレンド”についていくもがきのような雰囲気を見せ、“期待外れ感”が生じている。

ここではっきりしたのは、彼女たちはまだ“現役グループ”であるということ。

確かにカムバックは5年振りとなったが、14年振りに集ったFin.K.Lと違い、少女時代は現在進行形のグループである。それだけに、彼女たちにスポットを当てた内容でもよかったのではないだろうか。

せっかく“国内最高のガールズグループ”と言われるメンバーが揃っているのに、物足りなさが実に惜しい。

残りの放送で、これ以上屈辱的な数字にしないためにも、彼女たちの“さすが”な一面を見せてほしいものである。





少女時代

2007年に、SMエンターテインメント練習生の中から選抜された9人のメンバーによって『また巡り逢えた世界』でデビュー。2009年に発表した『Gee』は日本でも大ヒットとなり、日本でも精力的に活動していた。

2015年にジェシカが脱退し、現在は8人組として活動している。2017年に、ティファニー、スヨン、ソヒョンがSMとの契約を満了したがメンバーは”少女時代は変わらず8人”と言及している。

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