2019年多くの人びとの注目を集め続けた「PRODUCEシリーズ」。5月から7月には制度が盛り込まれた「PRODUCE X 101」の放送、8月には当番組から誕生した「X1(エックスワン)」の華々しいデビュー、そして9月には「PRODUCEシリーズ」の日本版である「PRODUCE 101 JAPAN」の放送が開始され、当番組からは「JO1」というグループが誕生するなど、まさに2019年はプデュ一色といっても過言では無い年であった。しかし、悲しくも今年残念なニュースも聞かれることとなった当番組…。こちらの記事ではそんな話題となり続けた「PRODUCEシリーズ」の1年を振り返ってみた。
2019年、多くのK-POPファン達を熱狂させた「PRODUCE X 101」、そして「PRODUCE 101 JAPAN」!
毎週繰り広げられた練習生達の努力の物語は視聴者たちの胸を熱くさせましたよね。
しかし、多くの人々の感動を呼んだ「PRODUCEシリーズ」は今年、多くの人びとの失望も呼ぶこととなってしまいました…。
今回は2019年、1年を通して人々の話題となり続けた「PRODUCEシリーズ」を振り返りたいとおもいます。
5月から放送が開始された「PRODUCE X 101」
今年5月3日の放送開始前から韓国内のみならず、日本からも多くの関心を集めていた「PRODUCE X 101」。

2019年5月より放送が開始された「PRODUCE シリーズ」の新シーズン「PRODUCE X 101」!(出典:Mnet K-POP公式YouTubeチャンネルキャプチャー)
当シーズンでは新たに最下位ランクの「Xクラス」が誕生し、この点は多くの視聴者の注目ポイントとなりました。
「Xクラス」に割り振られるも諦めること無く、実力を伸ばしていった練習生達の姿は多くの感動を呼びましたよね。
また、「PRODUCE X 101」では10人のデビューメンバーを最終順位発表の投票数で、そしてXメンバーと呼ばれた11人目のメンバーは総得票数が最も多かった練習生とするという新システムも登場。
最終回のXメンバーの発表の瞬間には放送を見守っていた多くの人びとが手に汗を握り、息を飲んで発表の瞬間を待ったのではないでしょうか?
放送開始前、メディアからは’第二のWanna One誕生’という期待の声があがる一方で世間からは’Wanna Oneを越えるグループは誕生しない’という厳しい声が聞かれていた「PRODUCE X 101」。
しかし、番組が回数を重ねる毎に練習生達を応援する人は増え、最終的には多くの人々が毎週の放送日を楽しみにしていたようでした!
これも練習生達の努力する姿が人々の心を動かしたのではないかと思われます。
8月には番組から誕生したグループX1がデビューを果たすも…
5月~7月のおよそ2ヶ月間に渡って放送された「PRODUCE X 101」からは“X1”という11人組ボーイズグループが誕生する事に。

「PRODUCE X 101」から誕生したグループ「X1」!(出典:PRODUCE X 101公式Twitter)
X1には番組当初より注目を集め、最終1位に輝いたキム・ヨハン(ハングル 김요한)や、番組タイトル曲「_지마(_ジマ)」でセンターを務めたソン・ドンピョ(ハングル 손동표)、また「Xクラス」からのスタートを切ったソン・ヒョンジュン(ハングル 송형준)という多様なメンバーが揃っており、多くの関心を集めました。
このように多くの関心を集める中8月に華々しいデビューを果たしたX1のメンバー達。
しかし、彼らがデビューに向けての最終準備を行っている間に、「PRODUCE X 101」には操作疑惑が浮上…。
この疑惑のために彼らは華々しくデビューを果たすも世間から多くの批判を向けられるだけに止まらず、番組出演などの放送活動にも制限がかけられた中活動することを余儀なくされてしまいました。
結局疑惑は真実に…
「PRODUCE X 101」に浮上した操作疑惑は警察による捜査の結果、番組が終了した約4ヶ月後に真実であった、という事が確定することに。
また、「PRODUCE X 101」のみならず、「PRODUCE48」、「PRODUCE 101シーズン2」、「PRODUCE 101 シーズン1」の全てのシリーズで順位操作が行われていたという事実までもが明らかになった際には多くの人びとから怒りと失望、そして悲しみの声が聞かれる事となりました。

「PRODUCEシリーズ」で順位操作が行われていたという真実が明らかに…(出典:SBS NEWS公式YouTubeチャンネルキャプチャー)
当順位操作事件の影響は活動中であったX1、そして「PRODUCE48」から誕生したグループ「IZ*ONE」に大打撃を与え、当2グループは今も尚、実質的な活動中断状況に追い込まれています。
一方その頃日本では「PRODUCE 101 JAPAN」がスタート!
一方、日本では9月25日より「PRODUCE 101 JAPAN」という「PRODUCEシリーズ」の日本版の放送が開始されこちらもまた多くの注目と、人々の熱狂を呼びました。

日本のプデュ視聴者の国民プロデューサーになるという夢が実現する事に!!!(出典:PRODUCE 101 JAPAN公式YouTubeチャンネルキャプチャー)
当番組は一部地域を除く深夜帯に放送されていましたが、最終回は地上波放送のゴールデン帯に生放送で放送され、日本の国民プロデューサー達をテレビに釘付けにしましたよね!
そんな多くの注目の中誕生した11人組ボーイズグループ「JO1」は来年2020年春にデビューが予定されているとのこと。

「PRODUCE 101 JAPAN」から誕生したグループ「JO1」(出典:PRODUCE 101 JAPAN公式Twitter)
日本国内のみならず、韓国などの海外からのファンも既に獲得している様子のJO1。
来年は彼らの活躍する姿が沢山見られる年となりそうですね!
2019年、人々の喜怒哀楽を呼んだPRODUCEシリーズ…
上記の様に1年を通して良い意味でも、そして悲しくも悪い意味でも多くの人々からの注目を浴びた「PRODUCEシリーズ」。
悲しく悔しい出来事により、良い思い出までもがかき消されそうになっている現状ですが、番組内で多くの練習生達が見せてくれた努力だけは本物だと思いたいです。
今後、グローバルな活躍を行って行くであろう「JO1」。
そして多くの帰りを待つファン達が存在する「X1」と「IZ*ONE」。
2020年は彼らや、彼らのファンにとって良い知らせが沢山届けられる1年となることを祈ります。
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