【今日は何の日?】8月12日は、故パク・ヨンハさんの43回目の誕生日。今年もSNSは、ヨンハさんへのバースデーメッセージが溢れている。

8月12日は、故パク・ヨンハさんの誕生日。1977年8月12日に生を受け、今日は43回目のバースデーとなる。

43歳の誕生日を迎えたパク・ヨンハさん

43回目の誕生日を迎えたパク・ヨンハさん。(画像出典:パク・ヨンハ 公式Instagram)

パク・ヨンハさんは、1994年の高校在学中にドラマ『テーマ劇場』でデビュー。新人ながらその高い演技力が認められ、以降『愛が花咲く教室』(1995)、『パリ公園の朝』『母の旗』(1996)、『嬉しいクリスマス』(1998)などに出演。

1998年の出演作、毎日ドラマ『ずっと会いたい』ではMBC演技大賞新人賞を受賞。

2002年にドラマ『冬のソナタ』で、ぺ・ヨンジュンの恋敵キム・サンヒョクを演じ、日本の“冬ソナ大旋風”と共に人気を博す。同作では、KBS演技大賞優秀演技賞を受賞した。

2004年10月に、日本公式ファンクラブ“Summer face Japan”が発足。

パク・ヨンハ日本オフィシャルFCサイトヘッダー

日本オフィシャルFCサイトヘッダーでは、今もヨンハさんの微笑みに会える。(画像出典:パク・ヨンハ 公式サイト)

日本では主にアーティストとして活動しており『Truth/ほゝえみをあげよう』『ONE LOVE〜笑顔であふれるように』『僕の頁をめくれば』『永遠』など、コンスタントに新曲をリリース。2009年に発表した『最愛のひと』は、ドラマ主題歌にもなっている。

また、日本ゴールドディスク賞(過去1年間の、日本国内での音楽ソフトの純粋な売上を基に審査される)では“ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー賞”、“ザ・ベスト・エイジアン・アーティスト賞”、“シングル・オブ・ザ・イヤー賞”、“ソング・オブ・ザ・イヤー賞”など、4年連続で受賞。この記録は、韓国出身アーティストでは史上初の快挙である。

2008年にドラマ『オンエアー』で韓国活動を再開すると、日本と韓国を行き来しながら多忙な生活を送っていた。

ドラマ『オンエア―』より。

ドラマ『オンエア―』(2008)より。(画像出典:SBS 動画キャプチャー)

2010年6月30日、別れは突然訪れた。パク・ヨンハさんが、この世から旅立ってしまったのだ。32歳だった。

当時の警察の話によると「パク・ヨンハ氏は実父の末期がんについて心労を重ねていた。夜も眠れず、睡眠薬を多用していたという証言を得た」という。また、事務所経営のストレスや日、本活動に対する誹謗中傷なども原因と推測されているが、真実は本人以外知る術はない。

今年6月、彼が天に召されてから10年という年月が流れていた。

彼が自らの命を絶った日を忘れることなどもちろんできないが、きっとファンは、ヨンハさんが生まれた日をいつまでも祝い続けたいと思っているに違いない。

ヨンハさん自身の時計は10年前に止まってしまったが、彼の微笑み、演技、歌声は永遠にファンの心に残り、その人たちの“今”を生きる原動力になっているのだから。

その証拠として、今日もSNSには祝福メッセージと共に、彼の笑顔の写真が溢れている。

来年のこの日まで、また元気に生きるために。

パク・ヨンハさん、お誕生日おめでとうございます。







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