HYBE傘下のレーベル、ADORの新人ガールズグループNewJeansがベールを脱いだ。彼女たちの生みの親で、K-POP界における”コンセプト職人”として名高いミン・ヒジン代表だが、早くも議論が巻き起こっている。その内容とは‥?

HYBE傘下のレーベル、ADOR(All Doors One Room)の新人ガールズグループが、ついにベールを脱いだ。

NewJeansはADORの新人ガールズグループ

ADORの新人ガールズグループNewJeans(写真提供:©スポーツ韓国、画像出典:ADOR)

5人組で構成され、グループ名はNewJeans。7月22日には、グループ初となるコンテンツ(ミュージックビデオ)が公開された。

同じくHYBE所属の先輩であるBTS(防弾少年団)にはパン・シヒョク氏がいるように、彼女たちにも”産みの親”が存在する。

SMエンターテインメントで、長きに渡り数々の人気グループを世に送り出した、*ミン・ヒジン代表だ。

*2021年まではHYBEのCBO(最高ブランド責任者)を歴任し、現在はADORの代表を務めている。

K-POP界における”コンセプト職人”として名高いミン代表は、NewJeansのローンチにも破格的な企画を披露。

その1つが、業界慣例であるティージング(デビューコンテンツを公開するなどの事前予告)のスキップだ。彼女たちの初お披露目が、いきなりのミュージックビデオという”強気の決断”をしている。

この他にも「K-POPに新風を吹き込む」と意気込んでいるのがわかるほど、さまざまなコンセプトが後を控えた。

が、中には早くも”議論”となったコンセプトもある。

それは、どんなに革新的な変貌を遂げているK-POP業界でも、タブー視されている”*ロリータコンプレックス”だ。

*ロリータコンプレックス:幼い少女に対する恋愛感情や本能的な愛欲のこと。略称は”ロリコン”

韓国ネットはもちろん、海外ネットさえも騒がせているNewJeansのロリコン議論。その発端となったのは、メンバーが着用したTシャツにプリントされていた”PIMP IS Yours”という文章である。

NewJeansのメンバー

NewJeansのメンバーが着用したTシャツにプリントされていた文章を巡り、議論が巻き起こった(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS、画像出典:NewJeans Instagram)

この”PIMP”という単語は、アメリカで「売春の斡旋をして客を取ってきたり、ピンハネしたりする者」という俗語として使われており「未成年者に着用させるのは適切ではない」と批判が巻き起こったのだ。

また、ミン・ヒジンのSNSに登場した一部のオブジェなどが「”ロリコン”を連想させている」と、不快感を露にしている声が多い。

さらには、オブジェに加えて『メロディ・ネルソンの物語(Histoire de Melody Nelson/1971)』というコンセプト・アルバムも。これは、少女メロディが中年男性と恋に落ち、肉体関係を持つという衝撃的な内容で話題となった作品である。

ミン・ヒジンSNS

(画像出典:オンラインコミュニティー)

これを受け、韓国ネットがざわついた。

まず、”PIMP”とプリントされたシャツについては「英語の意味を分かってないという言い訳は辞めて」「スタイリストが、(文字を)チェックしないで着せたわけではないよね?」「もし確信犯なら、総辞職するべき」「海外にどれだけK-POPファンがいるか知らないの?」と声を荒げている。

また、アルバムについては「これもコンセプトなの? それとも個人の性的趣向?」「個人の趣向なら、なぜそれを10代の女の子(NewJeans)を使って表現するの? 厳密には犯罪だよ」「急に恐ろしくなってきた」「このジャケット写真、わざと見せてるの?」「部屋に飾るくらいだったら、相当好きなんだね」と、呆れた様子。

一部のネットユーザーは「コンセプト職人と呼ばれてる人が、例え”ロリコン”を意図しなかったとしても、議論になりそうであれば事前にやめるべきでは?」「自身のコンセプトを貫くために、10代の女の子の夢を踏みにじった」と、強い口調で批判している。





ご意見を自由にコメントしてください!

記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。

編集部おすすめ記事blank

サイトの広告について

Danmee(ダンミ)は、収益化の一環としてオンライン広告を展開しております。広告の内容(公序良俗を害するもの)や、可読性の低下につながる広告に関するご意見はこちらのフォームをご利用ください。

この記事と関連度が高いトピック

現在読まれています!

最新記事

RECENT TOPICs