人気ボーイズグループ、NCT DREAM (エヌシーティードリーム)が5月30日にリパッケージアルバム『Beatbox(ビートボックス)』を発売。週間アルバムチャートで1位を占め、初動の販売量が80万枚を突破する中、一部の購入サイトで初動購入量のほとんどが「初動販売数に反映されていないのでは」という疑惑が浮上している。

人気ボーイズグループ、NCT DREAM (エヌシーティードリーム)のアルバム販売量のうち、20万枚が「初動集計から外れているのではないか」という疑惑が浮上した。

リパッケージアルバムを発売したNCT DREAM

NCT DREAMがリパッケージアルバムを発売(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

5月30日に発売された、NCT DREAMの2ndフルアルバムのリパッケージ『Beatbox(ビートボックス)』は、週間アルバムチャートで1位を占め、初動(発売1週目の販売量)で80万枚を突破。

しかし6月6日、複数のオンラインコミュニティーでは『アルバム通販サイトのKTOWN4U(ケータウンフォーユー)で購入された正確な数値が、初動販売量に反映されていない』という書き込みが登場する。

投稿者は「複数の中国ファンクラブが、KTOWN4Uで約50万枚を共同購入したが、そのうち20万枚が初動販売量に反映されていない」「発売初日に中国で共同購入した30万枚の中で、約10万枚だけが現在反映されている状態だ」と主張。

また「初動販売数として、集計されることを確認した上で購入した」と言い、KTOWN4U側のずさんな管理体制を痛烈に批判している。

これに対してKTOWN4U側は、現在未反映となっている分について「入庫される時期が明確ではないため、反映は難しいと伝えた」と反論、話が食い違っている。

なぜ、このような事態が起きたのだろうか。

おそらく、中国ファンによる購入の大半が”予約販売”であったため、実際にKTOWN4U側には物品が入庫されておらず、正式な初動販売量として見なされていないと見られる。

もし、未反映分がカウントされていれば”初動100万枚”が達成できていたため、大記録を目前で逃した結果に中国ファンのみならず、韓国ファンも「なぜこのようなことが起こったのか」と、怒りの声をあげている。

また韓国ファンは、初動物量が充分に確保されていない状態で、海外ファンに予約販売を促す通販サイトや、慢性的な供給不足を招いた彼らの所属事務所である、SMエンターテインメントへ苦言も寄せた。

(構成:星野谷慧)

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