グローバルスターBTS(防弾少年団)が、約2年振りに韓国の音楽番組に出演すると発表し、ファンは歓喜した。出演番組を見ると、KBS、SBS、Mnetの3番組で、MBCの出演予定はない。これを受けて、かつて噂されていた”不仲説”が再燃している。

BTS(防弾少年団)が、約2年振りに韓国の音楽番組に出演する。

この模様は『M COUNTDOWN』で放送予定だ

この日の模様は『M COUNTDOWN』で放送される予定だ。(画像出典:BTS 公式Twitter)

6月10日に、アンソロジーアルバム『Proof』を発売するBTSが、久しぶりに現地ファンと音楽番組で交流することを発表。

6月16日放送のMnet『M COUNTDOWN(エムカウントダウン)』、翌17日放送のKBS『ミュージックバンク』、そして19日放送のSBS『SBS人気歌謡』の3番組で、タイトル曲『Yet To Come』を披露する予定だ。

新型コロナウイルスの防疫基準が下がったことで公開観覧となり、ファンは歓喜している。

いずれも事前収録となるが、『M COUNTDOWN』は奨忠(チャンジュン)体育館にスペシャルステージを設置し、約4000人のARMY(アーミー:BTSファン名称)を前に、特別なステージを行うという。

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この出演番組のラインアップを見て、もしかしたら気が付いたファンはいるかもしれない。

そう、MBCの音楽番組『ショー!K-POPの中心』には出演しないのである。

これまで何度となく、HYBEとMBCの不仲説が浮上していたが、彼らの音楽番組出演という話題と共に、再び噂に火が付き始めた。

事の発端は2019年、1年を締めくくる年末の大歌謡祭『2019 MBC歌謡大祭典』に、BTSが参加しなかったことから。

彼らは当時、米ABC『Dick Clark’s New Year’s Rockin’ Eve(ニューイヤーズ・ロッキンイブ)』に出演することが決まっていたのだ。

すると、彼らの後輩グループであるTXT(トゥモローバイトゥギャザー)や、当時HYBE傘下のSOURC EMUSIC(ソースミュージック)に所属していたGFRIEND(ジーフレンド)の名も『歌謡大祭典』のラインアップになく、これが「BTS出演不可に対する、MBCの報復ではないか」とささやかれた。

MBC側はこれを否定したが、同じ系列の事務所グループが出演しないということは、あまりにも不自然なため、ファンや視聴者は懐疑的な視線を向けている。

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これ以降、BTSはカムバック後もMBCの音楽番組に出演しておらず、結局今回もまたラインアップから外れていたため、”不仲説”を拭うどころか、ますますその説が色濃くなってしまった。






BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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