• 11月4日、NCT 127のワールドツアーのジャカルタ公演にて、スタンディングエリアの観客が30人以上失神するという事態が発生。
  • 公演は途中で中断となり、K-POPファンに衝撃を与えた。
  • 11月12日と13日にはStray Kidsが2ndワールドツアーのジャカルタ公演を控えており、心配の声が上がっている。

11月4日、NCT 127(エヌシーティーイリチル)がワールドツアー『NCT 127 2ND TOUR ‘NEO CITY – THE LINK』のジャカルタ公演を開催しました。

NCT 127は11月4日にワールドツアージャカルタ公演を行った

11月4日にワールドツアージャカルタ公演を行ったNCT 127(画像出典:NCT 127 公式Twitter)

現地ファン待望のコンサートということもあり、熱い盛り上がりを見せる中、公演終盤では観客30人以上が失神する事態が発生。

安全上の理由から、公演は途中で中断という前例のない展開となりました。

事故はNCT 127のメンバーが客席にサインボールを投げ、ファンと交流をする場面で発生しました。

スタンディングエリアの観客は、サインボールを受け取ろうと舞台側に押し寄せ、安全フェンスが崩壊。その際に人波に押された一部の観客が失神するという状況に至ったと、韓国メディアが報じています。

NCT 127のメンバーは曲を止め、観客に安全を呼びかけた

曲を止め、観客に安全を呼びかけるNCT 127のメンバー(画像出典:韓国オンラインコミュニティー)

当時、リーダーのテヨンは観客の様子から危険を素早く察知し、歌を止めてファンに安全を呼びかけたそうです。

ドヨンは「安全が1番大切です。押さないように約束してください」とファンに声をかけましたが、状況は収まらず、公演中断という結果を招くことになりました。

SNSにはその様子が拡散されており、「後ろに下がってください!」と必死に対応するメンバーの姿が確認できます。

ジャカルタ公演中に会場で起こった状況について、ネット上には様々な指摘が上がりました。

SNSを見てみると、

「梨泰院の惨事が起きたばかりなのに、このようなイシューが上がると、アイドルへの批判の声が集まってしまう。安全対策はどうなってるの?」

「スタンディングは無秩序になりやすいから危ないと思ってた」

「安全を確保するならスタンディングはやめてほしい」

「メンバーも怖かっただろうな。メンタルが心配」

と、安全対策への疑問やメンバーを心配する声が目立ちます。

スタッフが増員され、無事に幕を閉じた11月5日の公演

11月5日の公演はスタッフが増員され、無事に幕を閉じた(画像出典:NCT 127 公式Twitter)

NCT 127は翌日の11月5日、ジャカルタ公演2日目を開催。救急や安全スタッフを増やし、細心の注意を払って公演が行われました。

K-POPファンに衝撃を与えたジャカルタでの騒動でしたが、11月12日と13日にはStray Kids(ストレイキッズ)が2ndワールドツアー『MANIAC』のジャカルタ公演を控えています。

Stray Kidsは11月12日と13日にジャカルタ公演を控えている

11月12日と13日にジャカルタ公演を控えているStray Kids(画像出典:Stray Kids 公式Twitter)

ファンの間では、「スキズのライブはどうなるんだろう?」「スタンディング席があって心配。無事に終わってほしい」「NCTの件があるから、規制が一層強くなりそう」と、公演に対し心配や不安の声が上がっています。

松原紗乃

K-POPや韓国ドラマ関連の記事を投稿している松原紗乃です。日頃から韓国芸能情報をチェックし、アイドルの活躍や新ドラマの配信を楽しみにしています。トレンドを通して、韓国文化の魅力を伝えられるような記事執筆を心掛けています。

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