韓国の音楽業界にもファンを多く持つ“韓国のブリトニー・スピアーズ”と称されるイ・ヒョリ。彼女は現在、アーティストのRAIN(ピ)とMCのユ・ジェソクと期間限定で音楽ユニットを結成し、その勢いと人気は後輩アイドルを脅かしている。これによって90年代、00年代、10年代、20年代と、音楽ランキングで1位を獲得するという偉業を達成することになったのだが、そんな彼女への称賛を快く思っていない人もいるようで‥。
MBCバラエティー番組『遊ぶなら何する?』で結成されたイ・ヒョリ、RAIN(ピ)、ユ・ジェソクの期間限定のアーティストプロジェクトグループ“SSAK3(サクスリー)”。
7月18日にリリースされた『またこの海辺で(Beach Again)』では、多くのアイドルグループを押しのけて音楽ランキング1位に輝き、その実力を見せつけた。

「keep going」というメッセージと共にアップされたイ・ヒョリの写真。(画像出典:イ・ヒョリ 公式Instagram)
彼女は、1998年に結成され活躍したFin.K.L.(ピンクル)でのリリース曲『私のボーイフレンド』で初の1位を獲得。
2003年からは、ソロアーティストとしても変わらぬ人気を誇り、同年SBS、KBS、MBCなどの主要メディアが開催する音楽授賞式で大賞(本賞)を受賞するなど、韓国を代表するディーヴァとして称賛される。
また、「イ・ヒョリが新聞の1面を飾ると、売り上げが10%上昇する」と言われ、これまで1面を飾ったのはなんと891回! ギネス認定を受けて、その名が刻まれているという。
グループとして、ソロアーティストとして、ユニットとしても成功を収めた彼女の活動は、順調そのものだ。
しかし、この称賛に「待った」をかけた人物が存在する。音楽評論家のカン・イルグォン氏である。
韓国ウェブメディアWikitree(ウィキツリー)で、その内容が記載されていたので紹介したい。
事の発端は、イ・ヒョリを称賛している記事が“チョー・ヨンピルをも成し遂げることのできなかった偉業”としていることからだった。
まずはイ・ヒョリを「音楽家ではなくエンターテイナー」と呼び、彼女の業績を称える記事に対しては「数字だけ見れば、こんな風に浅はかで大げさな文が出てくる」と不快な様子を見せた。

カン・イルグォン氏が自身のTwitterに書いた批判文。(画像出典:カン・イルグォン 公式Twitter)
そして「信用性のないチャートで獲得した1位の記録について、何を論じることがあるのか」と“音楽家 イ・ヒョリ”を真っ向から否定。
最終的には、彼女が2ndアルバムと4thアルバムリリース時にあがった盗作議論について触れ、「ミュージックビデオを含めれば、3度も盗作問題を起こした人間を称賛することが気に入らない」とし、メディアへ「彼女を音楽家として語るのはやめるべきだ」と強く批判している
***
音楽評論家という立場からすれば、チョー・ヨンピルを下げてまでイ・ヒョリを褒め称えたことが気に入らなかったのだろう。チョー・ヨンピルは“韓国の歌王”とまで呼ばれている人物であり、韓国にコンサートという文化を根付かせた人物とも言われている。
しかし何を以てして“音楽家”とし、“エンターテイナー”とするのか。
恐らく彼女にとってみれば、エンターテイナーの肩書でさえ、誉め言葉と捉えるだろう。
それは、アイドルとして歌手活動を始めた彼女にとって、ファンのためにステージを魅せること、自身のステージを楽しんでもらうことが、何よりも大切にしてる事だろうと思えるから。
カテゴライズするのは周囲がすること。今後の彼女もきっと、最高のパフォーマンスを見せることに心血を注ぐのだろう。
[su_spacer size=”30″]
編集部おすすめ記事
-
カムバック目前のn.SSign、本日(19日)韓国放送の「KBS歌謡祭」で「Funky like me」ステージ先行公開
-
2025年の余韻を胸に・・2026年1月K-POPカムバック & リリース情報9選
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
21時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
Red Velvet ウェンディ、ワールドツアーコンサートのためマレーシアへ出国!(PHOTO11枚)
-
KARA 知英、Kantaショートドラマ「退職やめてキスしない?」トークイベントに登場!(PHOTO24枚)
-
22時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
2026年韓国テレビ局の救世主になるのは!? 大物俳優7人の新作ドラマまとめ
-
12月に見届けたい!ロマンチックな季節のお供「ホワイト胸キュン」韓国ドラマ7選
-
来週(12月22日~)日本のテレビで観られる「本国で高視聴率」韓国ドラマ5選
-
IU、MBC新金土ドラマ「パーフェクト・クラウン」の撮影中に届いた応援に感謝
-
ユ・ヘジン & パク・ジフン、韓国映画「王と生きる男」制作報告会に出席!(PHOTO27枚)
-
カムバック目前のn.SSign、本日(19日)韓国放送の「KBS歌謡祭」で「Funky like me」ステージ先行公開
-
パク・ボゴムの歌声で蘇る名曲!tvN「応答せよ1988」10周年OST公開
-
Netflix「CASHERO 〜ヒーローは現金を持つ〜」主演イ・ジュノ、誕生日ファンミが先行販売で全席完売
-
パク・シネ主演tvN「アンダーカバー・ミスホン」、“問題の上司”ポスター公開!
-
チソンとパク・ヒスンが描く正義と欲望!MBC「二度目の裁判」グループポスター公開
-
“本日(19日)U-NEXT配信スタート” JTBC「ラブ ミー」、ソ・ヒョンジン×ユ・ジェミョンが紡ぐ家族と再生の物語
-
ク・ギョファン & ムン・ガヨン、韓国映画「もしも私たち」VIP試写会に出席!(PHOTO10枚)
-
ハ・ソユン、韓国映画「もしも私たち」VIP試写会に出席!(PHOTO2枚)
-
ノ・ジョンウィ、韓国映画「もしも私たち」VIP試写会に出席!(PHOTO2枚)
-
こんなにときめいていいの?イ・ジュビン×アン・ボヒョン主演「スプリング・フィーバー」春色ロマンス始動!
-
ソ・ヒョンジンら、JTBC新金曜ドラマ「ラブ ミー」制作発表会に出席!(PHOTO41枚)
-
前進と挑戦の2026年!来年「年男」を迎える1990年生まれ韓国俳優7人の次回作まとめ
-
韓国ドラマの最新トレンドキーワード「既婚者ラブコメ」注目の作品5選
-
2025年の余韻を胸に・・2026年1月K-POPカムバック & リリース情報9選
-
2026年の幕開けは「ヒューマン」が目立つ!1月 本国劇場公開の韓国映画6選
-
ペ・スジ、ブランド「CELINE」のイベントに出席!(PHOTO5枚)
-
パク・ボゴム、ブランド「CELINE」のイベントに出席!(PHOTO4枚)
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
NCT ドヨン&キム・ミンハ ‘Fallin” MVU-KISS スヒョン ‘The Soju Fairy’ choleograph movieTWICE ‘Talk that Talk’ Choreography Video (Moving Ver.)miss A出身 Min ‘Hit Me Up (ft. JMIN)’ MVWanna One出身 キム・ジェファン ‘BACK THEN’ MVONEUS ‘Same Scent’ MVDUSTIN ‘CRAZY’ MVNU’EST ベクホ ‘Savior’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。