BTS(防弾少年団)のSUGAのソロ曲『Daechwita』の撮影地として、K-POPファンの聖地となっている大長今(テジャングム)パーク。最近放送されたMBCバラエティー番組では、撮影地の裏に隠されていた歴史的な背景が明らかとなり出演者たちを驚かせている。

MBCバラエティー番組『線を越えるやつら』で、BTS(防弾少年団)のSUGA(シュガ)が活動名“Agust D”として公開したソロ曲『Daechwita(대취타 / 大吹打)』のミュージックビデオ撮影地の正体が明かされた。

8月2日に韓国で放送された『線を越えるやつら リターンズ』の第49回では、時代の“線”を越え、朝鮮時代の職業の世界を学んでいく“朝鮮職業実録”の第2弾が盛り込まれた。番組出演者のチョン・ヒョンム、キム・ジョンミン(KOYOTE)、アルベルトらは“大長今(テジャングム)パーク”を訪れ、朝鮮が生んだ異色の職業の数々を探求した。

大長今パークを訪れた出演陣

大長今パークを訪れた出演陣(画像出典:MBC 線を越えるやつら キャプチャー)

大長今パークは、ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』『朱蒙(チュモン)』『イ・サン』『善徳女王』『トンイ』『太陽を抱く月』など史劇の撮影地として知られており、ドラマを通じて歴史を学んだり、衣装を着用しての写真撮影や多様な伝統文化の体験が出来るセット場だ。

大長今パークを訪れた出演者たちは「BTSのSUGAのソロ曲のMV撮影地ともあって、最近では若者の間でイシューになっている場所だ」と紹介し「BTSは以前にも『IDOL』のダンスで韓国的な要素を取り入れたことがあるし、韓国の音楽を世界に知らせた彼らはとても素晴らしい」と称賛した。

出演者たちは、『Daechwita』の撮影舞台である円形獄舎“典獄署(チョノクソ / 전옥서)”を再現した場所を訪れた。典獄署は、現代的に言うと刑務所と同様の場所。朝鮮時代に殺人や盗み、詐欺や儒教の教えに反した思想犯など、多くの囚人たちが収監された場所だ。

『Daechwita』の撮影舞台

『Daechwita』の撮影舞台(画像出典:MBC 線を越えるやつら キャプチャー、Daechwita キャプチャー)

MVの中で強烈な印象を残した場所が、朝鮮時代の監獄だったという事実を知った出演者たちは「ここが監獄だったとは..」と驚きを隠すことが出来なかった。

BTSのトークで盛り上がりを見せていると、突然アルベルトが「BTSとはレベルが違いすぎますが、彼らのニュースがイタリアで報じられるたびに、私も紹介されるのです。韓国で活動をしているため..」とコメント。

続けて「イタリアのARMY(アーミー / BTSのファン)からSNSを通じて『Daechwita』の韓国語の発音を教えてくださいなど、K-POPや韓国に関連した沢山の連絡が来ます」と語ると、出演者たちは「イタリアのK-POPファンはアルベルトにお任せします!」と口々に伝えた。

韓国で活躍しているイタリアの芸能人アルベルト

韓国で活躍しているイタリアの芸能人、アルベルト(画像出典:MBC 線を越えるやつら キャプチャー)

一方、アルベルト(本名 アルベルト・モンディ)は、韓国で活動するイタリアの芸能人。大学の時に日本語を学ぼうとしたのだが、あまりに日本語学科の学生数が多すぎたため中国語を専攻。中国・大連で語学研修をしていた際に韓国人女性と出会ったのち2011年に結婚し、巧みな韓国語の話術によって韓国国内で絶大な知名度を誇っている人物だ。


Agust D『대취타』MV(動画出典:Big Hit Labels)



BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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