BTSのジョングクが、写真集でヴァンパイアに挑戦し、これまでのイメージとは異なるダークな一面を披露するようだ。ヴァンパイアはK-POP界では度々取り上げられてきた人気のコンセプトで、ヴァンパイア風メイクが似合うアイドルは、”退廃美”と称賛されている。
BTS(防弾少年団)のジョングクが、ファンに新たな一面を披露する。
今回ジョングクが挑戦したのは、ヴァンパイアのコンセプトだ。気になる全貌は、ジョングクの誕生日である9月1日に発売される写真集で明かされる。
この写真集は、BTSの新しいプロジェクト『BTS Special 8 Photo-Folio』によるもので、メンバー別にコンセプトが異なり、これまでとは違った7人の魅力や個性が表現されるようだ。
ファンの間では、誕生日順に発売されるのではないかという噂が囁かれており、早くも期待が高まっている。
今回トップバッターを飾るのはジョングクだ。事前に公開された映像では、ジョングクが企画段階から参加し、コンセプトや衣装デザインまで細かくこだわって準備している様子が映っていた。
映像の中でジョングクは、「予想よりはるかに満足のいく仕上がりになった」と自信をのぞかせている。仕上がりが楽しみだ。
今回ジョングクは、これまでの爽やかなイメージとは異なり、ヴァンパイアとしてダークな一面を披露する。
ヴァンパイア風メイクは、生気を失った青白い顔色が特徴的だが、アイドルの持つ透明感が不気味な怪しさを醸し出し、普段とは異なるクールな美しさを引き出す効果がある。
韓国では、このどこか儚げで寂しげな雰囲気をまとう美しさを、”퇴폐미(トェピェミ)”という言葉を使って表現する。
この”퇴폐미(トェピェミ)”は、日本語に直訳すると「退廃美」、まさにヴァンパイアのようなダークな世界観の美しさをうまく表現した言葉だ。
実はK-POP界でヴァンパイアコンセプトは人気があり、過去にも度々K-POPアイドルが披露している。
そこで今回は、ジョングクよりも先に、”退廃美”を披露して話題を集めた、K-POP男性アイドルやグループを”5組”厳選してご紹介する。
BTSのV
まずは、神秘的な魅力を持つBTSのV。グラビアなどでは、毎回美しいビジュアルを披露しているが、時にはどこか儚さに似た雰囲気を漂わせる。
特に『피 땀 눈물(血 汗 涙)』活動時の金髪のVは、妖艶な姿を見せ、ファンからヴァンパイアのようだとも言われた。
2015年に行われたHalloween Partyでは、かわいらしいヴァンパイア姿も披露している。
SEVENTEENのジョンハン
次は、2019年に発売した『Fear』のMVの中で、人間離れした美貌が話題を集めたSEVENTEEN(セブンティーン)のジョンハン。
普段から、王子様のようなキラキラした美しさを見せるジョンハンだが、MVではまた違う、儚さをまとう美しさを見事に披露している。
まさに”退廃美”という言葉がぴったりの人物ではないだろうか。
VIXX
続いては、2012年デビューしたVIXX(ヴィックス)。
彼らは、2013年1月に発売した『다칠 준비가 돼 있어(傷つく準備ができてる)』で、ヴァンパイアの姿に挑戦した。
ヘアカラー、カラーコンタクト、ネイルに至るまで、徹底したこだわりを見せたVIXXは、斬新でダークなヴァンパイアコンセプトで人気が爆発した。
神話(SHINHWA)
長きに渡りK-POP界をけん引してきた神話(SHINHWA)も、過去にヴァンパイアになっている。
神話は、2012年に発売したアルバム『THE RETURN』で、現代風のヴァンパイアをコンセプトにしたビジュアルを披露した。
赤い衣装に身を包んだメンバーは、十字架を持ち、大人でクールなヴァンパイアに変身した。
BIGBANG G-DRAGON
最後は、どんなに派手で奇抜なファッションも着こなしてしまう、BIGBANG(ビッグバン)のG-DRAGON(ジードラゴン)。
2012年に発売したアルバムタイトル曲『MONSTER』のMVでは、ヴァンパイア風メイクを披露している。
スモーキーメイク、赤い髪に角が生えたようなスタイリングは、G-DRAGONの魅力をさらに引き出し、話題を集めた。
(構成:酒井知亜)
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