- 2023年デビューのK-POPボーイズグループについて、韓国メディアが大きな期待を寄せているという。
- 大手芸能事務所からから男性グループのデビューが予定されており、これを“第5世代”のワードを用いて盛り上げている。
- しかし、K-POPファンの反応はイマイチのようで‥。
2022年のK-POPは、女性新人アイドルグループの台頭が目立った。

デビュー以降、発表した楽曲が全てヒットしているIVE。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

デビュー序盤にメンバー再編成に見舞われるも、それを凌駕する活躍を見せているLE SSERAFIM。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
とりわけIZ*ONE(アイズワン)に所属していたメンバーが、新たなグループに属して再デビューしたことも、大きな要因だろう。
アン・ユジン、チャン・ウォニョンが属するIVE(アイヴ)、宮脇咲良、キム・チェウォンが加わったLE SSERAFIM(ルセラフィム)は、結成が決まってからこと話題に尽きることがなく、“モンスター新人”とまで呼ばれたほど。
そして、JYPエンターテインメントからデビューしたNMIXX(エンミックス)、SМエンターテインメントから、HYBE傘下のレーベル代表となったミン・ヒジンが手掛けたNewJeans(ニュージーンズ)、『Girls Planet 999:少女祭典』から誕生したKep1er(ケプラー)、日本人メンバーTSUKI(ツキ)のダンスが話題となったBilllie(ビリー)など、互いに競い合うかのようにK-POP界を盛り上げた。
こうして間もなく2022年が終わろうとする中、2023年のK-POP界アイドルデビューについて注目が集まっている。
K-POP業界的では、男女グループが交互に盛り上がりを見せると言われているそうで、この法則で言えば、2023年には男性グループの勢力が強まってくることになる。

番組オーディションから誕生したKep1er。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
現に韓国メディアでは、早くも“第5世代”というワードが浮上し始めているという。
その根拠として、2023年にはSМエンターテインメント、JYPエンターテインメント、HYBE系列のレーベルから、男性新人グループがデビュー予定だと言われているため。
加えて、Kep1erが誕生した『Girls Planet 999』の男性版をはじめ、CLASS:y(クラッシー)を生み出した『放課後のときめき』、日本で爆発的人気を博しNiziU(ニジュー)が結成された、JYPのオーディション番組『虹プロジェクト』の男性版が控えているからだ。

『放課後のときめき』で選抜されたCLASS:y。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
こうしてメディアが、“第5世代”を語ることになったのは、常にイシューとなっていたBTSの兵役問題がひとまず収束を見せ、12月にジンが入隊し、以降メンバーが順次入隊することを、所属事務所が公式に発表したこともあると見られる。
もちろん、ここから第4世代と呼ばれているアイドルも、変わらず勢力的な活動を見せることは間違いないのだが、メディアは常に“新しい話題”を求めるがゆえ、“世代交代”という言葉を用いて新しい風を起こそうとするのは、性質的に仕方のない面もある。
とは言え、まだ見ぬ世代についてのニュースを目にしたネットユーザーや、K-POPファンの反応はイマイチだ。

グループ最年長のジンが入隊するも、ファンの熱は冷めやらない!(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
BTSのファンの反応をSNSなどで見てみると、
「BTSが生み出して来た“新記録”の壁が高すぎるから‥」
「恐らく彼らは、かなりのコンテンツをストックしてるはず」
「メンバーの個人活動を追っているうちに、ジン君が除隊しそう(笑)」
「たぶん彼らは“*軍白期”だなんて思ってないんじゃないかな」
*軍白期:入隊することで、活動が一次的に中断されている期間のこと、空白期とも言う
など、ソロ活動に入ってもBTSそのものの熱が下がる様子は見せていない。
そして、2022年にデビュー10周年を迎え、来年にはカムバックすることを匂わせ始めたEXO(エクソ)ファンも、黙ってはいない。

EXOがいよいよカムバック?(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
彼らが築いてきた記録も相当なもので、現在もおそらく同じだけファンが存在していると思われる(下記記事に、一部だが当時の記録を記述しているので、ご参考までに)。
(関連記事)4/8 祝・デビュー10周年!’EXO沼’にハマったきっかけをファンに聞いてみた
2月にはメインボーカルの一人、ベッキョンが除隊。そして、近くマンネ(末っ子)ラインのカイとセフンが入隊することを考えれば、今回のカムバックへの力の入れ方はかなりのものではないかと予想される。
そして今年は新人ガールズグループに加えて、少女時代やKARA(カラ)のカムバックも、大きな盛り上がりを見せた。
これだけベテラン勢の力も無視できないがゆえ、もちろん大きな期待を寄せつつも“第5世代”という皮算用は、K-POPファンにはまだピンとくるものではないワードのようだ。
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