元ナイトクラブダンサー、東方神起 ユンホの幼なじみ、そしてK-POP界指折りの振付師 チェ・ヨンジュン‥彼が振り付けを担当したアーティストと楽曲を振り返ってみる。

歌・ビジュアル・パフォーマンスがすべて揃ってこそ出来上がるK-POPミュージック。現在のK-POPブームを作ったのは、その3つのうちで”パフォーマンス”だと言っても過言ではない。J-POPでは、あまり見られなかったハイレベルなパフォーマンス。K-POPアイドルが新曲をリリースするたび、Youtubeには海外ファンのリアクション動画やカバーダンスが多くアップされる。そんな憧れのパフォーマンスを作る振付師とアイドルグループとの出会いはとても重要だ。

tvNバラエティー『ソウルの田舎者』の出演を機に、再注目されている振付師のチェ・ヨンジュン。実はK-POP界屈指の振付師で、東方神起(TVXQ)のユンホと幼なじみだという。

東方神起ユンホの幼馴染チェ・ヨンジュン

プデュのヨンジュン先生(写真上)はユンホの幼なじみだった!(写真提供:©スポーツ韓国、画像出典:tvN『ソウルの田舎者』)

今回はアイドルたちから「ヨンジュン先生」と呼ばれ、親しまれているチェ・ヨンジュンについて紹介する。

チェ・ヨンジュン

チェ・ヨンジュン(画像出典:チェ・ヨンジュンInstagram)

チェ・ヨンジュンは、SEVENTEEN、Red Velvet、宇宙少女(WJSN)、神話(SHINHWA)など、様々なアイドルグループの振り付けを担当し注目を集め、世間ではMnetのオーディション番組『プロデュース101』シリーズの、ダンストレーナーとして有名だ。また、今年初めに自身のYouTubeチャンネル『振付師チェ・ヨンジュン』を開設、芸能界で働くダンサー、振付師、アーティスト関連の映像をアップロードし、人気を集めている。

彼が振り付けを担当した楽曲は、最近では2019年Mnetのオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』から生まれた、11人組男性グローバルボーイズグループJO1の『無限大』『Running』『OH-EH-OH』や、SEVENTEEN『Don’t Wanna Cry』『Good To Me』、日本2ndシングル『舞い落ちる花びら(Fallin’ Flower)』、MONSTA X『Jealousy』、宇宙少女(WJSN)『BUTTERFLY』、IZ*ONE『HIGHLIGHT』、神話(SHINHWA)『This Love』『標的』、TWICE『Likey』、Produce48『PICK ME』、ハ・ソンウン(元Wanna One)『Get Ready』、珍しいところではEXO『Diamond』など、プデュ関連の楽曲はもちろん、あげればキリがないほど多くのアーティストの振り付けを担当している。

チェ・ヨンジュンとユンホ

幼き頃のチェ・ヨンジュン(左)とユンホ(右)(画像出典:tvN YouTube動画キャプチャー)

今でこそ、K-POP界屈指の振付師として名前が知られているが、20代の頃は、ナイトクラブのダンサーとして生計を立てていたそうだ。そしてトップアイドルグループ、東方神起のユンホとは故郷、光州の幼なじみで、昔B.O.Kというダンスチームを作って一緒に踊っていたという。

名を馳せたきっかけとなったのは、2015年にリリースされた神話(SHINHWA)の12枚目のアルバムタイトル曲『標的』だった。口笛から始まるイントロから最後のエリックのラップまで、1本の短い映画を観るように目が離せない楽曲だ。メンバー6人の個性を生かしたダンスと、歌の魅力がすべて生かされたパフォーマンスを作ったのが、チェ・ヨンジュンだった。そこからさらに、振付師として様々なアーティストにダンスを提供するようになっていった。

また、いつもは裏方の振付師だが、元Wanna Oneのメンバー、ハ・ソンウン3枚目のミニアルバム『Twilight Zone』リリース記念のオンラインショーケースを行った際は、一緒にステージに立ち、バックダンサーとして踊ったこともある。

2019年には、大韓民国芸術文化人大賞の振付師部門で受賞を果たしたチェ・ヨンジュン。K-POPブームが再燃している今、まだまだアイドルは増え続け、そんなアイドルを裏で支える振付師の仕事が、なくなることはないだろう。これからも素晴らしいパフォーマンスで、アイドルの存在感を引き出してほしいと思う。


(動画出典:tvN)



東方神起

東方神起(TVXQ)は、チャンミン、ユンホによる韓国出身の男性デュオ。
レコード会社兼芸能事務所のSMエンターテインメントに所属し、韓国や日本を中心に活動している。
2010年までは5人組ボーカルグループで活動していたが、2009年7月メンバーのうちジェジュン、ユチョン、ジュンスの3人が所属事務所に対する専属契約効力停止の訴訟を起こし、5人での活動が無期限休止され、翌2011年1月のカムバック以降はユンホ、チャンミン2人で活動している。

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