- K-POPが”売れている”指標を示す用語はますます多様化している。
- 用語があまりに複雑なので読み飛ばしがちだが、アーティストやファンにとっては生命線とも言える大切な指標。
- 今回はよく使用される用語「PAK」「RAK」について分かりやすく解説。

音楽の楽しみ方が多様化(画像出典:Pexels)
K-POPに関するニュースを見る際に「PAKを獲得した」「RAKを達成した」という表現を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
音楽を取り巻く環境が目まぐるしく変わる状況の中で、SNSなどではK-POPに関する新しい造語や略語が日々量産されています。
何か素晴らしい記録のようだということは雰囲気から感じ取れても、いちいち深く考えないという場合もあるでしょう。
音楽のサブスクリプションサービスの登場によって、アーティストや楽曲を評価する指標は「CD売上枚数」だけでは無くなりました。
つまり、どの楽曲が”売れた”と言えるのかが以前よりも複雑化したのです。
用語が増えたということは、音源が”売れた”かどうかを測る指標そのものが増えたとも言えます。
なぜK-POP界では音源成績が重要なのか
実際のところ、音楽そのものが楽しめれば音源成績には興味が無いという人も多いのかもしれません。
しかしアーティスト達にとっては、今後の活動に直結する大切な指標となる場合もあるようです。
韓国で2009年7月に発表された「芸能人標準契約書」によって、芸能人と所属事務所の専属契約の期間は最長『7年』までという内容が定められました。
歌手の場合は明確な制限は無いものの、7年を過ぎれば契約解除を主張できるようになります。
もちろんこれはアーティストを守るための仕組みであり、当人達が望めば再契約をして活動期間を延ばすことも可能。
(関連記事)魔の’7年目のジンクス’はもう昔話? K-POP界の新しいトレンドとは
しかし、それが出来るのはあくまでも”売れている”アーティストの話。
実際は”7年目”までに一定の音源成績を残せなければ、待っているのは結局のところ『魔の7年』です。
7年を待たずして事務所から活動できる環境を用意されなくなり、実質活動休止状態になるアーティストも。
そんなアーティスト達にとって、7年という期間は長いようで短いとも言えます。
だからこそ、音源成績はアーティスト達にとっての”生命線”。
活動を続けてほしいと思う日本のファンにとっても、一喜一憂する要素となっているのです。
RAKとは
『RAK』とは『リアルタイム・オール・キル(Real Time All Kill)』の略語。
楽曲を対象にした、ランキングチャートに関する用語です。
Melon、genie、FLO、Bugsという韓国の主要な4つのデジタル音源配信サービスの、全ての『リアルタイムチャート』で1位を獲得することを言います。
リアルタイムチャートとは、直近1時間の利用量ランキングチャートのことを指しています。
genie、FLO、Bugsの3つのサービスは、現在でもこの1時間ごとのランキングを出しています。
しかし最大手のMelonでは2020年にこの制度を廃止。
これはランキングを上げたい楽曲を再生し続ける『スミン(ストリーミングの略語)』と呼ばれる行為が過熱し、正確なランキングが出せなくなることを防ぐためとされています。
現在Melonでは、直近24時間の利用量と、直近1時間の利用量を50%ずつで算出した『TOP100』というランキングが『リアルタイムチャート』として使用されています。
PAKとは
『PAK』とは『パーフェクト・オール・キル(Perfect All Kill)』の略語です。
これを達成するには『RAK』に重ねて、さらに難易度の高い条件が必要になります。
まずひとつは、対象の楽曲が各デジタル音源配信サービスのデイリーランキング(日間チャート)で1位を獲得すること。
これにより、先述の4つのデジタル音源配信サービスに加え、YouTube Music、VIBEが条件に加わります。
次に『iChart』のウィークリーランキング(週間チャート)の1位と、1時間ごとのリアルタイムチャートの1位を同時に獲得すること。
これが『PAK』の達成条件です。
『iChart』は先述した6つのサービス(2023年4月現在)での成績を、独自のポイント換算でランキングにした総合音楽チャート。
この『iChart』が付ける『PAK』マークは、何かの公認を受けているものではありませんが、獲得する難易度が非常に高いため、楽曲の人気を評価するひとつの指標となっています。
この『PAK』が獲得できれば、間違いなく”売れている”楽曲だと証明することが出来るでしょう。
PAKを達成したアーティスト

IU、BTS、Newjeans(画像出典:公式インスタグラム)
では、これまで『PAK』を達成したのはどのようなアーティストだったのでしょうか。
『iChart』のサービスが開始したのは2010年。
初めて『PAK』を達成した楽曲は、IUと2PMスロンのデュエット曲『잔소리(チャンソリ)』でした。
IUは、2010年からこれまでの間に21もの楽曲で『PAK』を達成しており、これは次に続くBIGBANGの7曲と比較しても随一の楽曲数といえます。
IU『잔소리 (With 2AM 슬옹)』(動画出典:MBCkpop)
そして最近のPAKに関するトピックといえば、それまで圧倒的首位をキープしていたBTSの『Dynamite』のPAK達成回数記録を、超大型新人NewJeansが破ったこと。
2022年12月19日にリリースされたNewJeansの『Ditto』は、2023年2月1日、それまでのPAK歴代最多達成回数だった『Dynamite』の611回という記録を塗り替えました。
その後、IVEの『Kitsch』が4月3日にPAKを達成するまでの間、655回まで記録を伸ばしました。
この『Ditto』の655回は、現在もPAKの歴代最多達成回数記録を守っています。
NewJeans『Ditto』Performance Video(動画出典:NewJeans公式YouTube)
もはや誰にも破ることは出来ないだろうと思われていたBTSの記録。
しかもそれを破るのがデビュー1年未満の新人アイドルだとは、誰も予想できなかったでしょう。
今度こそ誰も破ることは出来ないだろうと思っていても、いずれまたそれを破る者が出てくるのがK-POPの醍醐味とも言えます。
編集部おすすめ記事
-
BIGBANG SOL、ATEEZら登場!今週(7/27~)のK-POP日本テレビ出演情報8選
-
NCT 127、デビュー10周年を飾るアルバム「BLINGY」でカムバック!One Teamとしての強い結束
-
SEVENTEEN ドギョム&バーノン、兵役日程を発表!入隊前まで予定活動を継続
-
BTS「Butter」MVが11億回再生突破!グループ通算7本目の快挙
-
ENHYPEN、新ミニアルバム「THE SIN : BLISS」プレビュー解禁!多彩なジャンルとナレーションで世界観を構築
-
VAYONN マサト&マノ「THE SHOW」スペシャルMCに抜てき!爽やかな魅力で進行に挑戦
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
564万人が笑って涙したチョ・ジョンソク主演映画「世界で最後の愛しい娘!」11/13日本公開決定!
-
8/29 Netflix配信決定「フォーハンズ」、ソン・ガン×イ・ジュニョン青春ポスター公開!
-
2時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
イ・ミンジョン、新作「分かった、離婚しよう」で現実味あふれる夫婦ドラマに挑戦!
-
VAYONN マサト&マノ「THE SHOW」スペシャルMCに抜てき!爽やかな魅力で進行に挑戦
-
19時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
NouerA、4thミニアルバム「.exe」ショーケースに出席!(PHOTO16枚)
-
AND2BLE キム・ギュビン、雑誌「COSMOPOLITAN」で爽やかな青春ビジュアルを披露
-
20時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
BTS「Butter」MVが11億回再生突破!グループ通算7本目の快挙
-
20時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
イ・ジョンウン&コン・ヒョジンら、韓国映画「慶州紀行」制作報告会に出席!(PHOTO16枚)
-
【月韓スケジュール】「冬ソナ」日本特別版が早くも登場!8月BS・CS放送 韓国映画(全109選)
-
【Danmee推し度調査】Netflix配信中!パク・ウンビン主演韓ドラ「恋は命がけ」88%超で1位に
-
23時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
SEVENTEEN ドギョム&バーノン、兵役日程を発表!入隊前まで予定活動を継続
-
「エージェント・キム」最高視聴率27.1%で完走!7月第4週 韓国ドラマ視聴率ランキング
-
BIGBANG SOL、ATEEZら登場!今週(7/27~)のK-POP日本テレビ出演情報8選
-
NCT 127、デビュー10周年を飾るアルバム「BLINGY」でカムバック!One Teamとしての強い結束
-
ファン・ジョンミン主演映画「HOPE」公開2週で観客動員300万人突破!
-
ENHYPEN、新ミニアルバム「THE SIN : BLISS」プレビュー解禁!多彩なジャンルとナレーションで世界観を構築
-
韓国×日本の豪華コラボが続々!2026年下半期放送 注目の日韓共演ドラマ6選
-
一度で二度おいしい!来週(7/27~)放送開始 ファンタジー×ロマンス韓国ドラマ3選
-
ホ・ナムジュン、デビュー7年目で初のファンミ開催!先行販売が全席完売
-
SEVENTEEN ドギョム、「恋は命がけ」OST第2弾に参加!切ないロックバラード披露
-
「Missホン」チョ・ハンギョル、新事務所RINGCOMSへ移籍!新たな飛躍に期待
-
コン・ヒョジン、ヒーロー作品のよう・・新ドラマ「人妻キラー」ワーキングマザーに変身
-
BTOB イ・ミンヒョク、収録曲「KO」ビジュアライザー解禁!圧倒的な存在感を披露
-
“彼氏ドル”BOYFRIEND、15周年で完全体来日!ファンコンサート「RE・ENGINE 再動」開催決定
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
NCT ドヨン&キム・ミンハ ‘Fallin” MVU-KISS スヒョン ‘The Soju Fairy’ choleograph movieTWICE ‘Talk that Talk’ Choreography Video (Moving Ver.)miss A出身 Min ‘Hit Me Up (ft. JMIN)’ MVWanna One出身 キム・ジェファン ‘BACK THEN’ MVONEUS ‘Same Scent’ MVDUSTIN ‘CRAZY’ MVNU’EST ベクホ ‘Savior’ MV




ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。