日本でも配信され、K-POPファンの関心を集めた韓国のアイドルオーディション番組、SBS『LOUD:ラウド』。最年少参加者としてデビューを決め、注目を浴びた日本人メンバーコウキのデビューが白紙に戻されたようだ。これに対し、ネット上では「コウキの夢を踏みにじった」などの意見が上がり、厳しい声が集まっている。

2021年、日本でも配信されK-POPファンの関心を集めた韓国のオーディション番組、SBS『LOUD:ラウド』。

JYPエンターテインメントの創設者パク・ジニョンとP NATIONの創設者PSY

SBSのサバイバルオーディション番組『LOUD:ラウド』(画像出典:SBS LOUD公式Instagram)

当時12歳の日本人少年、コウキは同番組に出演し、抜群の実力を披露した。

そのポテンシャルが認められ、同年9月10日に、歌手兼プロデューサーのPSY(サイ)が手掛ける、*P NATION初のボーイズグループのデビューメンバーとして抜擢される。

*P NATION(ピーネイション):『江南スタイル』で一世を風靡したPSYが創設した芸能プロダクション

しかし、4カ月の時を経た現在、コウキのデビューは白紙に戻されたようだ。

12歳という年齢でデビューを決めたコウキ

12歳(日本年齢)という年齢でデビューを決めたコウキだったが‥。(画像出典:SBS LOUD公式Instagram)

本日(1月24日)、P NATIONは公式SNSを通して「コウキ君の今後について」という告知文を掲載。その内容は以下(抜粋)となる。

コウキ君は、『LOUD:ラウド』放送後、誠実に熱情的な姿勢でトレーニングとデビュー準備を並行してきた。

このプロセスで、本人のパフォーマンスに似合うボーカルとラップ整備のため、一定の時間が必要だという結論に至った。

コウキ君本人と保護者、そして当社はより準備を重ねファンの前でお披露目したいという希望と目標に合意し、長考の末デビューを見送り、その後の未来を一緒に描くことになった。

当社はコウキ君が今後も成長していけるよう、体系的且つ集中的なトレーニングを含む、全てにおいて全面的に支援していく。

今回は残念ながらデビューを見送ることになったコウキ。実は、彼のデビューに対する憂慮は、『LOUD:ラウド』でデビュー組に選抜された時から囁かれていることだった。

『LOUD:ラウド』のP NATIONデビュー組

『LOUD:ラウド』のP NATIONデビュー組。(画像出典:SBS『LOUD』公式HP)

韓国の音楽ファンの心配は、やはりその年齢にある。

日本で『*青少年健全育成条例』という条例があるのと同じく、韓国では満15歳未満の青少年の放送出演を制限する『大衆文化芸術産業発展法』という法律が存在しているため、満15歳未満の青少年は午前6時から午後10時までしかテレビに出演できない。

*青少年健全育成条例:18歳以下は、午後11時から午前4時の間は外出できない。

また、語学への懸念も。韓国を中心に活動するためには、韓国語を駆使しなければならない。トレーニングやデビュー準備に加えて、語学の勉強をするのは、12歳の少年にはあまりにも過酷なスケジュールである。

今回、コウキのデビューが見送られたというニュースを受け、韓国ネットでは「だよねー」「無責任すぎる」「最初から選抜メンバーに選ばなければよかったのに」「まだ12歳なのにかわいそう」と、P NATION側を批判する声が多く寄せられた。

中には「コウキは”客寄せパンダ”だったねー」「番組(『LOUD』)の話題を総なめにしていたからね‥落としたくなかったはず」「コウキの夢を踏みにじった」という声も。

その一方、「葛藤はあったけど、早い段階でデビューを見送ったのは適した判断」「コウキがかわいそうだけど、マイナス要素を抱えてデビューさせられるよりはマシ」という反応も寄せられている。

また「今後、オーディション番組は参加可能年齢を制限しないと」と、今回の事態を教訓に、未成年者のオーディション参加を見直すべきだという主張も登場した。

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