PRODUCEシリーズの投票操作疑惑の浮上とともに活動を中断していたIZ*ONE(アイズワン)。彼女たちの活動再開の知らせに沢山のファンが喜びの声を挙げている一方、活動期間を延長する可能性があるのではないか、という声が聞かれている。

IZ*ONE(アイズワン/ハングル 아이즈원)が帰ってくる。
昨年11月7日PRODUCEシリーズの投票操作疑惑の浮上とともに’11月11日のカムバックを延期する’と発表され公の場から姿を消したIZ*ONEが、2月に芸能界復帰をする。

活動再開を予定している日韓ガールズグループIZ*ONE

活動再開を予定している日韓ガールズグループIZ*ONE(画像出典:Twitter)

早くもIZ*ONEファンコミュニティーでは、多分に期待が込められた意見を呈する人をちらほら見かける。
休んだ期間があっただけに「その分IZ*ONEとしての活動期間を延ばさないとならない」という意見から「まだPRODUCEシリーズの操作疑惑が完全に晴れていないから、無理しないほうがいい」という意見まで実に様々だ。

限られた活動期間というハンディキャップを持っているアイドルグループであるだけに、活動期間延長という話題はIZ*ONE活動中にずっと付きまとうだろう。

一部のファンは、今回のPRODUCEシリーズ疑惑と関係なく’自生’のために活動期間を延長する可能性があると’興味深い主張’をしている。

所属事務所の、’オフィシャル’が付く情報でもなければ、芸能関係者の信憑性ある情報でもないが、常にIZ*ONEのことを第一に考えるファンの意見なので紹介する。

彼らが主張する’自生のため活動延長’には、二つの先輩アイドルグループの’解散後の現在’への考察が用いられる。

PRODUCEシリーズの先輩 -WannaOne

2017年6月17日に結成されたWannaOne(ワナワン/デビューは8月7日)は、公式活動期間が終了する2019年1月27日を持って解散となった。

WannaOneも解散の前に活動期間延長について何度か関係者らが集まり議論を重ねたが、熟考の末解散が決まったと伝えられる。

WannaOneという、春秋に富むアイドルグループが解散という選択をした背景には’ソロでも売れる自信’と’関係者らの利害衝突’があったと推測される。

個人差はあるが、メンバー個々の確固たるファンダムも出来て、CJ E&M(PRODUCEシリーズ制作)とマネジメントを担当するYMCエンターテインメントに持っていかれる50%の収益も勿体なかっただろう。

実際に解散後、各メンバーはWannaOne活動中に手に入れたファンダムである程度の人気と収益を保障されている。

多くのアイドルファンは、このような解散後でも無難な再スタートが出来た理由について「ボーイズグループだから可能」と口を揃える。

PRODUCEシリーズの先輩 -I.O.I

国民的オーディション番組’PRODUCEシリーズ’の序幕を告げた’PRODUCE 101 シーズン1′
同番組が輩出したI.O.Iも2017年1月31日を持って公式解散となった。

後に登場したWannaOneに劣ることのない高い人気を誇ったI.O.Iも、公式解散に先立ちファンから’延長要求’があったが、名残惜しい解散には前述した’自信’と’利害衝突’があったとみられる。

しかし、カン・ダニエル、パク・ジフン、イ・デフィ、キム・ジェファンなど解散後も見事に芸能界で存在感を放つWannaOneメンバーとは違い、現在I.O.I出身で際立つ人気を博しているのはCHUNGHA(チョンハ)のみ。

CHUNGHAもI.O.Iの’卒業証書’を踏み台に芸能界安着に成功したが、I.O.Iの’卒業証書’が人気のギャランティーにはならなかった。むしろしっかりした歌唱力やダンスの実力を元に彼女自身の力で勝ち取った人気である。

上述したように、メンバー個人のファンダムが出来やすいボーイズグループとは違い、ガールズグループは容易ではない。

IZ*ONEのメンバーらは、I.O.Iという先輩であり反面教師である存在を通じて、解散後個々となったらIZ*ONE時代ほどの人気を謳歌することが難しいと悟っているかも知れない。

特にIZ*ONEは、メンバー同士の人気の格差が大きくなく、올팬(All Fan)が多い代表的なアイドルグループであり、K-POPの巨大マーケットの一つである日本でTWICEの牙城を脅かす競合ライバルとしてのポストも固めているグループとして解散を先送りする可能性が高いと予測される。

ファンは、I.O.Iが再結成に乗り出そうとした(2019年)のも、解散が正解ではなかったことを身をもって痛感したためだと裏付けする。

しかし、時間の経過とともにメンバー同士の人気の格差が生まれると話が変わるかも知れない。
なお、所属事務所がそれぞれ違う’胎生の限界’による不協和音も心配の材料であり、いつまでもCJ主導下で少ない収益を配分するという立場も’芸能人商売’をする事務所としては好ましくないのだ。

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現時点でIZ*ONEの活動期間延長を論じるのは時期尚早であるかも知れない。

しかし、PRODUCEシリーズの操作疑惑により活動休止を余儀なくされたIZ*ONEに対する3ヵ月間の恋しさと切ない気持ちを味わったファンは、いずれ訪れる’解散の日’への恐怖を語らざるを得なくなった。

来てほしくないその日への’心の備え’をするファンの気持ちが伺えるようだが、活動延長の可能性言及にとどまる現像の虚しさのあまり白黒つ付けなさいと呼びかける必要はない。
活動休止期間中一度はアイドルとしての夢をあきらめかけていた彼女らが、より逞しく成長しいつものように明るい笑顔でステージに立つことを期待してみる。

IZ*ONE(アイズワン)

IZ*ONE(アイズワン / ハングル 아이즈원)は、韓国と日本合同のグローバルガールズグループである。
2018年に韓国の音楽専門チャンネルMnetで放送された日韓合同オーディション番組「PRODUCE 48」を通して、韓国の芸能事務所に所属する練習生57人、日本のAKB48グループに所属するアイドル39人、総勢96人の練習生から、韓国の視聴者投票で選ばれた12人のメンバーによって結成された。

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