第4世代アイドルの人気をリードする、アイドルグループの1つであるITZY(イッチ)がカムバックした。

5thミニアルバム『CHECKMATE』でカムバックしたITZY(画像出典：ITZY公式FaceBook)

ITZYは本日(7月15日)、10カ月ぶりとなる新譜(ミニアルバム)『CHECKMATE』を発表。最近、欧米チャートで躍進しているだけに、そのさらなる進化が注目を集めている。

同アルバムのタイトル曲『SNEAKERS』に、ITZYが込めた意気込みは、”アップグレード”。まさに、世界の音楽ファンへ”進化”を見せつけるような楽曲に仕上がっている。

また、韓国では”ガールズグループとして、真の実力が問われる”とされる、サマーシーズンにカムバックしたことにも、その本気度を覗かせた。

夏は、女性アイドルの伝統的な”争いの場”である。夏を制する者こそが、その年の主要タイトルや、話題性を独占するからだ。

今夏は、少女時代(SNSD)やBLACKPINK(ブラックピンク)、TWICE(トゥワイス)など、名だたるアイドルが出撃を予告。加えて、aespa(エスパ)もカムバックした。

ITZYも、このスター揃いの(韓国メディアの表現を借りれば)”カムバック大戦”への参戦が決定。そして本日、新曲『SNEAKERS』で本格的なレースを開始したのである。

新曲『SNEAKERS』は清涼なエネルギーと軽快なビート、そして、誰もが思わず口ずさみたくなる中毒性あるリズムが、最大の武器だ。特に「Put my sneakers on～」から始まるリフレーンは、曲が終わっても耳に残るほど。

ITZYの新曲『SNEAKERS』韓国の音楽ファンの反応とは？(画像出典：ITZY公式FaceBook)

では、この曲に対する韓国の音楽ファンの評価はどのようなものだろうか。

以下は、その反応(出典：theqoo)。

「今までの曲の中で最高！」

「この曲こそがITZYって感じだね！ 期待を裏切らない」

「最初は地味な印象だけど、2～3回聴くとハマってしまう」

曲の構成が地味という意見に対しては、

「欧米市場で実績を残すためには、10代の趣向に合わせる必要があるから、”分かりやすい曲”にしたのでは？」

「サビの部分は、TikTok(ティックトック)を意識した感じだね。TikTokでBGMとして使われたら、グローバル知名度も一気に上がるし‥」

「00年代に流行っていたポップソングの感じが少しして、すごく気に入った！」

「分かりやすくてウキウキする曲は、大衆(韓国国内)の反応も良いよ。音源チャートでロングランになる予感」

「aespa、BLACKPINK、TWICE‥その中で生き残るためには、大衆性のある曲で勝負に挑むしかないよね」

一方で、「ITZYの追求する音楽とコンセプトがぼやけていく‥」「コンセプトに一貫性がない」「何だか中途半端な感じする」などの、苦言も寄せられている。

JYPエンターテインメントによると、『CHECKMATE』の事前注文は70万枚を突破し、自らの持つ記録を更新したという。

本日、満を持してサマーシーズンのレースでスタートを切ったITZY。果たして念願の”サマークイーン”の称号は、手に入れられるだろうか。

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