- 2月10日の朝、HYBEがイ・スマン氏の所有する株全量を買収し、SMの大株主となったと報じられた。
- 一部からは、HYBEのSM買収により“1強2弱”とも囁かれている。
- K-POP界におけるIP拡張、及びプラットホーム事業の重要性とは・・。
HYBE(ハイブ)が、K-POP界の勢力図を再編するのだろうか。
![SMの買収に乗り出したHYBE](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2021/05/tp-hybe-debut2.jpg)
SMの買収に乗り出したHYBE(画像出典:HYBE)
SМエンターテインメント(以下、SM)は、創業者であり大株主であったイ・スマン氏と、同社の共同代表を務めるイ・ソンス氏とタク・ヨンジュン氏の対立による内紛が続いていた。その状況が急変したのは、2月10日の朝である。
HYBEがイ・スマン氏の所有する株全量を買収し、SMの大株主というポジションについたのである。
(関連記事) イ・スマンはなぜHYBEに株を売却したのか・・焦りの背景にあるSMアイドルの躊躇
一部の韓国メディアは「HYBEがイ・スマン氏の白騎士となった(救いの手を差し伸べた)」と報じたが、厳密にいうと、HYBEがただ最も簡単な方法でSMを手に入れただけなのだ。
![HYBEに自身が持つ株を全量売却したイ・スマン氏](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2021/08/sh-leesooman-smetn2.jpg)
HYBEに自身が持つ株を全量売却したイ・スマン氏(画像出典:SMエンターテインメント)
SМの共同代表とカカオ(Kakao)連合は、HYBEへの反撃準備に拍車をかけているが、もしこのままHYBEの思惑通りになれば、“K-POP*ビッグ4”を担う2社が、ファミリーとなる。
*K-POPビッグ4:HYBE、SM、JYPエンターテインメント(以下、JYP)、YGエンターテインメント(以下、YG)
2月10日、韓国経済(www.hankyung.com)は「SMを手に入れるためなら、何でもやる‥HYBE VS カカオ戦争、開戦」という見出しで「(現在の状況は)HYBEが有利。HYBEがSMを手に入れれば、時価総額は11兆ウォン(約1.1兆ウォン)を超える、マンモス企業が誕生する」と、HYBEに軍配が上がるとの見解を示した。
またK-POP業界やファンの間では「現在のビッグ4が“1強2中”になる」と、HYBE+SMが1強、YGとJYPが2中になるという予測も。
しかし、一部からは“1強2弱”とも囁かれており、その内訳は、
・1強:HYBE+SM
・2弱:JYP、YG
となっている。
![JYPエンターテインメントの首長 パク・ジニョン](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2021/08/tp-jypark-loud-640x1024.jpg)
JYPエンターテインメントの首長 パク・ジニョン (写真提供:©TOPSTAR NEWS)
「YGとJYPが弱小に?」と首をかしげる人も少なくないだろう。
では、どうしてこのような見方が成り立つのだろうか。
確かに、人気と知名度を持つアイドルの保有数でいうと、“1強2中”が正しい。
しかし、IP(知的財産権)の拡張を支えるプラットホーム技術という側面で見ると、“1強2弱”になるのである。
HYBEが運営するプラットホーム『Weverse(ウィバース)』には、HYBE傘下レーベルのアイドルだけでなく、YGのアイドルも参加している。
またSMが運営する『bubble(バブル)』には、自社アイドルの他にJYPやFNC、Jellyfishのアイドルが参加。HYBEとSMを合わせると、K-POPアイドルの90%以上になり、名実ともに“1強”という地位を手に入れるのだ。
こうしてK-POP界におけるIP拡張、及びプラットホーム事業は、年々その規模と収益性が膨張路線をたどっており、その企業の将来性を推し量る、最も重要な材料となっている。
人気アイドルの“頭数”だけで企業の力を判断するのは、もはや時代遅れになったのだろうか‥。
HYBEが巨額の買収金を覚悟しながらも、わずか数日でSMの買収に乗り出した理由は、人気アイドルの獲得だけではなさそうだ。
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