4月8日、9日とラスベガス公演を成功裏に終えたBTS(防弾少年団)の対面コンサートだが、HYBEにある疑惑が浮上した。それは韓国メディアの記者を、100名ほど無料招待したというもので、これが本当ならば請託禁止法にあたる。果たしてHYBEの見解は‥。
BTS(防弾少年団)の所属事務所であるHYBEに、ある疑惑が浮上し議論に発展している。
ある韓国のメディアによると、BTSのラスベガス対面コンサート『BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE – LAS VEGAS』に、HYBEが韓国の記者100名招待し、その費用を全て負担したというもの。もしこれが本当であれば、請託禁止法違反にあたる。
違法性は?食い違う主張
また同メディアは、これに関連して「マスコミ各社の記者や役職員が、海外取材のために出張する場合、航空費、宿泊費などの費用は自費負担が原則」と説明し「招待側が負担した場合、請託禁止法違反で処罰される」と記した。
そしてこのニュースは韓国の大手オンラインコミュニティーに投稿され、様々な意見が交わされているようだ。
HYBEサイドは、韓国のメディアトゥデイに「法務チームの諮問を終えた事案であり、国民権益委員会に問い合わせ返答をもらった。オフィシャルな行事に、通常の範囲内で一律提供を行うことは請託禁止法違反ではない」と明かしたと伝えている。
しかし、国民権益委員会はこれに対して「一般的な質問に、言論的解釈の基準を提示しただけで、該当のものに対して見解を述べた事実はない」と発表。
互いの主張が食い違っている状態である。
「BTSに恥をかかすな」韓国ネットの反応
この事態に、多くの韓国ファンは憤りを禁じ得ない様子だ。
なぜなら、マスコミの汚職に敏感な韓国人の批判の矛先が、BTSに向けられるため。なおHYBE側が、これまで慎重な姿勢を見せていた”兵役優遇”についても「アーティストへの兵役優遇について、早期に議論を終えてほしい」と、韓国政治界に揺さぶりかけており、BTSに対する大衆の感情悪化を懸念する声も多数上がっている。
BTSへの兵役優遇を望むファンも、議論が滞っている状況を嘆きながらも「兵役に触れるのはタブーだよ」「HYBE側の*自充手か」と呆れた様子。
*自充手:囲碁でいう不利な状況を作る手を打つこと
また、新型コロナウイルス感染症が完全に収束していない状況で、検査費用まで出してマスコミ関係者の渡米を進めた事情や背景を推測する声も。
様々な憶測が飛び交っている中、1つ読み取れるのは、BTSに対する悪影響への強い懸念と、HYBEへの不信感である。
以下は、リアルタイムで上がっている韓国ファンの反応だ。
「お願いだから、BTSの顔に泥を塗らないで」
「100人の韓国マスコミ関係者を、海外コンサートに招待するのは異例中の異例」
「マスコミへの忖度としか思えない」
「HYBEのプロモーションレベルはこんなものだったんだ」
「ここまでくると、HYBEがBTSのアンチではないかと思ってしまう」
「BTSの入隊が早まる予感が‥」
「御用メディアを作るという印象を与えてしまったら、大衆は背を向けてしまうよ」
一方で、一部のネットユーザーは世界的な有名アーティストの海外公演や、ハリウッド映画の海外行事(試写会や授賞式)では、マスコミ関係者の便宜を図る慣例があるという指摘も。
それでも多くのファンは、「韓国企業による、韓国の法律違反という疑惑が浮上している。海外の慣例と比較するものではない」と、事案の深刻性を改めて強調している。
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
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