麻薬の投薬容疑で物議を醸していたファン・ハナ。宣告を受けたあと「ありがとうございます」と頭を下げて法廷を後にした..

歌手で俳優のパク・ユチョン(ハングル 박유천)の前恋人として知られているファン・ハナ(ハングル 황하나)が、懲役1年・執行猶予2年を宣告された。

ユチョン パクユチョン ファンハナ

判決を言い渡されたファン・ハナ(画像出典:YTN NEWS キャプチャー)

19日午前、水原(スウォン)地方裁判所刑事1単独イ・ウォンソク判事は、麻薬類管理に関する法律違反容疑で起訴されたファン・ハナに対して、懲役1年・執行猶予2年、追徴金220万560ウォン(約20万円)、保護観察40時間および薬物治療を宣告した。

イ判事は「被告人(ファン・ハナ)は知人と共にヒロポンを投薬し、向精神性医薬品を服用したが、売買は単純に投薬目的のために過ぎず、犯行を反省している点と、特別な犯罪の前歴がない点を考慮した」と伝えた。

さらにイ判事は判決の最後に「執行猶予の期間が終わった後、再び麻薬類の犯罪を犯せば実刑を宣告する」とし「再びこのような犯罪を犯してはならない」と付け加えた。

ファン・ハナはこの日、法廷に短い髪で薄緑色の囚人服を着て出席し、宣告を受けた後「ありがとうございます」と何度も頭を下げた。

ファン・ハナは2015年、ソウル・龍山区(ヨンサング)の自宅などでヒロポンを数回投薬した疑惑と、昨年4月向精神性医薬品であるクロナゼパムを処方箋なしに不法服用した容疑を受けている。

ファン・ハナは4月、入院中だった病院で逮捕されたのち、調査過程で以前の恋人であるパク・ユチョンと共に薬物を使用したと供述し衝撃を抱かせた。

特に今月10日に行われた結審公判では、最後の陳述中に嗚咽する姿を見せたファン・ハナ。

ファン・ハナは「過去の私の行動がとても悔しい。数ヶ月間留置場と拘置所の生活をして平凡な日常がどれくらい大切なことなのか感じている。人生の価値を考え直して治療をしながら社会に復帰したい」と語り涙を見せた。

今回の判決で、ファン・ハナは釈放されることとなる。

一方パク・ユチョンは、今月2日に懲役10ヶ月・執行猶予2年、追徴金140万ウォン(約13万円)と共に、保護観察および薬物治療などを宣告されて釈放された。

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