去る1月1日に配信された『SMTOWN LIVE 2022: SMCU EXPRESS@KWANGYA』で、初披露となったSMエンターテインメント所属の女性新ユニット、GOT the beat。攻撃的なヒップホップをベースに、強烈なサウンドを放つ新曲『Step Back』だが、歌詞が「ダサくて時代遅れ」という指摘に直面している。
昨年12月27日、SMエンターテインメント(以下、SM)が公開した”プロジェクト- Girls on TOP”。

SMエンターテインメントの新たなプロジェクト、”Girls on TOP”(画像出典:Girls On Top公式Facebook)
去る1月1日に配信されたコンサート『SMTOWN LIVE 2022: SMCU EXPRESS@KWANGYA』では、同プロジェクトのトップバッター(ユニット)であるGOT the beatのステージが披露され、世界のK-POPファンを熱狂させた。
GOT the beat、K-POPの女性アベンジャーズが誕生!
GOT the beatとしてステージに上がったメンバーの面々を見ると、BoA、テヨンとヒョヨン(少女時代)、スルギとウェンディ(Red Velvet)、カリナとウィンター(aespa)と、K-POPシーンを語るには欠かせない豪華すぎる女性アーティストばかり。既に人々は、この7人を”K-POPの女性アベンジャーズ”と称している。

“K-POPの女性アベンジャーズ”と称されているGOT the beat。(画像出典:Girls On Top公式Facebook)
この日、GOT the beatが披露した楽曲は『Step Back』。”SMサウンドの父”と呼ばれるユ・ヨンジンや、数々の人気アイドルのヒット曲を手掛けたライアン・S・ジューンに加え、海外の有名作曲家たちが参加して作りあげた同曲は、異議なしの”絶品”そのものだ。
攻撃的なヒップホップをベースに、強烈なサウンドを放ち、ベテラン-中堅-新鋭のボーカルとダンスのハーモニーは、まるで数年間一緒に準備してきたような高い完成度を誇る。
しかし、GOT the beatと『Step Back』に寄せられたファンの声は、称賛ばかりではない。一部のファンからは「歌詞がダサい」「時代遅れ」という、酷評も聞こえている。
問題の歌詞を見てみると‥
K-POPファンが問題視している歌詞(韓国語歌詞を直訳)は、
- どこをチラチラ見てるのよ(어델 어델 봐)
- よくも私を追い抜いたわね(누구라고 날 제껴)
- 黙ったほうがいいよ(입 닫는 게 좋을 걸)
- 嫌なら、かかってきてごらん(아님 어디 한번 기어 올라와 보던가)
- 適度に色目をあなたが使ってたんでしょう(엔간히 끼를 좀 끼를 좀 끼를 좀 네가 부렸겠니)
である。
では、この歌詞のどこが”ダサくて時代遅れ”と、ファンは反発しているのだろうか。
それは、歌詞全般が「理性(男性)を巡って女性が女性を見下したり、優越感を誇示している」と、現代を生きる”理想の女性像”に合っておらず、女性ファンに多大な不快感を与える内容であるためだという。
加えて、女性ファンをさらに躍起にさせた歌詞は他にもある。
- 男性って皆一緒よ(남자들 다 똑같아)
- 私が現れたら視線集中(내가 뜨면 시선집중)
- あちこちでフラッシュの洗礼(여기저기 플래시 터져)
すなわち”価値ある女性”の基準は、世の男性の視線を奪い、あちこちから写真を撮られる女性という表現が「男性中心であり、時代遅れである」と、糾弾しているのだ。
*****
“プロジェクト- Girls on TOP”ローンチに先立ち、”主体的に生きる女性”というコンセプトを打ち立てたSM。『SMTOWN LIVE 2022: SMCU EXPRESS@KWANGYA』での初披露の前には「世の女性のために、7人のアーティストが集まった」「いつも堂々と、自信を持って生きる女性たちに捧げる」という”公言”があった。
しかし、GOT the beatが歌った”主体的に生きる女性”は、好きな男性が他の女性に奪われないために、相手の女性を侮辱したり、挑発を繰り返す”短絡的思考”を持つ女性にしか見えないのだ。
特に、フェミニズムに関しては”世界一うるさい国”である韓国で「議論の余地を事前に防げる方法はなかったのか?」という疑問が頭をよぎってしまう。
編集部おすすめ記事
-
CORTIS、「GO!」がMelon週間チャートにランクイン!今年デビューのボーイズグループ初の快挙
-
ENHYPEN、「Moonstruck」でSpotify1億ストリーミング突破!通算15曲目の億越え
-
Stray Kids フィリックス、鏡セルカ公開!自由な感性と都会的ムードに視線集中
-
POW、新曲「Wall Flowers」を公開!壁を越えて咲き誇る青春のメッセージ
-
BTS ジミン一家が築く“寄付のバトン”‥父・弟も高額寄付クラブに加入
-
ベテランK-POPアイドル2人の日本新曲も!今週(9/29~)リリース シングル&アルバム情報4選
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
Stray Kids フィリックス、鏡セルカ公開!自由な感性と都会的ムードに視線集中
-
ソ・イングク、小さな幸せを共有!自然体の姿にファン感嘆
-
9時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
ベテランK-POPアイドル2人の日本新曲も!今週(9/29~)リリース シングル&アルバム情報4選
-
9時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
izna、2ndミニアルバム「Not Just Pretty」のカムバックショーケースに出席!(PHOTO8枚)
-
10時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
グローバル人気アイドルから有望株まで!来週(10/6~)日本で開催されるK-POPイベント5選+α
-
Netflixから2作も!25年10月日本の各VODで配信開始する韓国ドラマ6選
-
14時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
BTS ジミン、ファッションショー出席のためフランス・パリへ出国!(PHOTO7枚)
-
LOVELYZ リュ・スジョン、SBSパワーFM「2時脱出カルトショー」の収録に参加!(PHOTO3枚)
-
GFRIEND イェリン、SBSパワーFM「2時脱出カルトショー」の収録に参加!(PHOTO5枚)
-
私たちの物語はまだ終わっていない・・キム・ダミ主演「100番の思い出」、7年後を描くスペシャルポスター公開
-
CORTIS、「GO!」がMelon週間チャートにランクイン!今年デビューのボーイズグループ初の快挙
-
キム・ウビン & スジ、Netflixオリジナル韓国ドラマ「魔法のランプにお願い」の制作発表会に出席!(PHOTO8枚)
-
来週(10月6日~)日本のテレビで観られる「ラブコメ」韓国ドラマ9選
-
ENHYPEN、「Moonstruck」でSpotify1億ストリーミング突破!通算15曲目の億越え
-
POW、新曲「Wall Flowers」を公開!壁を越えて咲き誇る青春のメッセージ
-
BTS ジミン一家が築く“寄付のバトン”‥父・弟も高額寄付クラブに加入
-
終わりは新しい出会いの始まり・・25年10月 Netflixほか各VODで見納めとなる韓国ドラマ7選
-
話題の演技ドル主演作とKBS週末ドラマが首位を分け合う!9月第4週 最新韓国ドラマ 視聴率ランキング
-
【Netflix】何話構成?韓流スターの出演は?ついにベールを脱ぐ韓国ドラマと映画4選
-
ユク・ソンジェ、秋の空気を閉じ込めたセルカで“大人の魅力”漂う
-
母の介護日記に涙したキム・ジェジュン・・「新商品発売~コンビニレストラン」で明かされた家族の物語
-
IVE チャン・ウォニョンが首位に返り咲き!25年9月ガールズグループ個人ブランド評判ベスト5
-
ZEROBASEONE ジャン・ハオ×キム・ヨンデ、「月まで行こう」OSTに参加!音色で輝く特別ステージに期待
-
【韓ドラの鉄板】作戦のはずなのに本物の恋と出会った!?「偽装結婚」を素材とした歴代作品6選
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。