10月26日、陸軍白骨(ペッコル)部隊でBIGBANGのG-DRAGONが除隊する。彼の除隊を見守るために日本・中国・韓国のファンが軍部隊に訪問する予定だ。しかし現在G-DRAGONが服務中の鉄原(チョルウォン)は、アフリカ豚コレラウイルス(ASF)の検出境界地ということもあり、行政当局が困惑しているという。

BIGBANG(ビッグバン)のメンバーG-DRAGON(ジードラゴン / 本名 クォン・ジヨン)が除隊を控えた中、現在彼が服務中の江原道(カンウォンド)鉄原郡(チョルウォングン)が大きな心配事に見舞われていると報じられた。

10月26日に除隊するGDRAGON

10月26日に除隊するG-DRAGON(写真提供:©スポーツ韓国)

10月22日、韓国媒体アジア経済は、G-DRAGONの除隊を目前に控え、鉄原郡の状況を報道。

報道によると、日本と韓国、また中国のファン数千人がG-DRAGONの除隊を祝うため、彼の除隊日である10月26日に鉄原を訪問する予定だという。

クォン・ジヨンのファン連合ツイッターによると、現在まで訪問の申請が確定した人数が日・韓・中合わせて2100人ほどだと伝えられている。

ファン連合側は、1人当り1万8000ウォン(約1,600円)の会費を受けて、高速バスの予約を完了していることが分かった。

彼らは26日、ソウル某所に集合したのち鉄原に出発する予定で、その際参加プレゼントとして「紙ブレスレット」「記念のお水」「簡易カイロ」「スローガン」が配られるという。

除隊イベントに参加するファンに配られる記念プレゼント

G-DRAGONの除隊イベントに参加するファンに配られる記念プレゼント(画像出典:GD fanunion)

ファン連合に加え、G-DRAGONの除隊を見守るため個人的に現場を訪れるファンと取材陣を合わせると、この日陸軍第3歩兵師団を訪問する人数は3000人を遥かに越えると予想される。

しかし問題は、現在鉄原がアフリカ豚コレラウイルス(ASF)の検出境界地という点だ。

10月16日、江原道鉄原郡の民間制限線内で、部隊員によって発見された野生イノシシの死体から、アフリカ豚コレラウイルスが検出されたという。

これに対して、鉄原郡はASFウイルスが検出されたイノシシの死体が発見された地点はもちろん、全地域を対象に防疫作業を進めている。

このような中で、人気アイドルグループのメンバーの除隊によって数千人が鉄原に訪れると予想され、彼ら一人一人に防疫作業を実施することも出来ないため、行政当局が困惑していると伝えられた。

軍部隊と協力してG-DRAGONの除隊を非公開に切り替えるなどの方法を考慮することもできるが、あまりにもファンの規模が大きいため、非公開にすれば反発も予想され、容易に判断はできない。

鉄原郡の関係者はアジア経済に対して「数千人が軍部隊を訪問すると伝えられて困惑している」とし「軍部隊と協力して該当の日時の前後で近隣の道路で防疫作業を行い、強度を高めるしかないようだ」と伝えた。

この報道を耳にしたネットユーザーたちからは、「訪問者が多いですから、防疫に努力して下さるよう願います」「国家的にコレラの防疫に努めている状況で、万が一蔓延したらG-DRAGONが非難されてしまうのではないか。GDが好きだからこそ悪く言われたくない。防疫を徹底してください」と心配する声も見受けられた。

しかし一方では、「GDのおかげで観光誘致の効果が!」「GD一人のために日本と中国からも来るなんて。人気が半端ないですね!」などの反応を寄せて、G-DRAGONの人気を改めて証明している。

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