BTS(防弾少年団)の”絶対1強”状態が続いている。これにより「K-POPの年末授賞式が味気なくなってしまった」と、嘆く人が増えているという。2016年~2018年当時を知る音楽ファンの中には、通称”エクバン大戦(EXO-バンタン大戦)を懐かしむ一方で、当時のライバル構図の加熱で起きた、ファン同士のトラブルは繰り返すべきではないと、危惧する声も寄せられていている。
BTS(防弾少年団)”絶対1強”の長期化により、現在トップアイドル(第3世代アイドル)同士の競争構造が失われつつある。この状況を「つまらなくなった」と韓国ネットで嘆く人が増えているようだ。
トップの座を巡り、BTSがEXO(エクソ)のライバルに浮上した2016年~2018年の、通称”エクバン大戦(EXO vs *バンタン)”以降は、K-POP界でBTSの”一人勝ち”時代の幕が上がった。
*バンタン:防弾少年団の”防弾”をハングル読みしたもの。
“エクバン大戦”が勃発した頃は、2組の他にTWICE(トゥワイス)やBLACKPINK(ブラックピンク)など、第3世代アイドルの人気は分散していた。
![EXO(左)とBTS(右)](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2021/12/ekuban.jpg)
EXO(左)とBTS(右)(画像出典:SMエンターテインメント、FILA KOREA)
韓国の音楽ファンにとっては、トップの座(授賞式によってその名称は異なるが、いわば”大賞”)をどのグループが獲るのかが、年末授賞式の醍醐味なのだ。
競争が少ない今だからこそ、ファン同士が投票などに力を入れ、さながらファンダムのけんかにまでなっていた、あの熱い時代を懐かしむ声が多く寄せられている。
最近の授賞式は、BTSがほぼ全ての賞を総なめしてしまうことから、”BTSの、BTSによる、BTSのための授賞式”と皮肉る者も。
しかし一方で、当時のファンの間で勃発したし烈な”ディスり合い”を「懐かしむだけならいいが、あの時の恥部を美化してはいけない」と警戒する声があるのも現状だ。
例えば、受賞を逃したグループのファンが、主催者側に一斉に抗議したり、SNS上で受賞グループに関する誹謗中傷を書き込んだりするなど、様々な弊害があったのも事実である。
そんな中、今K-POP界で注目されているのは、第4世代アイドルの存在だ。
K-POP界が誇る最大級の音楽祭で『2021 Mnet ASIAN MUSIC AWARDS(MAMA)』では、第4世代アイドルの台頭が目立った。
事前に行われたファンによる人気投票で、K-POP界の王者、BTSに続いて僅差で2位に付けたのが、Stray Kids(ストレイキッズ)である。
![Stray Kids](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2021/07/straykids-topic2-1024x683.jpg)
Stray Kids(画像出典:JYPエンターテインメント)
両者の得票差は、なんとわずか1.1%(BTS:16.9%-Stray Kids:15.8%/12月10日正午現在)しかなかったのだ。
またStray Kidsだけでなく、トップ10中、6組が第4世代の男性アイドルであることからも、その人気の高さや勢いが伺える。
その内訳は、3位ENHYPEN(エンハイフン/7.5%)、4位NCT DREAM(エヌシーティードリーム/7.3%)、5位NCT 127(エヌシーティーイリチル/6.9%)、6位TREASURE(トレジャー/6.7%)、7位TOMORROW X TOGETHER(トゥモロー・バイ・トゥギャザー/6.7%)だ。
(関連記事)BTSが追い抜かれる?’2021 MAMA’ 人気投票で見えたK-POP界の勢力図
第4世代アイドルのすさまじい躍進ぶりやライバル構図に、2022年以降再び授賞式が盛り上がりを見せるのではないかと、注目を集めている。
BTSの”1強体制”は、受賞を巡る誹謗中傷など、K-POP界の弊害をなくしたという肯定的な意見もあったようだが、その一方で「K-POP界全体の盛り上がりに欠けているのでは」と、嘆く結果にもなってしまった。
そんな中で、第4世代アイドルが今後、どこまで飛躍し、授賞式の場でファンを楽しませてくれるのか。
K-POP界にも”変化の時代”が訪れたようだ。
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
編集部おすすめ記事![blank](https://danmee.jp/wp-content/plugins/wp-fastest-cache-premium/pro/images/blank.gif)
こちらも投票お願いします!
こちらの検定もチャレンジ!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
首都圏 ローカルテレビ局で視聴可能!8月放送予定の韓国ドラマ4選
-
終わる前に急げ!Netflix他 8月VOD配信終了予定の韓国ドラマ12選
-
9時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
チョン・ヘイン、ヒョンビン‥窮地の韓国映画「火消し役」男性スター3人の下半期期待作
-
9時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
【24年7月第3週】オム・テグ 3週連続1位!韓国ドラマ俳優 話題性トップ5
-
“6カ月連続首位”イ・ミンホ「7月韓国俳優 人気No.1決定戦」アンケート調査で1位!
-
PTA活動に悩んだ私がドはまりした韓国ドラマ4選
-
夏休みに韓ドラ聖地巡礼!ピョン・ウソク主演「ソンジェ背負って走れ」ロケ地5選
-
ビッグネームが続々と還ってくるかも!新作ドラマ出演検討中の韓流スター6人
-
【24年7月第3週】「グッド・パートナー」二兎を得た!最新韓ドラ話題性トップ5
-
ギャップ萌え!「遊んでくれる彼女」 韓国俳優 オム・テグ 驚きの素顔エピソード
-
「日本人K-POP5人組」UNICODEが日韓で話題‥韓国ネットで議論される「K-POPの定義」とは
-
ぶっちぎりの1位!TXT テヒョン、K-POPファンが選定した今年No.1「夏のプリンス」
-
恋の季節”夏”に観たくなる!8月BS・CS放送予定の韓国ロマンス映画5選
-
高視聴率獲得に貢献!チャン・ナラ主演 歴代SBS韓ドラ4選
-
あなたはどれを観る?Netflix他 8月配信開始 韓国ドラマ&映画7選
-
大ヒット時代劇から今年公開の超最新作まで!8月BS韓ドラ17選 放送情報まとめ
-
NewJeans・ZB1ら「2024 SBS歌謡大典 Summer」のブルーカーペットに登場!(PHOTO7枚)
-
aespa カリナが今月のNo.1に!「7月ガールズグループ個人ブランド評判」TOP5
-
そういえば、いつやるんだっけ?世界的にヒットしたNetflix韓ドラ6作「続編」公開予定まとめ
-
マ・ドンソク主演映画「犯罪都市 PUNISHMENT」の新場面写真10点が一挙解禁!!
-
“2カ月連続1位” BTS ジン!「7月ボーイズグループ個人ブランド評判ランキング」TOP5
-
【7月14日~7月20日】チャン・ナラ主演作15%台目前!最新韓国ドラマ視聴率トップ3
-
SHINee ミンホ・NCT 127ら出演「UTO FEST 2024 in YOKOHAMA」の公演チケットを100名様にプレゼント!
-
DKB、新曲「Flirting X」の振付映像を公開‥腹筋を見せる“Flirtingパフォーマンス”が話題
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。