- 7人組ガールズグループDREAMCATCHERと、イ・ジュウォン代表の絆が話題となっている。
- イ代表はX JAPANのYOSHIKIの韓国公演を成功に導き、DREAMCATCHERのコンセプトを大きく変えた人物。
- メタル系K-POPアイドルの知られざる成功ストーリーとは?
海外で人気を博し、K-POP界に新たな歴史を刻んだ新人女性アイドルグループの契約問題が話題となっている。
2022年に新生中小事務所からデビューした彼女たちは、米ビルボード『Hot100』で歴代最長チャートイン記録を打ち立て、今後の活動にも期待が寄せられていた。
しかし、突如事務所との内部紛争が勃発し、現在は彼女たちの活動が次々とキャンセルに。ファンからは心配の声が上がっている。
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所属事務所とアーティストの対立が世間を賑わす中、韓国オンラインコミュニティーでは、あるK-POPアイドルと所属事務所の代表の絆が注目を浴びている。
そのアイドルとは7人組ガールズグループのDREAMCATCHER(ドリームキャッチャー)だ。
現在、メタル系K-POPアイドルという唯一無二のジャンルで、根強いファンを獲得しているDREAMCATCHER。
実は彼女たちの成功の裏には地道な努力と、優秀な事務所の代表の存在があったという。
2014年にHappyfaceエンターテインメント(現:DREAMCATCHER COMPANY)からデビューしたDREAMCATCHERは、当初は”MINX(ミンクス)”というグループ名で活動していた。
K-POP第3世代である彼女たちの同期は、MAMAMOO(ママム) やRed Velvet(レッドベルベット)など。
MINXは当時、おてんばな女友達というコンセプトでファンに楽曲を届けていたが、日の目を浴びない時期が続いたという。
そんな中、所属事務所は2017年に大きな挑戦に乗り出した。なんとMINXに新メンバー2人を追加し、DREAMCATCHERとして再デビューさせたのだ。
MINX時代、明るくはつらつとした雰囲気を見せていた彼女たちは、DREAMCATCHERで”悪夢を祓ってくれる妖精たち”というダークな悪夢コンセプトにシフトチェンジ。
さらに楽曲にロックやメタルの要素を取り入れ、K-POPに新たな風を吹き込んでいる。
一見思い切った挑戦であるが、これらを先導したのが所属事務所のイ・ジュウォン代表だ。
彼は大学で日本語を専攻し、過去には日本のCDアルバムを韓国に輸入販売する事業を行っていた。これをきっかけに音楽関連マネジメントの仕事を始め、X JAPANのYOSHIKIが初の韓国公演を行った際には、全公演の企画運営を担当していたという。
そんなイ・ジュウォン代表の趣向を取り入れ、再デビューしたDREAMCATCHERは、差別化されたダークコンセプトでファンを魅了。
メタルやロックジャンルの音楽は、韓国であまり主流ではなく、ファン層を広げるには限界があるとされていたが、海外ファンから熱い反応を受け、彼女たちは海外公演を積極的に行っている。
海外での公演やファンとの交流を大切にし、地道に活動を続けてきたDREAMCATCHERだが、国内での活動はあまり目立たず、時には「国内需要がないから外国を回っている」と辛辣な評価を受けることも。
しかし、彼女たちは韓国での音楽活動と海外ツアーを熱心に行い、2022年4月12日には2ndフルアルバム『Apocalypse : Save us』をリリース。
2022年4月20日に出演したMBCの音楽番組『SHOW CHAMPION』では、タイトル曲『MAISON』で、グループ初となる音楽番組1位を獲得した。
デビューから1924日目の悲願の快挙に、メンバーたちは涙。SNSでは彼女たちの努力が報われたと、世界中のファンから祝福や喜びのコメントが寄せられた。
アンコールステージでメンバーたちは、真っ先にイ・ジュウォン代表の名前を出し、感謝の気持ちを伝えている。DREAMCATCHERをプロデュースし、苦楽を共にした代表とメンバーの絆の深さは計り知れない。
彼女たちは日本でも活動を行っており、2018年11月には『What-Japanese ver.-』で、日本デビューを果たしている。
日本の主流音楽の一つであるメタルを取り入れたDREAMCATCHERの楽曲は、日本人好みの楽曲が多いと評価され、爽快なサウンドはアニメ好きのファンからも熱く支持されている。
ぜひこの機会に、DREAMCATCHERをチェックしてみてはいかがだろうか。
Dreamcatcher ‘BONVOYAGE’ MV
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