J-HOPEに対する、海外ネットユーザーからの中傷がエスカレートしている。その理由は、先日コラボレーション楽曲を発表した、歌手Crushのインスタグラム投稿に“いいね”を押したことに起因する。

BTS(防弾少年団)のメンバーJ-HOPEが、海外のネットユーザーから中傷を浴びている。

J-HOPE、Crushのインスタグラムに"いいね"して批判の嵐?

J-HOPE、Crushのインスタグラムに”いいね”して批判の嵐?(写真提供:©TOPSTAR NEWS)

10月11日、韓国ネットでは「J-HOPEへの中傷がエスカレートしている」という書き込みが相次ぎ、大きな話題となった。

BTSのメンバーとして、高い好感度を誇るJ-HOPEに一体何が起きたのだろうか。

その発端となったのは、J-HOPEの推した“いいね”。

彼が“いいね”を押した相手は、9月にコラボ曲を発表した歌手のCrush(クラッシュ)だ。

実はCrushのある行動が、海外ユーザーの目には“人種差別”と映り、過度な批判に遭っている。

去る10月9日、Crushは音楽イベント『2022 SOMEDAY PLEROMA』に参加し、歌とパフォーマンスを披露。

ステージ上で興に乗り、観客とハイタッチを試みるCrushの映像が話題となったのだが、自身を黒人と紹介したネットユーザー2人が「Crushが私たちに“ノー”と言い放ち、ハイタッチをスルーした」と主張した。

このネットユーザーの暴露は、瞬く間に拡散され、海外ユーザーを中心に「人種差別だ!」と、Crushを糾弾する動きが巻き起こる。

この事態にCrushは「誤解を招いたようだ。ハイタッチする過程で、ファンがフェンス前に殺到したため、安全のために一定区間には“気を付けて”というジェスチャーをし、スルーしただけ」と、あくまでも“注意を促すジェスチャーだった”と強調。

そしてこの釈明(書き込み)に、J-HOPEが“いいね”を押したのだが、これを“同調”の意味と受け入れられている模様だ。

インスタグラムだけでなく、TikTok(ティックトック)などのショート動画プラットフォームにも、CrushとJ-HOPEを批判するコンテンツが量産され、多くのファンを落胆させている。

Crushの行動は本当に'人種差別'なのか

Crushの行動は本当に’人種差別’なのか(写真提供:©TOPSTAR NEWS)

では、Crushの行為は本当に“人種差別”だったのか。

彼自身が「人種差別ではない」と懸命に釈明しているため、疑惑を向ける必要はない。

しかし、Crushが注意喚起を行った相手が、“黒人のみ”だったという事から「黒人を“危険な人種”と見なす行為」「“一定区間をスルーした”と言っているが、何度見返してもそこ(黒人がいる場所)しかスルーしていない」と、さらなる反発を呼び込んでいる。

その火はさらに燃え上がり、中傷抑止を求めるJ-HOPEのファンに対しても「人種差別した者を擁護するな」と反発するなど、両者の対立が激化している。

韓国ネットでは「こんなジェスチャーが、一瞬にして人種差別になるとは‥」「侮辱されたと思って、腹いせをしたのでは?」「アメリカのアーティストが、韓国でコンサートを開いて同じ行動を取ったら、おそらく議論になっただろうね」「J-HOPEがかわいそう」と、様々な声が寄せられた。

編集長コラム

Danmee編集長のコラムです。韓国芸能界の出来事やネットの話題を分かりやすく解説しております。日本のマスコミが滅多に取り上げない様々な韓国情報を読者の方々と共有していきたいと思います。

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BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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