元FTISLANDのチェ・ジョンフンの初公判が開かれた。そこで発した彼の反省の言葉が思わぬ波紋を広げている。

元FTISLANDのチェ・ジョンフン(ハングル 최종훈)が、不法撮影などの容疑で実刑を言い渡された。これを受けて、彼の態度に関する批判がネットユーザー(以下、ネチズン)から噴出している。

反省の言葉は被害者に届いたか?

ジョンフンの反省の言葉は、被害者に届いただろうか。(写真提供:©スポーツ韓国)

報道によると、検察はソウル中央地裁刑事1単独パク・ジンファン判事長により審理が開かれ、チェ氏の初公判では懲役1年6か月の求刑。また、チェ氏の身元公開と性的暴行治療プログラム履修なども併せて要請したとのこと。

チェ・ジョンフンは2016年、泥酔状態の女性を集団性暴行した疑いなどで拘束起訴され、その後、違法で撮影した動画を流布した疑いで追加起訴された。

チェ氏は、公判で不法撮影及び流布の容疑をすべて認めたが、警察官に賄賂を渡したことについては否認している。

最終陳述では「今回の事件から4年が経ったが、拭いきれない罪悪感を抱いて生きている。当時、罪を犯したことを知らずに愚かな行動をしたことに対して深く反省している」と言い、「ようやく処罰を受けることになって、身軽になった。社会に戻ったら一般人として社会に役立てるよう生きていく。心から反省していることを分かってほしい、そして今回の一度だけ善処してほしい」と話したという。

この事実を知ったネチズンは、非難の声を高く上げている。

「身軽になったというのに、なぜ善処を望む?」
「知らない人が見たらチェ・ジョンフンが被害者だと思うけど」
「被害者が聞いたら悔しくて夜も眠れないわ」
「私が不法撮影された立場なら、一生身軽になんてさせないし、一生自分の写真が出回っているんじゃないかって不安を持ちながら生きるのに、正気じゃない」
「治らない病気だよ」

などの批判的な反応が大部分を占めている。

‘#MeToo運動’が叫ばれて10年以上が経っているが、この言葉が浸透してきたのはごく最近のこと。浮上している案件だけでも一握りと言える。

そんな中、彼は本当に自分のした事が悪いことであると、本当に認識できずにいたのだろうか。彼が傷つけたのは被害者だけじゃないことも分かっているだろうか。つたない言葉ながら、反省していればもう少し読み手にも伝わってきそうなものだが、’善処してほしい’彼の真意は果たして…。

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