- 2020年の大ヒットドラマ『梨泰院クラス』のOST『Sweet Night』の公式ミュージックビデオが1億ビューを達成。
- この曲は、主演を務めたパク・ソジュンと仲良しのBTS(防弾少年団)のVが歌った自作曲。
- そして、2人の友情関係があったからこそ実現した、貴重な曲でもある。

BTSのVとパク・ソジュンの友情に再注目! (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
かねてから親交の深い、BTS(防弾少年団)のVと俳優パク・ソジュン。2人の友情が再注目されている。
10月25日、2020年の大ヒットドラマ『梨泰院クラス(JTBC)』のOSTであり、Vの自作曲『Sweet Night』の公式ミュージックビデオ(MV)が1億ビューを達成した。
OST制作会社VLENDINGによると、MVが独自チャンネル内1億ビューを突破したのは、Gahoが歌う同ドラマのメインテーマ曲『Start Over』に続く2曲目だという。
『Sweet Night』は、世界最大の音源プラットフォームであるSpotify(スポティファイ)で3億回以上ストリーミングされ、同じくVの自作曲である『Christmas Tree』に次いで、プラットフォーム史上最も多くストリーミングされたK-OST2位を記録している。
さらには、日本を含め100カ国以上でiTunes(アイチューンズ)トップソングチャート1位になるなど、公開直後から世界中で話題を集めた。
VLENDING関係者は「良質なOSTは、時間が経っても愛され続けることができることを感じる。今後も、ドラマ終了後も引き続き語られる音楽を作れるよう努力していく」と伝えている。
ドラマ『梨泰院クラス』は放送からすでに3年経っているが、MVの1億ビュー達成のニュースは、作品自体の人気もさることながら、いまだOSTに対する熱い関心が続いていることを証明した。

BTSのVが手掛けたドラマOST『Sweet Night』(画像出典:梨泰院クラス 公式 HP)
Vが作詞作曲、プロデュース、そして歌唱にも参加したOST『Sweet Night』。タイトルには、“甘い夜”という意味はもちろん、ドラマの主人公パク・セロイが経営する店の名前“タンバム(단밤:甘い夜)”も含まれている。
楽曲制作の作業後記で、Vは原作ウェブトゥーンの『梨泰院クラス』を楽しく読んだことがあり、特にセロイという主人公のキャラクターが印象的だったが、自身と普段から親密な間柄であるパク・ソジュンがセロイ役を演じると聞き嬉しかったと明かしている。
また、そんな素敵なドラマに自作曲で参加できてありがたい、 たくさん愛してくれたら嬉しいと伝えた。
『Sweet Night』は、アコースティックギターの旋律とVの甘い歌声がマッチした、温かなメロディーが魅力。英語の歌詞は主人公の感情を上手く表現し、ドラマの世界観にぴったりな一曲となっている。

仲良くなったきっかけは、2016年のドラマ『花郎』での共演 (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
『梨泰院クラス』で主演を務めたパク・ソジュンとVは、2016年のKBSドラマ『花郎<ファラン>』で共演し、親友関係に。
そこに、2人と共に『花郎』に出演した俳優パク・ヒョンシク、パク・ソジュンとは長いつきあいの俳優チェ・ウシク、パク・ソジュンの高校の同級生でシンガーソングライターのPeakboy(ピークボーイ)が合流し、“ウガファミリー”が誕生する。
“ウガ”は、韓国語で僕たち(ウリ:우리)、家族(韓国語でガジョク:가족)の略語。名づけ親はVで、彼が「5人はとても気が合うし、僕たち家族なのかな?」と思ったことがきっかけだ。
芸能界屈指の仲良しグループとして知られる5人は、プライベートで旅行をしたり、チェ・ウシクのファンミーティングにサプライズ登場したり、PeakboyのMVに全員で出演するなど、お互いの仕事をサポートしながら、仲睦まじい様子を披露している。

仲良し5人組“ウガファミリー” (画像出典:パク・ソジュン Instagram)
“ウガファミリー”では長兄であるパク・ソジュンは、かわいい末っ子Vの活躍を常に見守る役割を担っており、BTSやVが新曲を発表する度に、SNSで自主的に広報活動をするといった援護射撃を行っている。
そんなヒョン(お兄さん)を慕っているVは、忙しいスケジュールの合間をぬって『梨泰院クラス』の撮影現場を訪れたことも。映画のVIP試写会などにも度々足を運んでいる。
そして何よりも、この2人の友情関係があったからこそ『Sweet Night』という名曲が誕生した。
パク・ソジュンが、Vに「ドラマのOSTを歌ってほしい」と直接お願いしたことで、VのOST参加が実現したからである。
そして、OSTのプロデューシングと歌唱者として、今度はVがヒョンを援護射撃。彼の歌う『Sweet Night』は、ドラマの感性を引き立て、視聴者の没入度を高める役割を果たした。
『Sweet Night』がリリースされると、パク・ソジュンは「本当に甘い。『梨泰院クラス』に溶け込んだ彼の声も放送でご確認ください💜」と、恒例の愛ある広報活動を行った。
そして現在も、変わらぬ友情が続いているパク・ソジュンとV。
最近は、tvNリアルバラエティー『ソジンの家』に揃って出演し、Vは、裏厨房を仕切りテキパキと調理をこなすパク・ソジュンの片腕になろうと、あらゆる仕事に奮闘する姿を披露した。
2人は常にお互いを応援し、リスペクトし合いながら親交を深めている。
(関連記事)V(BTS)に’梨泰院クラス’のOSTを歌わせたウガファミリーの義理
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