世界的なトップスターとして一躍有名になったBTS(防弾少年団)。そんなBTSの”ブレーン”といえば、IQ148のリーダーRM(アールエム)を思い浮かべる人が多いかもしれない。しかし最近、メンバーのV(ブイ)がとてつもない才能を披露し、注目を集めている。
BTS(防弾少年団)のメンバーで、”ビジュアル担当”と言われることの多いV(ブイ)が、とてつもない才能を披露し、注目を集めている。

BTSのメンバーVのある才能が話題になっている(画像出典:BTS公式FaceBook)
韓国メディア・スターニュースは、「脳まで愛らしいキム・テヒョン♡ BTS V、優れた暗記力+独創的創意性 “顔の天才、*脳セク男”」というタイトルで記事を公開し、Vのとてつもない才能について報じた。
*脳セク男(뇌섹남):脳がセクシーな男(뇌가 섹시한 남자)の略で、頭がいいだけではなく、個性的な考えを持つ男性。
同メディアは、8月10日に配信されたBTSのリアルバラエティー『Run BTS!』の”バンタン村朝鮮時代編”で、Vがヒントを得るためのゲームで*時調をたった1分で暗記したことを紹介。
*時調:高麗時代中期~朝鮮時代 固有の定型詩。三章六句体、45字内外で構成される。(出典:コトバンク)
「時調はその時代の文体に合わせて書かれ、現代語より覚えにくいにもかかわらず、Vは高い集中力と暗記力で1分足らずの時間で暗記し、制作陣さえ開いた口が塞がらなかった」と伝えた。
また、Vは以前”ダルバンドラマ編”でも、MBCドラマ『太陽を抱く月(2012)』でヨ・ジングが演じたイ・フォンの有名なセリフを言い、注目を集めたことがある。
これについても「Vは驚くべき集中力で短い時間でセリフを覚え、イ・フォンの切ない気持ちを巧みな感情処理でセリフを言い、メンバーの賛辞を受けた」と、彼の暗記力を絶賛した。

BTSのリアルバラエティー『Run BTS!』で注目されたVの暗記力!(画像出典:『Run BTS!』キャプチャー)
同メディアは加えて、メンバー全員が”ダンスの習得力が最も早いメンバー”としてVを名指したことを伝え、「BTSは2018年度の”BTS Festa”期間に公開された映像で、ランダムでBTSの振り付けを再現し、ファンを楽しませた。Vはデビュー曲から最近の曲まですべての振り付けの動作と動線を正確に思い出した」と紹介している。
さらに、BTSの振り付けを担当しているパフォーマンスディレクターのソン・ソンドクが、Vの振り付けについて「振り付けを学ぶ時、振り付け以外にも自分のパートに何を加えるか考えてくれます。とてつもない才能です。Vは記憶力もいいです」と言及したことを明らかにした。
このほかにも、「Vは暗記力だけでなく独創的な創造力でも大きな注目を集めている」と述べながら、創造力にも注目。
「Vが生み出した”ボラヘ(ムラサキするよ)”という言葉は、BTSとファンを象徴するシンボルになっており、BTSが行く世界各地のランドマークを紫色に染め、”愛してる”という言葉に取って代わられるほどだ」と伝えた。
(関連記事)‘サンナムジャ’ BTS Vは何を見て「ボラヘ」という言葉をひらめいたのか?
また「メンバーのジョングクはインタビューでVについて、”テヒョンさんは天才だと思う。深い考えを持ち、几帳面だ。度量があり、欲張らずに本人がしたいことを1つ1つやり遂げていく冷静さを学びたい”と述べ、RMも何度も”Vは天才だ”と話している」とメンバーからも”天才”とのお墨付きをもらっていることを伝えている。
VはBTSのビジュアル担当と言われながら、頭の回転が早いことや、才能あふれる創造力について、複数の海外メディアでもたびたび紹介されているようだ。
そして多くのファンからは、このVの暗記力を是非ドラマで活かして欲しいと、『花郎<ファラン>(2016)』以降、見られていない俳優キム・テヒョン(Vの本名)の姿を期待する声がますます高まっている。
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
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