世界レベルでの快挙を続々と成し遂げているBTS(防弾少年団)。そのメンバーであるV(ブイ)が中国で驚異的な人気を得たのに続き、インドでも桁違いの人気を見せている。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
世界中の人々を魅了し続けて止まない、K-POPボーイズグループのBTS(防弾少年団)。
なかでも、メンバーのV(ブイ)が中国で絶大な人気を得ていることは有名な話だが、これと同様のラブコールがインドでも巻き起こっている。韓国の有名芸能メディア・STAR NEWSは、インドにおけるVの絶大な人気を詳しく紹介している。
![BTSのV(ブイ)は、中国に続きインドと、人口大国で高い人気を誇る](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2021/02/tp-bts-v-voice1.jpg)
中国に続きインドと、人口大国で高い人気を誇るBTSのV(ブイ) (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
まず、インドのメディア”otakukart”選定による「2021年最も人気のあるK-POPスター20人」というランキングで、Vが1位に輝いた。
該当メディアは「韓国の大衆文化とK-POPが全世界にスピードを持って広がっており、過去、K-POPが特定層にだけ人気だったのに対して、今は世界的に大きな人気を集めている」とし「一番人気のあるK-POPスター20人の中で、1位にBTSのVが選ばれた」と伝えている。
続いて、インド版”BuzzFeed”と呼ばれる”Scoop Whoop”の「2020年 世界で最もハンサムな男性」のトップ10にも名を連ね、ハリウッドのトップスターたちと肩を並べた。さらに、インド版”VOGUE”では、Vの自作曲『Sweet Night』をテーマに韓流ブームに関する記事が掲載され、音楽専門メディア”Rolling Stone India”では「K-POPアーティスト20」にVを選定するなど、インドにおいて”V人気”は留まるところを知らない状況だ。
あるインドメディアはVの魅力について「VはBTSのボーカリストであり俳優だ。落ち着いた声と魅力的なビジュアルで世界的に人気を集めている。世界に”イケメンタイトル”をいくつも持っているが、BTSのオリジナルコンテンツでは、とてもかわいい姿を見ることができる」と紹介している。
![Vはインドでも大人気](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2021/04/tp-bts-v-baby1.jpg)
インドでも大人気のV(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
インドのOTT(オンライン動画サービス)市場は、世界で最も早い成長を見せている。特に韓流コンテンツに多くの関心を持っており、昨年には全世界のツイッターで”K-POP関連のツイートが最も多かった国”のトップ10に入っているほど(※ツイート量基準)。
インドの主要メディアが発表する人気ランキングの常連となったVは、インドにおける最高の人気K-POPスターの称号を手にしたと言っても過言ではないだろう。
これ以前、Vは中国でも驚異的な人気を見せており、中国内で芸能人の商業的価値を評価する”商業価値指数”でもグループ内不動の1位を獲得し、中国での人気とともに経済的な面でもその価値を認められている。これに続き、インドで爆発的に拡大している韓流ブームを牽引する役割を果たし、K-POPの代表的なアイコンとしての地位を確立した。
2020年度版の世界人口ランキングで、中国は14億3930万人で第1位、インドは13億8000万人で第2位となっており、ともに人口大国であるだけに、もはや世界人口の1/3に近い人間がVを愛して止まないという計算になる。
体感でも数字でも世界レベルでの人気を誇るVは、この先も、誰も成しえなかった快挙を掴むに違いない。
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
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