愛猫の虐待疑惑に包まれた子役の活動に暗雲が立ち込めている。

昨年末に放送されたSBS歌謡大祭典のオープニングステージをBTS(防弾少年団 / ハングル 방탄소년단)と共に飾った事で知られる子役のク・サラン(ハングル 구사랑)ちゃん。
その後、ジミン(ハングル 지민)からプレゼントを貰ったことで羨望を集めた彼女だったが、プレゼント開封動画で愛猫に対し暴力的な行動を取った事で、多くの批判を浴びることとなった。

ジミンからのプレゼント開封動画で愛猫虐待疑惑に包まれたク・サランちゃん(出典:ク・サラン公式INSTAGRAM)

彼女の母親はインスタグラムを通じて娘の行動を謝罪すると同時に、サランちゃん自身も反省している事を世間に伝えたが批判の声は収らなかった。
それはおろか、まだ幼いサランちゃんの元には度を超えた批判の声が容赦なく届く事態となり、現在彼女のインスタグラムアカウント及びYouTubeチャンネルは実質的に閉鎖された状態となっている。

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彼女の所属事務所側は’軽率な行動に対しては十分に認知している’とした上で、悪意的に編集された動画や悪質コメントを投稿しているネットユーザーに対し’これ以上の暴力的な非難は止めて欲しい’と訴えかけた。

しかし、彼女に一度貼られた’動物虐待’というレッテルは簡単には消えず、彼女の子役活動にも影響をもたらした。
過ぎた22日、韓国SBSで放送されている子供番組「요리조리 맛있는 수업(細かく美味しい授業)」に出演中であったサランちゃん側は、番組降板の意思を伝えたのだ。

韓国メディアの報道によると、彼女と両親は議論が収束しない状態で番組に出演する事に対し罪悪感を抱いており、降板の意思を固めたとのこと。
また彼女達は世間から継続して大きな非難を浴びたことによりショックを受けた状況に陥っている、という事も関係者により明らかにされた。

今回サランちゃん側が番組降板の意思を見せた事に対し韓国ネット上からは

「この選択は正しいと思う」
「動物虐待をする子役は見たく無いからもうテレビには二度と出演しないで」
「子供のためにももう放送活動は辞めた方がいいよ」
「この子は一生’猫虐待’っていうレッテルがついて回るだろうな…」
「子役としての教育よりもこの子には人格教育が必要」

という降板という選択を肯定する声と共に、彼女に芸能界からの引退を勧める声が多く聞かれることとなった。
同時にネット上からは’愛猫を養子に出して、その証拠をSNSに掲載しろ’との要求も非常に多く見られている。

これに対し今後サランちゃんの両親、及び所属事務所側が対応を行うのかという点に注目が集まることが推測される。

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