BTSメンバージミンの涙が話題となっている。先日行われたオンラインコンサート『BTS MAP OF THE SOUL ON:E』で、ファンとの再会の喜びを涙しながら語ったジミン。過去彼が流した3回の涙とその思いに迫る。
今月の10日、11日の2日間に渡って開催されたBTS(防弾少年団)のオンラインコンサート『BTS MAP OF THE SOUL ON:E』。
見どころ満載な構成と華麗なパフォーマンスで、世界各国99万3千人のファンを沸かし、その人気と存在感を改めてアピールした。

オンラインコンサートを開催したBTS(写真提供:©スポーツ韓国)
感動と歓喜の渦に巻き込まれる中で、ファンの心をさらに揺さぶった(?)のは、メンバージミンの涙だったのではないだろうか。
前代未聞の新型コロナウイルス感染拡大により、オフラインステージの中止と延期が相次いだ2020年を振り返りながら流した、一粒の熱い涙だった。
「アンコール公演に集中できなかった」
こう切り出したジミンが次に発した言葉は、何と「悔しかった」。
「新型コロナウイルスの世界的な流行を目の当たりにした。メンバーと楽しく公演をすること、(ファンの)皆さんと呼吸することが一番やりたいことだったのに、何故それができないのかと‥アンコールの時にメンバーが楽しくはしゃいでいる姿を見て、涙が込み上げてきた」と、”悔しかった理由”を説明するシーンが続く。
涙もろい一面を見せたジミンだったが、実は過去にも何度か涙を見せている。
今回は、ジミンが流した”過去の涙”と、その”思い”に迫ってみたい。
初の1位、感激で涙を見せたジミン
2015年『I NEED YOU』で、音楽番組『Mカウントダウン』で初めて1位になった時、感極まったジミンが涙を見せた。彼を見た他のメンバーが、ジミンを慰めている姿をカメラが捉え、多くのファンに感動を与えている。

『Mカウントダウン』で1位を獲得し、涙を見せるジミン(画像出典:BANGTANTV YouTube動画キャプチャー)
デビュー3年目で成し遂げた初の快挙は、ジミンにとってその”思い”の大きさが違ったのかもしれない。デビュー当時から、とんでもない”練習の虫”として有名なジミンは、曲ごとのコンセプトに合わせてしぶとくダンスやボーカルの練習を重ねてきた。
2014年2月『Boy In Luv』で出演した音楽番組で初めて1位候補になり、上昇気流に乗ったと思われたBTSだったが、同年8月に発売した1stフルアルバム『Danger』は、無残な結果に終わってしまう。「ファンに忘れられてしまう‥アイドルとしておしまいだ」と不安が頭をよぎるたび、ジミンは練習場に向かった。恐怖に飲み込まれている自身に負けじと汗を流した。そんな彼に、感激の”涙”が許されて当然だ。
(関連動画)音楽番組’Mcountdown’で初めて1位を獲得したBTS
(関連動画)BTSを人気アイドルにした!! ARMYが選ぶターニングポイント名曲「I NEED YOU」
メンバーの名前を呼びながら、涙を流したジミン
2016年、コンサート『花様年華 ON STAGE』で、感想を語りながら涙するジミンの姿がファンの間で話題となった。

涙を見せたジミン(画像出典:instiz)
「みっともない僕がここまで来られるように、メンバーが助けてくれました。一緒にいながら、感謝の気持ちが芽生え、自分自身を振り返ることができました。メンバーのおかげで、本物の幸せを感じています! 本当にカッコイイメンバーですよ! 本当に!」
その後、メンバーの名前を一人一人呼びながら涙を流し続けるジミン。それぞれ違う環境で育ち、違う考え方を持った7人が、BTSという名前で一つになり、頼もしい仲間が側にいるという実感が沸いた瞬間だった。
米ビルボード1位、涙が止まらなかった
今年9月、米ビルボードのメインチャート『HOT 100』で、新曲『Dynamite』が1位となったBTS。

新曲『Dynamite』がビルボードのメインチャートで1位を獲得したBTS!(画像出典:BTS公式FaceBook)
このニュースは世界に発信され、多くの人を驚かせる。BTSメンバーは、自分たちの感激はもちろんのこと、SNSなどを通じて喜びと感謝を伝えた。中でもジミンは「本当に感謝、感謝しかない。何を語ればいいかわからない。ずっと涙が出る」と率直な心境を語った。そしてファンへの感謝と祝福も忘れなかった。
「皆さんが成し遂げた快挙だ! この快挙の大きさくらい、皆さんも喜ぶことができればと思う」

ジミンのツイート(画像出典:BTS公式Twitter)
彼にとってはいつものことだが、歓喜の瞬間の最後は”ファンへの感謝”で締めるジミン。上述したように、思うようにいかず試練を味わっていた時も、離れることなく応援してくれたファンへの感謝を、ジミンは決して忘れない。
彼にとってこのすべての光景は、当たり前ではない、不慣れなものだ。
ただ純粋に、多くの人の前でダンスと歌が歌いたいという一心で上京。努力を重ねてパン・シヒョクの目にとまり、BTSの一員となった。
デビュー当時、おかしなグループ名だと世間に揶揄されても、不思議とファンは増えた。やがて「BTSのおかげで、自分自身を愛せるようになった」と、感謝の手紙が世界各地から届けられるようになる。そして”世界大衆音楽の最高峰”と言われるアメリカビルボードの頂点に立つと、世界中に存在するファンが自分のことのように、またはそれ以上に喜んでくれる。
不慣れな光景、不思議な出来事にジミンは、ただただ感謝するのみ。
溢れる思いを、すべて言葉に代えることは難しい。感謝の気持ちが語り切れない分だけ、彼は涙もろくなるのだ。
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
編集部おすすめ記事
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
「暴君のシェフ」を継ぐ胸キュン時代劇も!スタジオドラコン2026年期待の韓国ドラマ9選
-
11時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
イ・ソンギョン、ブランド「ALO」のイベントに出席!(PHOTO7枚)
-
11時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
ハン・ヒョジュ、ブランド「ALO」のイベントに出席!(PHOTO6枚)
-
12時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
キム・ウビン、ブランド「ALO」のイベントに出席!(PHOTO11枚)
-
12時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
キム・テリ、ブランド「ALO」のイベントに出席!(PHOTO5枚)
-
15時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
日本ファンから絶対的な支持!不動の韓流スター7人、2026年活動まとめ
-
イ・ジュンら、KBS短編プロジェクト「ラブ:トラック」制作発表会に出席!(PHOTO25枚)
-
【単独インタビュー】Netflix話題のドラマ「キム部長の物語」MZ社員役で注目!韓国女優ハ・ソユン
-
BS・CSで出会える!26年1月 日本のテレビ初登場の韓国ドラマ3選
-
例年より少なめでも名作揃い!日本のVODで楽しめる「2025年 韓国時代劇」6選
-
栄えある1位はキム・ウビン!「2025年12月 韓国ドラマ俳優 ブランド評判」トップ5
-
【韓国時代劇】年末年始にイッキ見したい!コンパクトに楽しめる「全12話以下」ドラマ5選
-
Red Velvet イェリ、「〈ACT 1 : YERIM〉 YERIM FAN MEETING IN TAIPEI」のため台湾へ出国!(PHOTO9枚)
-
クォン・サンウ & ムン・チェウォンら、韓国映画「ハートマン」制作報告会に出席!(PHOTO10枚)
-
ムン・ガヨン「第30回消費者の日 KCA文化芸能授賞式」に出席!(PHOTO7枚)
-
チュウォン「第30回消費者の日 KCA文化芸能授賞式」に出席!(PHOTO3枚)
-
チョ・ジョンソク「第30回消費者の日 KCA文化芸能授賞式」に出席!(PHOTO5枚)
-
少女時代 ユナ「第30回消費者の日 KCA文化芸能授賞式」に出席!(PHOTO12枚)
-
ユク・ソンジェ「第30回消費者の日 KCA文化芸能授賞式」に出席!(PHOTO8枚)
-
年始から話題作ラッシュ!26年1月に日本の劇場で楽しめる韓国映画8選
-
ハム・ウンジョンら、MBC新ドラマ「最初の男」制作発表会に出席!(PHOTO22枚)
-
Netflix「告白の代価」キム・ゴウン & チョン・ドヨンがワンツー独占!25年12月第1週 韓ドラ出演者話題性トップ5
-
Netflix新作「告白の代価」が初登場1位!2025年12月第1週 韓国ドラマ話題性ランキング トップ5
-
今年の胸キュンをありがとう!2025年の高視聴率「ロマンス」韓国ドラマ6選
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
NCT ドヨン&キム・ミンハ ‘Fallin” MVU-KISS スヒョン ‘The Soju Fairy’ choleograph movieTWICE ‘Talk that Talk’ Choreography Video (Moving Ver.)miss A出身 Min ‘Hit Me Up (ft. JMIN)’ MVWanna One出身 キム・ジェファン ‘BACK THEN’ MVONEUS ‘Same Scent’ MVDUSTIN ‘CRAZY’ MVNU’EST ベクホ ‘Savior’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。