韓国のプロゲームチームとBTS(防弾少年団)の夢の共演が成された。11月3日、『Run BTS!(走れバンタン)』に出演したプロゲームチームが最近、放送のビハインド映像を公開。そこには上から目線で語るジミンの姿が映し出されており、ファンをほっこり温かな気持ちにさせている。

韓国の強豪プロゲームチームT1(ティーワン)と、BTS(防弾少年団)のジミンの愉快なやり取りがファンをときめかせている。

T1とは、世界で最もプレイヤー数が多いPCゲームとされる『League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)』の世界大会優勝者で、トップゲーマー”Faker(フェイカー)”ことイ・サンヒョクなどがチームメンバーとして在籍。彼らは過去に来日したこともあり、日本のゲーマーやeスポーツ界ではよく名前が知られている。

プロゲームチームT1とのゲーム対決を楽しんだBTS

BTSはプロゲームチームT1とのゲーム対決を楽しんだ(画像出典:T1 Youtube)

12月1日、T1は『Run BTS!(走れバンタン)』のビハインド映像を掲載。公開された映像にはT1のメンバーたちが、BTSのメンバーに会い、トークとゲームを楽しみながら和気藹々とした姿が映し出されている。

映像の中で、イ・サンヒョクと同じチームでゲームを進めたジミンは、彼と共にゲームを行った心境について「僕がたくさんアドバイスをし、たくさんケアしてあげたら、立派な選手になれるのではないかと思いますね」と上から目線で語った。

これに対し、イ・サンヒョクが「私にアドバイスをくださるのですか?」と答えると、ジミンは「僕は人を育てる素質もあるので、信じてくれたらサンヒョクさんを”Faker”のように、大きく立派な選手として育てることができますよ」と伝えた。

トップゲーマーに上から目線のアドバイスを送ったジミン

ジミンはトップゲーマーに上から目線のアドバイスを送った(画像出典:T1 Youtube)

これを聞いたイ・サンヒョクは、首を縦に振り「私を必ず”Faker”のように大きくしてください」と伝えると、「心配しないでください」と肩をポンポンと叩いたジミン。その後、隣にいたT1のメンバーに近付き、「うん。実力は‥悪くないですね。プロゲーマーになってみたくないですか?」と寸劇を続け、ジミンとプロゲーマーのやり取りにファンは笑みを隠せなかったという。

ファンがほっこりしたジミンとプロゲーマーのやり取り

ジミンとプロゲーマーのやり取りにファンがほっこり(画像出典:T1 Youtube)

これに先立ち、11月3日、T1のメンバーたちは同日午後に公開された『Run BTS!』のゲストとして特別出演した。

『Run BTS!』は、2015年8月にスタートして以来、今もなお続いているBTSの長寿リアリティーコンテンツで、外部のゲストが公式ゲストとして出演したのは、今回が初めてだという。

T1のイ・サンヒョクは、番組出演後に「『Run BTS!』に特別ゲストとして招待いただき、感謝であり光栄です。BTSのメンバーと実際に会い、お互いの分野を共有でき、本当に楽しい経験でした」とし、「長い時間ではありませんでしたが、韓国の文化に大きな影響を与える方々と集まることができて、本当に嬉しかったです」と心境を語った。

ゲームと音楽‥戦う土俵は違えど、世界一同士の夢の顔合わせに、BTSのファンはもちろんeスポーツのファンにも熱い関心が寄せられる”神回”となった。



BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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