アメリカの有名雑誌「ハリウッド・リポーター(The Hollywood Reporter)」の表紙を飾ったBTS(防弾少年団)。ファンたちは彼らのインタビュー記事に期待を抱いていたのだが、K-POP界の湾曲された内容や、別のグループのアイドルについて言及された記事に失望感を抱いている。

アメリカの雑誌「ハリウッド・リポーター(The Hollywood Reporter)」の表紙を飾ったBTS(防弾少年団 / 愛称 バンタン)のインタビュー記事がネット上で波紋を呼んでいる。

bts 記事 ハリウッドリポーター

「ハリウッド・リポーター」でBTSのインタビュー記事が掲載された(画像出典:The Hollywood Reporter)

公開された「ハリウッド・リポーター」の表紙のBTSは、シックな衣装とカリスマ溢れるポージングで彼らの魅力を存分にアピールしている。

「ハリウッド・リポーター」は、アメリカの主な月刊誌の中の一つであり、影響力が高い雑誌の中の一つだ。

そのような有名雑誌で、世界的にイシューになっているBTSが表紙を飾ることに誇らしい気持ちを持っていたファンも多かったのだが、インタビュー記事読んで失望したとの声が多数あがり、中には激怒しているファンも見られた。

北米媒体のkoreabooは、最近「ARMYがハリウッド・リポーターのBTSの記事を非難」といった内容の記事を通じて、全世界のARMY(=アーミー / BTSのファン)たちの怒りを報じた。

koreabooによると、10月号でリリースされた「ハリウッド・リポーター」のBTSの記事には「K-POP産業の歪曲された構造、BigHitエンターテインメントのパン・シヒョクPDに対する卑下的な文面、あるボーイズグループのメンバーに対する言及」などが綴られていたという。

bts 記事 バンタン

カリスマ溢れるBTS(防弾少年団)のメンバー(画像出典:The Hollywood Reporter)

「ハリウッド・リポーター」は、K-POP産業のことを「ハンガー・ゲーム(サバイバルアクション)」のようだとし、練習生の過激なプログラムに対して「トレーニングキャンプ」と称している。

そこには「スターになろうとする数千人の練習生は集団オーディションを受け、次のレベルに通過した人々がトレーニングキャンプ内で長時間の訓練を受ける。その渦中で危険なほどのダイエットをしたり、恋愛禁止のような厳格なルールに従わなければならない」と記載。

また「ヘトヘトになるまでリハーサルを行い、美白や整形手術を受けるよう強要される。この中で最高の練習生だけがK-POPグループとしてデビューすることができる」と付け加えられた。

さらに「しかし持ちこたえることが出来ず、離れて行った者もいる。2017年SHINeeのメンバーが自ら命を絶つ前、遺書に「僕は内側から壊れた」と残し、これにK-POP産業は大きな批判を受けた」と伝えた。

上記の部分で、SHINeeのメンバーによる悲劇的な出来事が、K-POP業界がいかに残酷であるかという例として使用され、ARMYはもちろんのことSHINeeのファンや多くのK-POPファンから怒りを買っている。

このような内容に加え、パン・シヒョクPDについては「ぽっちゃりとした体格にメガネを掛けた彼は、K-POP界の凄まじい大物さが全く感じられなかったが、違う見方をすれば親切でジェントルマンな韓国のサイモン・コーウェル(イギリスの音楽プロデューサー)のようだ」と伝え、ファンたちは敬意の感じられないインタビューに不快感を示している。

ツイッター(Twitter)などのSNSで、BTSのファンたちは、

「BTSが表紙で期待したけど、記事を読んでがっかり」
「湾曲された記事なので、読まないでください」
「BTSにリスペクトを持って書いていますか?」
「アイドルの自殺について言及するとは..」
「事前にちゃんとBTSを調べましたか?」
「ビッヒは記事の確認をしたの?」

など様々な反応を寄せて、記事を読んだファンたちは「ハリウッド・リポーター」の記事に対して失望した様子を見せている。

一方、BTSはデビュー後初めての休暇を終え、10月11日にサウジアラビアの首都リヤドでスタジアムツアー公演を開催するため、準備に拍車を加えている。

公演の様子はNAVER(ネイバー)のV LIVEプラスで生中継されるとのことで、全世界のファンにグローバルな影響力を見せつけるものと見られる。