10月に開かれる予定の、BTS(防弾少年団)の無料コンサート(釜山)を巡り、さらなる問題が浮上した。9月6日、複数の関係者によると、コンサート費用はBTS側の“自腹”になる可能性が高くなったのだ。
誰のためのコンサートなのか。
来る10月に開かれる予定の、BTS(防弾少年団)の無料コンサート(釜山)を巡り、雑音が絶えない。

2030釜山万博誘致 広報大使を務めているBTS(画像出典:BTS公式Twitter)
公演会場のアクセス・安全面の問題から始まり、高騰する宿泊料、加えて釜山市長の不動産投機疑惑まで‥韓国国民だけでなく、BTSファンですら、無料コンサートに疑問を投げかける始末。
(関連記事)治安と消防の空白に不動産投機疑惑・・BTS 釜山コンサートが抱える5大難儀とは
そして、今度はコンサートの“費用問題”が新たに浮上し、開催の全権を握っている釜山市に批判が集まっているようだ。
9月6日、複数の関係者によると、今回のコンサート開催にかかる費用は約70億ウォン(約7億円)にもなるという。
表向きには、2030年の『世界万博』を誘致するための“祈願コンサート”であるため、釜山市が全額を負担するものと見られていた。
しかし、前出の関係者たちは「公演主催者はHYBEだ。ゆえに釜山市は後援の予定」と明かしており、高額費用はBTS側の“自腹”になる可能性が高い。
要するに、釜山での万博誘致はBTS側が“自ら祈願”し、大規模コンサートを開くのであって、釜山市はあくまでも“サポート”という立場であるということになる。
ではHYBEは、この70億ウォンをどのように捻出し、回収する計画なのだろうか。
無料コンサートである以上、オン・オフラインでチケットの販売収益はまったくもってない。
現時点で最も有力なのは、企業スポンサーからの“協賛金”である。
BTSの“完全体公演”であるだけに、世界の注目を浴びることは間違いなく、サムスンやLG、現代自動車など韓国のグローバル企業が、スポンサーとして支援するのではと言われている(*)。
*現時点(9月8日現在)では、まだ公式的にスポンサーを名乗り出た企業はない。
釜山市の万博誘致については、ロッテグループやSKグループなど、すでに錚々たる財閥企業が支持を表明しており、これらの企業が何らかの形で、BTSのコンサートを支援する可能性も非常に高いと囁かれている。
これらを踏まえて、HYBE自腹の可能性は低いのではないかというのが、大方の見方だ。

韓国財閥企業 SKグループのチェ・テウォン会長と写真撮影をするジミン(画像出典:YouTubeキャプチャー)
とは言え、BTSは“広報大使”である。
政府もしくは自治体が主導する行事に、広報大使で参加する著名人が、“無償”で協力したという前例は多くない。
しかもBTS側は、企業から協賛金を集めるという“渉外”の役割も果たさなければならない。
企業からの協賛金は、その出所や用途が不透明だった場合、様々なトラブルが付きまとう“厄介もの”。ボランティア活動としては、前代未聞のスケールなのだ。
これを受け、韓国ファンは「釜山市は本当に図々しいね」「今回の件で、釜山に対するイメージが悪くなった」「便乗にも程がある。これはほぼ泥棒レベル」と憤る。
韓国では「クマが芸をしたら、金は飼い主が受けとる(재주는 곰이 부리고 돈은 되놈이 가져간다)」ということわざがある。
釜山の万博誘致のため、無料コンサートまで(スポンサーが集まるかは別として)自費で開くことになったBTS。
韓国ファンの目には、そんな彼らが“かわいそうなクマ”に映っているようだ。
BTSジョングク、東方神起チャンミン、SEVENTEENジョンハン、EXOカイ
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BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
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