- BTS(防弾少年団)ジョングクが、ソロシングル発売に先立ち、プロモーションを開始し、過去の自作曲2曲を公式リリースした。
- その内の1曲『Still With You』は、3年前に発表した曲だが、日米韓でチャートインする強さを見せる。
- 同曲には、雨の音が入っており、梅雨に似合う名曲としてファンに絶賛されている。
BTS(防弾少年団)のメインボーカル・ジョングクが、ついにソロアーティストとして動き出す。
初の本格的なソロ活動を行うジョングクは、7月14日午後1時(日本時間)に、ソロシングル『Seven』をリリース予定。発売に先立ち、公式SNSを通じて、プロモーションスケジュールが公開された。
それによると、14日の音源リリースと同時にミュージックビデオ(MV)が公開されるが、リリース前の7日には『Seven』のコンセプトフォトとショートフィルムを公開、8日にはBTS(Behind-The-Scenes)フィルム、11日にはレコーディングフィルムプレビューが配信予定となっている。
さらに、リリース後の16日にも『Seven』のオフィシャルパフォーマンスビデオ、26日にはレコーディングフィルムと、7月の1カ月を楽しめるスケジュールが組まれている。
そして、去る3日、プロモーション第一弾がスタート。かつて無料音源形態で発表されたジョングク自作のソロ曲『Still With You』と『My You』が、各種音源プラットフォームを通じて公式リリースされた。
『Still With You』は、2020年の「*BTS FESTA」で、ARMY(アーミー:BTSファン名称)へプレゼントした楽曲。2022年6月に発売されたBTSのアルバム『Proof』には、アカペラバージョンが収録されている。
*BTS FESTA:BTSのデビュー日“6月13日”をお祝いする恒例のイベントで、FESTA期間中は様々なコンテンツが順次公開される
『My You』も、2022年の「BTS FESTA」でARMYへ贈った曲。ジョングクが、2021年の自身の誕生日に動画配信サービスV LIVEを通じて、ARMYに歌詞を募集しながら作業した曲としても知られている。
残念ながら、ARMYが送った歌詞は、著作権などの問題によりそのまま使えず、ジョングクが書き直したが、ARMYにとっては思い入れのある大切な曲である。
ファンに愛されている2曲が正式にリリースされると、すぐに国内外のチャートでランクイン。ジョングクは、変わらぬ高い人気と、圧倒的な音源パワーを見せつけた。
まず、米国と日本のiTunes(アイチューンズ)では、1位と2位をジョングクが独占!
4日午前9時基準で、iTunesの“トップソング”チャートでは、『My You』が日本を含めフィンランド、パラグアイ、カタールなど世界の15の国と地域で1位! 『Still With You』は、米国、カナダ、ドイツ、フランスなど、世界の83もの国と地域で1位を記録している。
『Still With You』は、韓国では発売からわずか1時間で、国内音源プラットフォームMelon(メロン)のメインチャート“TOP100”で74位に進入し、4日0時に31位と自己最高順位を記録、午前9時現在で49位にランクインしている。
新曲ではなく、すでに発表されていた曲のリリースであることを考えると、世界中でのチャートインは異例の成績。ソロでも強さを見せつけるのは、さすがジョングクである。
特に『Still With You』については、韓国オンラインコミュニティーやSNSで、「歌が本当にすごくいい。聞いてない方、ぜひ聞いてみて!」と、ファンが楽曲の素晴らしさを訴える投稿が多数上がっている。
ファンによると、この曲は、導入部分に雨の音が入っており、どことなく物寂し気な雰囲気を漂わせているが、その雰囲気とメロディーがジョングクの切なく美しい歌声を際立たせ、曲の世界観に引き込まれるのだという。
ファンの投稿を見てみると、「これは雨の日に聞いたら、完全にヤラレル」「この歌を知らずに暮らしてたら勿体ない!」「“本当に名曲だから”と言われて聴いたら一度でハマった」など、絶賛コメントが多い。
また、「梅雨時の固定曲」「雨が降ったらこの歌を聞いて! 梅雨にぴったりだから」「雨が降る時に必ず聞いてほしい曲」など、日本と同じく梅雨がある韓国では、雨の季節に似合う、おススメの曲でもあるようだ。
さらに「雨の時や夜に聞くと、もっといい」「目をつぶってイヤホンで聞くとハンパない」と、曲を聴くのに良いシチュエーションを教えてくれるファンも。
今回、日米韓でチャートインした、梅雨の名曲『Still With You』。雨の季節が苦手な方も、ジョングクの歌声を聴けば、気分が上がるかも!?
BTSジョングク『Still With You』をsoundcloudで聴く(外部リンク)
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