BTS(防弾少年団)のメンバージョングクが、家族が経営するアパレル企業の洋服を数回に渡り着用したことが”裏広告”に当たると、10月3日に公正取引委員会へ苦情が届いたと報じられた。公正取引委員会の見解、そして韓国ファンの反応とは‥。
世界的な人気グループとして、K-POPアーティストの中では最も多くのファンを抱えているとされるBTS(防弾少年団)。

世界的な人気を博すBTS(画像出典:BTS公式Twitter)
BTSのメンバー7人は、トップスターであるが故に身に着けるもの、手に持つもの触れるもの全てが売り切れになるという、とてつもない影響力を持っている。
しかし一部の人には、その影響力が”とても気に食わない”ようだ。
去る10月3日、複数の韓国メディアは「BTSのメンバージョングクが、実兄が経営するアパレル企業の洋服を数回に渡り着用し、これが”裏広告”に当たると、公正取引委員会に苦情が届けられた」と一斉に報道。

BTSのメンバー ジョングクに、”裏広告”の疑惑が浮上した(画像出典:BTS公式FaceBook)
そもそも”裏広告”とは何か‥?
裏広告とは、芸能人やインフルエンサーが企業から報酬を受け取り、製品を宣伝する行為を指す言葉だ。
説明だけ読めば、至極真っ当な行為なのだが、問題視されるのはその手法にある。
本来ならば、報酬を受け取ったものをSNSで掲載する場合、”広告である”ということがわかるようにしなければならない。しかし裏広告の場合、報酬を受け取った事を明かさず、あたかも自身が愛用しているかのように「使ってみたらすごく良かった」「デザインが気に入った! 皆さん(ファン)にもおすすめしたい」と、自己の影響力を駆使してセールストークを行うという手法で、これが「消費者を欺瞞する行為だ」と、韓国では厳しく制裁されているのだ。
今回の苦情を受け、公正取引委員会の関係者は「裏広告と断定することが極めて難しい」とし「裏広告と判断される最も大事な要素は”欺瞞性”であるが、ジョングクは洋服に関して、まったく言及していない」と述べている。
もし、ジョングクが「この服、めちゃいいよ!」「皆、買ってね」などと、購入を促すような発言をしたのであれば、裏広告と見なされる可能性は多少なりともあるが、ジョングクは着用した洋服については一度も触れなかったのだ。
韓国ファンの反応とは
善良なイメージと影響力を広めてきたジョングクが、芳しくない事案に巻き込まれていることに対して、ファンは「同種(アパレル)業界の人の仕業かな」「妬みにもほどがある」など、怒りの反応を見せた。しかしその一方で、「ジョングクは、自分が着れば売れることを知ってるはず‥でも人はこれを、純粋な兄弟愛として見てくれないのかな‥」「Girl’s Dayのヘリも、妹が運営するアパレルサイトをレギュラー番組で宣伝して叩かれたよね? それは仕方ないよね」など、彼を擁護しきれないもどかしさも語る。
(関連記事) Girl’s Day ヘリ、妹のショッピングサイトを宣伝? 慎重さに欠けたと謝罪
その他に「巨額の契約金を支払ったアパレル関連の広告主が、ジョングクの行動を快く思ってないのかもしれない」と、今回の行動がBTSとHYBE側、BTSがモデルを務めるアパレル企業の関係性に悪影響を及ぼしかねないと危惧する声も上がった。
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
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