8月9日『HYBEから新人ガールズグループが誕生する』と、韓国メディアが一斉に伝えた。韓国経済専門メディアであるアジア経済は「業績に否定的な影響を及ぼす」と分析し、注目を浴びている。
世界的な人気アイドルグループ、BTS(防弾少年団)を擁しながら、攻撃的な投資や合併・買収(M&A)を行っているHYBE(ハイブ)。
今年4月には、1兆ウォンを投じてアリアナ・グランデ、ジャスティン・ビーバーらが所属するイサカ・ホールディングスを買収し、市場を驚かせた。
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アグレッシブなM&Aと並行して、新鋭アイドルの発掘や育成にも力を入れているようだ。
去る8月9日、韓国メディアは『HYBEの新人ガールズグループ(子会社のSOURCE MUSICと合作)が誕生する』と報じた。
デビューの時期は、今年の”第4四半期”と言われており、かつてSMエンターテインメントで少女時代(SNSD)やf(x)、Red Velvetを輩出した実績を持つ、ミン・ヒジンCBO(ブランド責任者)がHYBEに移籍してから、初めて披露するガールズグループとなる。
この報せを伝えたメディアの1つ、韓国経済専門メディアのアジア経済(www.asiae.co.kr)は、経済的な観点から「HYBEの新人ガールズグループは、業績には否定的な影響を及ぼすだろう」と分析し、注目を浴びている。
BLACKPINKに負けないルックスと実力を持つグループ
HYBE関係者は、取材メディアに対し「新人ガールズグループを準備中だ。しかし、正確な日程とメンバーの人数、ジャンルについては極秘」としながらも「BLACKPINK(ブラックピンク)に負けないルックスと実力を持っている」と、期待感を隠さない。
同グループについては先月、HYBEが複数の商標登録を行っていたことと相まって、BTSの『Permission to Dance』のミュージックビデオに、女子高生役で登場した2人が「新人ガールズグループのメンバーではないか」などの予想が飛び交うなど、常に芸能界関係者やファンから関心が寄せられている。
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BTSメンバーの入隊により「成長動力を失われるのでは?」と懸念されているHYBEにとって、ニューフェイスを登板させて、投資家の憂鬱(?)を吹き飛ばす必要性がある。内心、新人ガールズグループが”ゲームチェンジャー”になってくれると期待しているのかもしれない。
しかし、投資などに詳しいアナリストたちは、新人ガールズグループが、業績面において”即戦力”になるとは思っていないようだ。
即戦力にはならない‥その理由とは
アジア経済はその理由として、近年著しいK-POP界のある”現状”を挙げている。
その現状とは、以下の3つ。
- 巨額化する投資に対し、本格的な収益獲得の時期が遅い
- 巨額化する投資に対し、本格的な収益獲得の期間が短い
- 男性アイドルに比べて、女性アイドルはファンダムの形成が遅い
このような現状のためか、投資家からは資金回収のサイクルが早い男性アイドルが好まれる傾向にあり、オーディション番組を通して、デビュー前からファンダムを作るという動きが顕著であるようだ。
もう1つ、HYBEの総括プロデューサーであり、実質的な首長であるパン・シヒョク氏の”スタイル”にも理由があると、アジア経済は伝えている。
スターダムにのし上げるという戦略より、独自の世界観などでファンを魅了するコンテンツを作りあげる戦略を好むパン・シヒョク氏の”スタイル”は、的中すればインパクトは大きいが、時間がかかるという短所を持っている。
以上の理由から、新人ガールズグループは「当分は儲からない」「デビューして2~3年以内に成功しないと、数十億ウォンの赤字に泣かされる」など、否定的な声が集まるのだという。
韓国の大手投資会社である、ハナ金融投資は、HYBEの第3四半期の業績が、史上最大値になるという予測を出すなど、業績面でも資金繰り面でも、申し分ない時期を送っているように見えるが、将来、BTSの入隊により起こり得る投資家の”HYBE離れ”を食い止める”秘策”に追われている。
その打開策の1つである、新人ガールズグループのローンチは、果たしてどのような結果を生むのだろうか‥。
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BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
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