俳優イ・ドンウクがMCを務めるトークショーで「日本デビューのある出来事がきっかけでステージ恐怖症になった」と打ち明けたBoA。当時を回想し鮮明に語った彼女の心境とは..
2月26日に放送されたSBSトークショー「イ・ドンウクはトークがしたくて(原題 이동욱은 토크가 하고 싶어서)」の最終回は、デビュー20周年を迎えた歌手BoA(ボア)が前の週に引き続きゲストとして出演した。
13歳の頃、「ID;Peace B(アイディー・ピース・ビー)」でデビューしたBoA。
日本やアメリカなど3ヵ国語でアルバムをリリースし、完ぺきなパフォーマンスとライブを繰り広げることから ‘舞台職人’ と呼ばれている彼女だが、日本デビューの際ある出来事があった。
その出来事の後、完ぺきなステージパフォーマンスとライブを披露するために積み重ねてきた努力を特別公開して、イ・ドンウクを感心させたという。
ステージ恐怖症になった日本デビュー
![日本デビューでの出来事を語ったBoA](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2020/02/boa-0227-2.jpg)
日本デビューでの出来事を語ったBoA(画像出典:「イ・ドンウクはトークがしたくて」キャプチャー)
この日BoAは、2001年に日本デビューショーケースを行った後、ステージ恐怖症になったことを打ち明けた。
BoAは「当時、韓国ではリップシンク(口パク)が当然でしたが、日本は絶対的に生歌で歌わなければなりませんでした。ダンスも歌も両方上手に見せたかったのですが、歌っていた時に息が切れてしまい、ステージを台無しにしてしまった事件がありました」と当時を回想した。
続けて「日本の事務所の関係者から ‘あの子が単独コンサートをするには10年かかる’ という話を聞きました。ステージに上がるごとに寿命が縮まる感じがして、アメリカに行ってトレーニングを受けましたが、走りながら歌を歌って練習しました」と、血のにじむような努力をしてきたことを語った。
また、2002年にリリースした「Listen to My Heart」で日本オリコンチャート1位を占めたことがターニングポイントになったと語ったBoA。
彼女は「日本でシングルが思うように売れなくて、最後のアルバムだと思って「Listen To My Heart」の録音を終えて韓国に戻りましたが、突然 ‘オリコン3位なので日本に早く来てください’ という電話を受けました。その後アルバムがオリコンチャート1位になり、100万枚売れたことを見て驚きました」と当時の心境を鮮明に伝えた。
歴代級のデュエット
![BoAとイ・ドンウクによるデュエットステージ](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2020/02/boa-0227-1.jpg)
BoAとイ・ドンウクによるデュエットステージ(画像出典:「イ・ドンウクはトークがしたくて」キャプチャー)
製作スタッフの提案で、デュエットステージを披露することになったイ・ドンウクとBoA。
イ・ドンウクが、自身の最愛の曲として「Only One」を要請すると、BoAは快く熱唱して ‘ライブ職人’ である様子をアピールした。
本格的なデュエットステージを控えて音楽スタジオを訪れた二人は、イ・ドンウクが直接映画「ラ・ラ・ランド」の「City Of Star」を選曲してBoAと共に練習する時間を持つことに。
そして、二人はスタジオの舞台で美しいハーモニーをリリースし、この番組以外では見ることの出来ない歴代級のデュエットに観客たちは熱い拍手でうなずいた。
番組に対する心境を述べたイ・ドンウク
![番組を終えた心境を伝えたイドンウク](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2020/02/sh-boa-0227-2.jpg)
番組を終えた心境を伝えたイ・ドンウク(写真提供:©スポーツ韓国 画像出典:「イ・ドンウクはトークがしたくて」キャプチャー)
後日、イ・ドンウクは今までショーのMCとして共に活躍したチャン・ドヨンを特別ゲストとして招いて話を交わした。
「イ・ドンウクはトークがしたくて」を終える心境を尋ねられると、イ・ドンウクは「今日の録画をして ‘この番組は自身にとってどのような意味があっただろうか?’ と考えてみました。一生会うことが出来ない方に会って、話をする良い機会であったと思います」とこれまでの時間を回想した。
チャン・ドヨンは「共に番組を進めさせて頂いて思ったことですが、イ・ドンウクさんは、ゲストから話を引き出すことが本当に上手です」と称賛した。
昨年12月、初回放送のゲストとして俳優コン・ユから最後のゲストであるBoAまで、計10人のスターやセレブたちと話を交わしてきたイ・ドンウク。
トークショーは、ゲストから深い話を引き出せるかどうかが面白味を左右するキーポイントだが、イ・ドンウクはゲストに配慮しながら彼らの胸の内を引き出すことに卓越した才能を見せた。
「若かりし頃からトークショーに対するロマンがあった」というイ・ドンウクだが、番組の幕は下りたものの、彼の非の打ちどころがない番組進行の実力を改めて証明させるプログラムとなった。
ステージ恐怖症になったエピソードを語ったBoA(動画出典:SBS Entertainment)
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