13歳でデビューして、今年20周年を迎えた歌手BoA(ボア)。過去に幼い年齢にふさわしくないという理由で非難を受けたことがあるというが、当時の映像を振り返って改めて伝えたBoAの心境とは..

歌手BoA(ボア)には ‘トラウマ’ のせいで、これまでの20年間一度も話せないことがあった。

2月19日に放送されたSBSバラエティー番組「イ・ドンウクはトークがしたくて(原題 이동욱은 토크가 하고 싶어서)」に、‘アジアの歌姫’ BoAがゲストとして出演してその心境を述べた。

アンチの餌食となったBoA

13歳という若さでデビューしたBoA

13歳という若さでデビューしたBoA(画像出典:「イ・ドンウクはトークがしたくて」キャプチャー)

この日の放送で、イ・ドンウクと共に過去の映像を見る時間を持ったBoA。

20年前に13歳という若さで歌手デビューしてスポットライトを浴びたBoAは、デビュー当初のインタビューで「若くして芸能活動をすることになり、日常を楽しめないのではないか?」という質問に対して、「物足りなさが多いです。でも二匹のウサギは捉えられないので、一匹のウサギだけを捕まえようと頑張っています」と答えた。

該当のシーンを見たBoAは「あの時、本当に多くの悪口を言われました。子供があのような話をするのか。まだ若いのに年寄りじみたことを言っていると言われ、アンチの餌食になりました」と告白。

さらに「その後、私の口から ‘二兎を追う者は一兎をも得ず’ と話したことはありません」とし「とても傷つき、その後はインタビューで ‘幼く見せようと努力をしよう’ と思い、純粋で幼い子供のように見せていました。今、映像を見ていて胸が痛いです。私自身に申し訳ないです」と語った。

30億ウォンの投資をしたSM

BoAに30億ウォンの投資をしたSMエンターテインメント

BoAに30億ウォンの投資をしたSMエンターテインメント(画像出典:「イ・ドンウクはトークがしたくて」キャプチャー)

BoAは、小学校6年生の時に約20ヶ所の芸能事務所から名刺を貰い、その中でもSMエンターテインメント(以下:SM)が一番最初に連絡をしてきたため、オーディションを受けたのち98年度にSMと契約を交わしたという。

当時、SMはBoAに30億ウォン(約3億円)の投資をしたことに対して、イ・ドンウクは「今から20年前に30億ウォンを小学校6年生の少女にかけたということは、BoAさんの実力に確信を持っていたようですね」とコメント。

これにBoAは「その30億という数字自体、近づくことが出来ない歳でした。肌で感じられるお金ではありませんでした。後で耳にしてたくさん投資されたのだなと思いました」とし「でも、その分たくさん儲けて差し上げましたから」とセンスのある受け答えを見せた。

20年間を振り返って

これまでの歌手人生を振り返ったBoA

これまでの歌手人生を振り返ったBoA(画像出典:「イ・ドンウクはトークがしたくて」キャプチャー)

これまでの活動を振り返る時間を持った際、「20年間どのような変化がありましたか」と質問を投げ掛けたイ・ドンウク。

これに対してBoAは「10代では言われたことを熱心にすることに忙しく、20代ではしたいことを探すことに忙しかった。30代では上手に見せるにはどのように見せたら良いのかと考えることに忙しかった」と深みある言葉を伝えた。

また、30代になってからとても楽になったと明らしたBoAは「私は何事も完璧にしたくて地団駄を踏んでいました。完璧で当然という周囲の視線もありましたし。でもある瞬間 ‘私も人間なのに、なぜ本来の私に寛大になれなかったのだろう?’ という気がしました」とし「皆が私に寛大ではないから、私だけでも自身に寛大にならなければと思いました」とコメント。

さらに「そういった思いによって、生活の質が変わりました。余裕があって、気持ちが楽になって、息を吹き返しました」と笑顔で語った。

デビュー20周年を迎えて、これまで険しかった歌手生活を振り返ったBoAだが、彼女の笑顔の裏には沢山の苦悩があったことが明かされて、視聴者の心をグッと掴み、BoAの偉大さを再確認させた瞬間であった。


BoAの「20年間口に出来なかったトラウマ」(動画出典:SBS Entertainment)