AOA出身で女優のクォン・ミナが、グループ内いじめを暴露してから約1年が経った。当時は彼女への同情と、いじめ加害者と名指しされたジミン、そして”傍観も犯罪”とされたソリョンは世間から非難囂囂。ジミンはグループを脱退し、全ての芸能活動中断した。しかしここにきて、ミナの言動をいぶかしむ声が増え始め、2人への評価が見直されている。 (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

2020年5月、AOAを脱退したクォン・ミナがSNSライブで「グループ内でいじめられていた」と突然の告白。

日本でも活躍していたAOA、男女問わず多くのファンが存在していた。

日本でも活躍していたAOAは、男女問わず多くのファンが存在していた。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

ミナが加害者と名指ししたのは、リーダーだったジミン。どのようにいじめを受けたか、生々しくその内容を語るのだった。

これをきっかけに、ジミンは世間から多くの非難を受けAOAを脱退。現在も一切の芸能活動を中断している状態だ。

しかしこのいじめ暴露をきっかけに、ミナは今日まで”誰か”とネット上で舌戦と暴露を繰り返し、応援し続けていたファンも、彼女の言動に疲労を感じ始めていた。

そして彼女への不信感が決定的となったのが、去る6月に突然交際相手をSNSで公表した出来事だ。この発表後、すぐさま交際相手の二股疑惑が浮上。最初は「私の口から出た言葉には、嘘はありません」と否定したものの、7月4日に全てを認めたのだ。

こうして現在、ミナの”オオカミ少年疑惑”が膨らみ始めている。

(関連記事)元AOA ミナ、いじめ暴露から1年・・自傷行為と自滅のアイコンになった現在

手の平を返すように登場した”ジミン同情論”

ミナの言動に疑いを持つようになった韓国のネットユーザーたちは、過去のジミンのインタビューを掘り起こし、同情の声を寄せ始めた。

現在もジミンの近況は聞こえてこない

現在も、ジミンの近況は聞こえてこないが‥。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

これによると、「メンバーの前で泣くことはあるか?」という質問に対して、ジミンは「AOAは私次第で、グループの雰囲気が変わる。私が大変そうな姿を見せれば、他のメンバーはすぐにそれを感じ取る。だから私が気を張っていないと‥」と返答している。また「私は練習中、足りない部分があったら直接厳しく指摘してしまう。そうやって毒を持って話をしなければ、私たちだけが”良い”と思っていても、そこに発展はない」と言うものだった。

このインタビューを読んだあるネットユーザーが「これだけAOAに責任感を持っていた人だから、最近のミナの現状を見て、ジミンへの再評価が急がれる、という話題があがっているらしい」とコメントしている。

この他には「ジミンは1年間、どれだけ辛かっただろう」「1年前は同じインタビューを読んで悪口を言う人ばかりだったのに」「彼女は自分の仕事に最善を尽くしていただけ」「ジミンがかわいそう」「ジミンが『小説だ』と言ってたけど、本当に小説だったね」と、ジミンに対して1年前の評価が180度変わっている。

“傍観者も加害者”と言われるも沈黙し続けたソリョンの評価

いじめ暴露で、ジミンと同じく世間から”加害者”のレッテルを貼られたソリョンにも、追い風が吹き始めた。

ドラマ降板要求までされたソリョン

いじめ暴露当時、出演ドラマの降板要求までされたソリョン。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

彼女はジミンと親しかったため、暴露当時「傍観も明白な罪だ」と、ソリョンのインスタグラムには数千件の非難コメントが、相次いで書き込まれている。

しかし最近になって、『ソリョンを責めた選択は果たして妥当なことだったのか』と論じる韓国メディアが登場。「傍観していた」というのは、あくまでも大衆の憶測に過ぎず、実際彼女がその時にどうしていたかは誰も知る由がないと記述している。

これが”集団”の怖さなのか、冷静になるには1年という年月が必要だったのかは定かでないが、”いじめ暴露”当時には、一切出てこなかったソリョン側の意見が散見されるようになってきた。

1年という長い時間をかけて、ようやく一方的ではない意見が出て来たことは喜ばしいことだが、もしこの記事や世間の声の”賛否”が同じくらいであったなら‥AOAはまた違う未来だったかも、しれない。








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