aespaが7月8日に発売した2ndミニアルバムが、初動販売枚数100万枚を突破! ガールズグループ史上初の快挙を成し遂げたが、韓国ネットによると、約60万枚は中国ファンが購入したものだという。中国ファンの絶大なサポートが大きな後押しとなったようだ。
KPOP第4世代ガールズグループのaespa(エスパ)が、7月8日に発売した2ndミニアルバム『Girls』が、初動販売枚数(発売後、1週間のアルバム販売枚数)が100万枚を突破したことが明らかになった。

アルバム初動売上が100万枚を突破したaespa(画像出典:aespa 公式インスタグラム)
ガールズグループのアルバム初動売上が、”100万枚”を記録するのは史上初の快挙だ。
7月14日、サークルチャート(旧ガオンチャート)の発表によると、aespaの『Girls』は初動販売枚数142万6487枚を記録し、歴代ガールズグループの初動1位に上がった。
韓国メディアでは、その販売数の内、約60万枚は、中国ファンが購入したものだと報じている。
韓国オンラインコミュニティーでは、「aespa本当におめでとう!」「すごい! 第4世代グループの勢いが止まらないね」などの祝福の声とともに、「中国で60万? すごすぎる」「中国ファンの心を掴むことが大切なんだね」と中国ファンからのサポートに対する驚きの声も上がっている。
中には、「アルバム販売数は中国ファンのバックアップがあってこそ」「*SMが中国を手放せない理由がわかった」というコメントも見られた。
*SM:aespaの所属事務所であるSMエンターテインメント
実は、SMと中国の関係はこれまでも度々話題になっているのだ。
最近では、SM所属の人気ボーイズグループNCT DREAM(エヌシーティードリーム)が5月に発売した2ndフルアルバムのリパッケージ『Beatbox(ビートボックス)』の初動販売数を巡って問題が起こった。
(関連記事)NCT DREAM 記録達成のため大量購入も中国ファンが怒り・・一体何が?
このアルバムは週間アルバムチャートで1位を占め、初動で80万枚を突破したのだが、実際にはアルバム通販サイトのKTOWN4U(ケータウンフォーユー)で購入された分が初動販売量にうまく反映されていないという疑惑が持ち上がる。
その理由は、大量にアルバムを購入した中国ファンの大半が”予約販売”であったため、実際にKTOWN4U側に物品が入庫されず、正式な初動販売量として見なされなかったことが原因と見られている。
もし未反映分が全てカウントされていれば、”初動100万枚”が達成できていたため、SMは大記録を目前で逃す結果を招いてしまったのだ。
NCT DREAMを応援する中国のファンダムの強力なサポートを活かせなかったのは、なんとも残念だ。

NCT DREAM (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
しかし、中国のファンがKPOPグループをサポートする一方で、韓国では反中感情が高まっている。
その理由は、中国で、韓国の古代歴史文化(例えばキムチ、朝鮮半島の伝統衣装のチマチョゴリなど)は、もともと中国の文化だと主張する動きが強く見られるようになったからだと言われている。
そして、1950年朝鮮戦争時に、中国が北朝鮮側を支援するために参戦した事実を正当化、美化する主張も見られ、韓国のSNSでは、文化や歴史に関する中国の主張への反発が度々繰り返されている。
さらには、韓国を拠点に活躍する中国人アイドルがSNSで、中国当局の主張を支持するかのような発言をしたことがあり、「今は韓国で活躍しているのに、なぜそういった態度をとるのか?」と韓国人の反感を買ったこともある。
韓国内では、中国人アイドルの言動はこれまでも何かとの注目を浴びており、今では中国人メンバーをグループに入れることは、リスキーな部分が多いように推測できる。
中でもSMには中国人メンバーがいるグループが多いため、韓国ファンの間では「グループ活動に支障をきたすのでは?」「他のメンバーに迷惑をかけないか?」と懸念を示すファンも多く、「どうして中国人を入れるの?」「中国人をメンバーに入れないで」などの声も上がっているようだ。
しかし、今回ガールズグループ史上初の快挙を成し遂げたaespaの活躍は、果たして中国ファンのサポートなしで可能だったのだろうか。
その答えを考えると、例えリスクがあっても、SMにとって中国とのつながりは大切なものであり、ありがたい存在のようだ。
韓国オンラインコミュニティーで「SMが中国を手放せない理由がわかった」というコメントが上がった理由にうなずける。
(構成:酒井知亜)
aespa
aespa(エスパ)は、SMエンターテインメント所属のガールズグループとして、Red Velvet(レッドベルベット)以来、6年ぶりにデビューした新人ガールズグループだ。韓国人カリナとウインター、日本人ジゼル、中国人ニンニンの4人で構成されている。
aespaとは、“Avatar X Experience”を表現する“ae”と、両面という意味を持つ英単語“aspect”を結合させている。
2020年11月17日にシングル『Black Mamba』でデビュー。楽曲発表からわずか61日という短期間で、韓国地上波の音楽番組で1位を獲得するという快挙を成し遂げた。
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