人気韓国ドラマ『梨泰院クラス』の日本リメイク版である『六本木クラス』がついにベールを脱いだ。SNSやコミュニティーサイトには、第1話を見た視聴者から続々と感想が上がっている。では、『梨泰院クラス』が放送された韓国のネット反応はどうだろうか。
待望のリメイク版ドラマが、ついにベールを脱いだ。
7月7日、テレビ朝日の木曜ドラマ『六本木クラス』が放送開始となった。
本作は、人気韓国ドラマ『梨泰院クラス』のリメイク版として、制作段階から視聴者の関心を集めていた。本家を超える作品と期待する視聴者も多くいる中、視聴率は9.6%という数字で初回放送を終える。

『六本木クラス』の原作『梨泰院クラス』(画像出典:JTBC)
そして、日本のSNSやコミュニティーサイトには、第1話を観た視聴者から続々と感想が上がった。
この中には『梨泰院クラス』を観た人が多く、重要シーンを比較する映像までも登場。評価は様々だが、概ね「原作を忠実に再現していた」という意見が多く見られた。
では、『梨泰院クラス』が放送された現地、韓国ネットの反応はどうだろうか。
ドラマのクオリティーに関して、とても厳しいことで知られている韓国。その厳しさが、良質なドラマを量産している背景になったとも言われるほどだ。
そして案の定、韓国の反応は”親切”ではない。悪評まではいかなくとも、厳しい声が相次いでいる。
最も目立った意見は、やはりドラマクオリティーへの苦言だ。あるネットユーザーは「カメラは1台しかないの?」「バラエティー番組の再現ドラマみたいな映像」と、単調なカメラワークを指摘。
一方で、韓国国内で一部の日本のマスコミが提起した、”製作費が低予算過ぎる”という事案が紹介されたようで、それに触れながら「仕方ない」という声も登場した。
次に多かった苦言は、やはり『梨泰院クラス』の出演俳優陣との比較だ。
『梨泰院クラス』の役者たちは、視聴者を惑わすような、細やかな感情と複雑なキャラクターといった、”立体感”ある演技を披露。
それに比べて『六本木クラス』に出演する俳優陣の演技は、韓国人にとって”平面なもの”に映ったようだ。あるネットユーザーは「キャラクターが分かりやすい」という皮肉が飛び出している。
また、日本を代表する名優の一人である、香川照之に対しては「さすが演技の達人‥だけど、長家(チャンガ)の会長に漂っていたミステリアスな雰囲気は消えてる」と評価した。

長家の会長に扮したユ・ジェミョン (画像出典:JTBCドラマ)
一方、韓国の日本ドラマファンからは『梨泰院クラス』があまりにも有名で良作であると指摘、つまり”原作と比較されがち”ということだ。
一部のネットユーザーからは「海外の人気ドラマをリメイクするという趣旨は称賛したいが、なぜ自らハードルを上げているのか」「『シグナル』みたいな、日本でそこまで知られていないドラマをリメイクすればいいのでは?」「日本ドラマ特有のテイストも生かせず、原作のクオリティーにも及ばず‥残念としか言えない」「人気韓国ドラマのリメイクは、話題を集めるというメリットがある反面、比較されがち‥いわば”諸刃の剣”」などの嘆きも聞こえた。
『六本木クラス』予告動画(30秒)
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