BTS(防弾少年団)のジョングクにとって、リーダーのRMは人生のロールモデルでもあり、ヒーローでもあるようだ。RMに向けて心境を語るジョングクの動画がSNSで話題になっているので紹介したいと思う。
BTS(防弾少年団)のジョングクが、リーダーのRMに対して心境を語る動画が、愛情が溢れていると話題だ。
最近、Twitterでは”ジョングクのヒーローはRM”という内容の短い動画が投稿された。公開された動画は、9月9日にGQの公式Youtubeに掲載されたBTSのインタビューだ。
RMについて語るジョングク(画像出典:GQ Youtube)
動画の中で、ジョングクはRMについて「僕が今の人生に定着した理由は、RM兄さんにあったと思います。一番近くで多くのことを学べる人で、外見や内面がセクシーな人でもあり、その中でも、特に音楽的なことで学ぶ点が多く、尊敬というより、RM兄さんの考えや話し方、音楽、行動などを見て話を交わすうちに、自身の中に潜在していた何かを探せたような気がします」と語っている。
BTSのリーダーでもあるRMは、BTSの始まりでもある。Big Hitエンターテインメントのパン・シヒョク代表が、RMを初めて見た当時「RMの思考の深さと言語の流麗さ、創造的なラップの実力に感銘を受けた」と話すほどだ。
RMは普段、「世の中を変えることができる方法が2つあるという。1つ目は革命家になること、2つ目は世の中を肯定的に眺めること。僕は2つともしたい。2つともやり遂げる」と話してきた。そして彼はやり遂げた。2018年9月、ニューヨークの国連本部で開かれた国連児童基金(ユニセフ)の会合に出席し、”自分自身を語ろう”とメッセージを伝えた。
彼の演説は反響が大きく、アメリカドラマで学んだという”RMの英語勉強法”が話題になり、彼の演説内容は全世界での試験問題や課題物として活用され、”Love yourself”というRMのメッセージが世界と共鳴した瞬間だった。
このようなRMの姿は、ジョングクにとって自らの生き方のお手本となる”人生のロールモデル”なのだろう。演説後、ジョングクはSNSを通じて「演説しているRM兄さんの後ろ姿はとても大きく見えました。本当にカッコイイ。自負心を感じさせてくれるお兄さんです。僕ももっと英語が出来るようになりたいと感じました」と語ったエピソードもある。
そんなジョングクも、持って生まれたフィジカルが良く、ボーカル、ダンス、作曲などどのような分野でもすぐに習得し、感性も豊かだ。Twittrerなどでは”#정감(ジョングクの感性)”というハッシュタグが付けられ、ジョングクが撮影した写真が掲載されており、ファンたちに「ジョングクの世界観は本当に綺麗で癒される」と喜びを与えている。
BTSは、アイドルでありながらストイックに音楽性や人間性を追求している魅力的なアーティストだ。華やかな見た目とは違い、メンバーたちの秀才な点がファンを虜にしているようだ。
BTS Breaks Down Their Style Heroes(動画出典:GQ)