BTS(防弾少年団 / 愛称 バンタン)のV(ブイ)が、V LIVEを通じてサセンファンに対して厳しい忠告を与えた。V曰く飛行機に搭乗する際、前の席や隣の席に座るサセンファンがいるという。そのようなファンに対してVは、「私的な空間で安心してゆっくり休めません」と苦痛を吐露した。
グローバルアイドルグループBTS(防弾少年団)のV(ブイ)が、サセンファンに対して言及した。
「サセン」とは、韓国語の「사생활(サセンファル = 私生活)」から来ている言葉で、芸能人の私生活を追っかけまわすストーカーのようなファンのことを指し、好きなアイドルに対して度を超えた愛情表現で非難されている人たちのことを意味する。
12月15日、V(ブイ)はNAVERのV LIVEを通じて「僕も久しぶり」というタイトルで個人放送を進めた。

サセンファンに忠告をしたBTSのV(画像出典:V LIVE)
この日の放送中、目を引いた部分はサセンファンに対するVの発言だった。
Vは「僕が代表して話さなければなりません。実際、僕たちも飛行機に乗りたいけれど、長距離の飛行でも短距離の飛行でも、僕たちが乗ることを知っていて前の席や隣の席に座る方々がいらっしゃいます」とし「私的な空間で安心してゆっくり休めず、とても不便でした」コメント。
さらに「正直言わせてもらうと、そんなことはしないで頂きたいです。怖いです。本当に怖いです。ここまでにしておきます」と、一言一言丁寧に言葉を選びながらも厳しい忠告を与えた。
BTSは、今年6月にメンバーのジョングクもライブ放送をしていた際にサセンファンと思われる人物から電話が掛かってきたことがあり「サセンファンたちから沢山電話が掛かってくる。知らない番号は着信拒否するしかない」と苦痛を吐露したことがある。
これに先立ち、2017年5月BTSの所属事務所Big Hitエンターテインメントが、サセンファンに対して私生活の侵害に対する行動を自制するよう公式コメントを伝えた事がある。
当時「海外ツアー時、マネージャーとSPの制止にも関わらず、一部のファンが不法な方法で得た航空スケジュールを利用して、BTSと同じ飛行機に搭乗して航空機内でメンバーの隣の席に座ろうと試みたり、至近距離で隠れて写真と動画を撮影するなど行動をして物議を醸している」とコメントし、サセンファンのブラックリストまで掲載した。
所属事務所側は、このようなファンたちの行動によってBTSのメンバーたちは精神的・身体的に大きなストレスを受けていると訴えたことがある。
一方、今回Vの放送を見たBTSのファンたちは「Vが代表で語らなければならないほど全てのメンバーたちが苦痛を感じているのでしょうね」「サセンの度を越えた行動は身の毛がよだつほど気持ちが悪い」「私的な空間ではどうか彼らを休ませてあげてください」などの反応を見せて、直接サセンに警告したVに心配の声が寄せられている。
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
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