二人の首長がともに辞任したYGエンターテインメント、下落する自社の株価を食い止めるためにBLACKPINK(ブラックピンク)を過剰広報しているとの指摘も出ている。
先日14日、YGエンターテインメント(以下YG)で23年間指揮を執っていたヤン・ヒョンソク総括プロデューサーと、彼の実弟で同社の代表取締役のヤン・ミンソク氏が共に辞任を発表した。

6月14日 YGエンターテインメントの総括プロデューサーを辞任すると発表したヤン・ヒョンソク氏(写真提供:©スポーツ韓国)
相次ぐ所属芸能人の麻薬疑惑や不祥事でどん底に陥っていたYGエンターテインメントを「再生の道」に導くためにも、選択の余地はなかったようだ。
今年3月、元BIGBANGのメンバー・スンリ(VI)が関与したとされるクラブ・バーニングサン事件から勃発した数々の不祥事について、YGと経営陣に対し責任を求める声が上がっていたが、一般の人にはYGの「管理不足程度」で受け止められる傾向が強かった。
が、2014年にYGが主体となり海外資産家を招き性接待を行ったという疑惑が報じられるや否や、今回は元iKONのB.Iに対して過去に行われた警察捜査に介入したという疑惑も浮上したのだ。

クラブ・バーニングサン事件に関与したとされる元BIGBANGメンバースンリ(VI) .. YGはこの事件の余波で1000億ウォン近く時価総額を減らしてしまった。(写真提供:©スポーツ韓国)
一時1兆ウォンを超えた株式時価総額が、現在はその半分近く消え5368億ウォン。B.Iの捜査介入疑惑が報じられた14日には、株価が前日比5.60%下落した。
このまま、ヤン兄弟が経営のトップとして君臨していると株価の下落と会社の没落は招かざるを得ない現実となってしまう..という危機感に襲われたヤン兄弟は、経営の第一線から一歩後退する選択をとったのだ。
こんな渦中にも、快進撃を見せYGの命運を握っているとまで称されたのが、人気ガールズグループ・BLACKPINK(ブラックピンク)である。

YGの救世主となるか。BLACKPINK(写真提供:©スポーツ韓国)
アメリカツアー満席、20万5000席規模の日本ドームツアー、ビルボードメインチャートでの好成績など、あのBTS(防弾少年団)に次ぐワールドクラスアイドルになるという予想も出ているなか、過大評価されているのではないかという声も上がっている。その過大評価を主導したのが、YGであるという苦言を呈する人まで出ているのだ。
BLACKPINKのアメリカツアーは「全席満席」という記事まで出ていたが、事実とは違ったという記事も複数出ている。
なお、日本ドームツアーも予想値の観客動員数が発表されマスコミプレー(世論集め)をしたという疑いをかけられている。
YGがここまで踏み切る背景には「株価防御」のためという分析や指摘も出ている。上述したスンリ(VI)が関与したとされるクラブ・バーニングサン事件で1000億ウォン近く株式時価総額を減らしてしまったYGとしては、「鉄壁防御」のためにBLACKPINKをマウンド(?)に上げるしかなかったのだ。
BLACKPINKへの世界的な関心は確かに高い。昨年彼女らのポテンシャルを見極めたユニバーサルミュージックが、アメリカ活動の支援に買って出た。アメリカ最大の音楽フェスティバル「コーチェラ・フェスティバル」にも参加する。
しかし、世界で活躍できるトップアイドルとして、十分な実力とポテンシャルを持っていても「過剰広報」「過大評価」というレッテルが付きまとうことになったら、これも「YGの重大な責任」だ。
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