• オリジナル作品から既存作品、独占配信作品まで、韓国ドラマや映画を幅広く楽しめるNetflix。
  • 2026年も数々の韓国作品が話題となる中、出演作を通じて存在感を発揮し、Netflixを盛り上げた韓国俳優7人に注目。
  • 今年のNetflixを彩った話題作とともに、それぞれの俳優が見せた印象的な演技や魅力を振り返ります。(2026年8月21日現在)

今や韓国コンテンツを楽しむうえで欠かせない存在となったNetflix。オリジナル作品をはじめ、話題の既存作品や独占配信作品まで幅広いラインナップを届けています。

2026年も韓国ドラマだけでなく韓国映画も数多く配信され、さまざまな作品を通じて俳優たちの新たな魅力に触れる機会が増えました。

中でも今年は、Netflixオリジナル作品や独占配信作品への出演を通じて、国内外の視聴者から注目を集めた俳優たちが続々と登場。

作品の話題性を高めるだけでなく、これまでとは異なるキャラクターや演技を披露し、Netflixを盛り上げた存在も少なくありません。

今回は、2026年のNetflixを語るうえで欠かせない存在となった韓国俳優の中から、特に注目したい7人をピックアップしてご紹介します。(2026年8月21日現在)

パク・ウンビン

「信じて観られる俳優」として、多くの視聴者から確かな信頼と安心感を得ているパク・ウンビン。今年は5月15日配信開始のNetflixオリジナル韓国ドラマ『ワンダーフールズ』、7月18日配信開始のtvN『恋は命がけ』と、2作連続でNetflix配信作品の主演を務め、存在感を発揮しました。

Netflix『ワンダーフールズ』で演じたウン・チェニ(左)とtvN『恋は命がけ』のチョン・ヨリ(右) (画像出典:Netflix, tvN)

まず『ワンダーフールズ』では、ENA『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』を手掛けたユ・インシク氏と再タッグを組み、1999年を舞台に、思いがけず超能力を得た町の“ポンコツ”たちが街の平和を脅かす悪党に立ち向かう、コミカルなアクション・アドベンチャー。

パク・ウンビン演じるウン・チェニは、心臓病を抱え祖母に守られて育った一方、やりたいことは必ずやり遂げる自由奔放な性格の持ち主で、瞬間移動能力を得たことで人生が一変するキャラクター。予測不能な行動と愛らしいコミカルな演技が魅力のウン・チェニを、パク・ウンビンは持ち前のキャラクター解釈力で生き生きと表現し、超能力という突飛な設定にもリアリティーとユーモアを与えました。

続く『恋は命がけ』は、2011年公開の同名映画をドラマ化した作品。幽霊が見えるホテル財閥令嬢と、捜査に情熱を燃やす熱血検事が繰り広げるオカルト・ラブコメミステリーを描きます。

ここで演じたのは、どこかミステリアスな雰囲気を漂わせる令嬢チョン・ヨリで、『ワンダーフールズ』とは大きく異なる役柄に挑戦。

コミカルな超能力者から孤独を抱えるミステリアスな財閥令嬢まで、正反対ともいえるキャラクターを繊細な表現力で演じ分け、改めて幅広い演技力を印象づけた一年となりました。

ハ・ユンギョン

高校2年生の頃、芸術大学への進学準備をきっかけに本格的に演技を始めたというハ・ユンギョン。これまでtvN『生まれ変わってもよろしく』やDisney+『江南Bサイド』などに出演し、作品ごとに異なるキャラクターを演じながら着実にキャリアを築いてきました。

tvN『Missホンは潜入調査中』で熱演したコ・ボクヒ(左)とJTBC『マンションのお仕事』のカン・ハリ(右) (画像出典:tvN, JTBC)

今年は、全国最高視聴率13.1%を記録したtvN『Missホンは潜入調査中』と、チソン主演のJTBC『マンションのお仕事』を通じて、Netflixユーザーにもその存在感を印象づけています。

『Missホンは潜入調査中』では、上司の権力を自らの力と考える機会主義者でありながら、波乱に満ちた過去を抱えるコ・ボクヒを演じ、華やかな服装とは裏腹にたくましく生き抜く女性を表現しました。

一方、『マンションのお仕事』では、ロースクールを卒業しながら司法試験に何度も落ち続ける長期受験生で、弁護士を目指すカン・ハリ役を担当。無料法律相談所でアルバイトをしながら、姉には試験に合格したと嘘をつき、その嘘を守るためマンションの“偽装妻”の仕事まで引き受けるという、コミカルで波乱に満ちたキャラクターを演じています。

社会の中で生き残るためしたたかに立ち回るボクヒと、夢と現実の間でもがくハリという対照的な女性を演じ分け、幅広い演技力を披露しました。

さらに今後は、JTBC『神のビー玉』(原題:신의 구슬)とNetflix『ファースト・ドクター』(原題:퍼스트 닥터)への出演も決定しており、これからの活躍にも期待が高まる俳優の一人です。

オ・ジョンセ

作品ごとにまったく異なる顔を見せ、同時期に複数の作品へ出演しても、キャラクターの印象が重ならないほど幅広い演技力を持つオ・ジョンセ。

韓国映画『ワイルド・シング』のチェ・ソンゴン(左)とJTBC『誰だって無価値な自分と闘っている』のパク・ギョンセ(右) (画像出典:LOTTEエンターテインメント, JTBC)

『椿の花咲く頃』や『ストーブリーグ』をはじめ、『操作された都市』『エクストリーム・ジョブ』などドラマと映画の両方で活躍してきたため、韓ドラ・韓国映画ファンなら一度ならず、その姿を目にしたことがあるはず!

彼は今年、ドラマと映画を合わせて5作品に出演し、そのうちJTBC『誰だって無価値な自分と闘っている』と韓国映画『ワイルド・シング』の2作品がNetflixで独占配信されています。

『誰だって無価値な自分と闘っている』では、8人会のメンバーでゴパクフィルム所属の監督パク・ギョンセ役を演じ、20年間デビューできずにいる人物を見下し、自分との間に明確な格差をつけようとする複雑なキャラクターを表現しました。

他人の「無価値」を探しながら、自らの価値を証明しようとするギョンセの歪んだ自尊心や焦燥感を、オ・ジョンセならではの繊細な演技で浮かび上がらせています。

一方、映画『ワイルド・シング』では、新人歌手トライアングルにも追い抜かれた“万年2位”の不遇なバラード歌手チェ・ソンゴン役に扮しました。

特にトライアングルの3人以上に、オ・ジョンセ演じるチェ・ソンゴンの魅力を引き出しているとの評価もあり、劇中で歌う「I Like You」のMVまで公開されるなど注目を集めました。

シリアスな人物からどこか哀愁を漂わせるコミカルなキャラクターまで、作品ごとにまったく異なる色を見せるのは、まさにオ・ジョンセの大きな魅力。来年にはデビュー30周年を迎えるオ・ジョンセが、これからも作品ごとに異なる顔を見せる、唯一無二の演技に期待が高まります。

チェ・デフン

今年でデビュー24周年を迎える俳優チェ・デフン。2002年に短編映画『塩鯖』(原題:자반 고등어)でデビューした後、主に演劇やミュージカルを中心に活動。ドラマでは短編作品や朝ドラを中心に出演していたが、2017年頃から本格的にドラマへ活動の場を広げました。

Netflix『ワンダーフールズ』のソン・ギョンフン(左)と、SBS『エージェント・キム:リアクティベイテッド』で演じた元テコンドー金メダリストで道場を営むソン・ハンス(右) (画像出典:Netflix, SBS)

以降は数多くのミニシリーズで助演を務め、作品ごとに確かな存在感を残す多作俳優として知られるように。

今年は特別出演を含め、4本のドラマへの出演・出演を控えており、そのうち3作品がNetflixで配信されるという驚きの活躍ぶりを見せています。しかも『ワンダーフールズ』、『エージェント・キム:リアクティベイテッド』、『恋は飴模様』と、5月、6月、8月という短いスパンで立て続けに登場しました。

パク・ウンビン主演の『ワンダーフールズ』では、ヘソン市公認の“迷惑者”ソン・ギョンフン役に扮し、嘘をつくと何でも身体に粘着してしまう「接着能力」を持つキャラクターをコミカルに演じています。

続くSBS『エージェント・キム:リアクティベイテッド』では、元テコンドー金メダリストで道場を営むソン・ハンス役を担当。秘密任務を数多く遂行した元諜報員でありながら、現在は正体を隠して子どもたちにテコンドーを教えるという、ユニークな人物を演じました。

さらに8月7日からNetflixで配信開始となったオリジナル韓国ドラマ『恋は飴模様』では、田舎の病院で働く医師役で特別出演しています。

わずか数カ月の間にコミカルな超能力者、元秘密要員のテコンドー師範、そして医師と、まったく異なる役柄を演じ分けている点も、長年培ってきたチェ・デフンの演技力ならでは。

次回作にはDisney+『再婚承認を要求します』も控えており、24年のキャリアを重ねたベテラン俳優が今後どのような役柄で存在感を見せるのか注目されます。

ソ・ジソブ

2026年の韓ドラ界を語るうえで、ソ・ジソブも欠かせない存在の一人ではないでしょうか。今年、全国最高視聴率23.1%を記録したSBS『エージェント・キム:リアクティベイテッド』で主人公キム部長を熱演し、圧倒的な存在感を見せました。

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SBS『エージェント・キム:リアクティベイテッド』キム部長 (画像出典:SBS)

本作は、「世界で最も平凡な」父親が、一人娘を取り戻すため「世界で最も危険な」男へと変貌していく、父親の復讐を描いたアクションドラマ。昨年Netflixオリジナル韓国ドラマ『広場』でもアクション演技を披露したソ・ジソブにとって、再び本格的なアクションに挑んだ作品でもあります。

ソ・ジソブ演じるキム部長は、ミンジの父親。中小貯蓄銀行の部長として平凡な会社員生活を送る一方、かつては南北双方に関わる数々の特殊任務に派遣された元特殊工作員。北朝鮮から指名手配されるブラックリストに名を連ね、韓国でもその存在を知られてはならない危険な人物でありながら、娘のために再び過去の能力を解き放つことになります。

穏やかな父親としての日常と、愛する娘を守るためなら手段を選ばない元特殊工作員という二つの顔を、ソ・ジソブは重厚な演技と迫力あるアクションで表現しました。

現時点で2026年一番の韓国ドラマ最高視聴率を記録したことからも、本作が今年の韓ドラシーンを大きく盛り上げた作品であることがうかがえます。

『広場』に続いてアクション俳優としての存在感を改めて印象づけたソ・ジソブ。次はどのような作品、そしてどのようなキャラクターで視聴者の前に姿を見せてくれるのか注目です。

キム・ムヨル

主演作のグローバルヒットをきっかけに、Instagramのフォロワー数が急増したというエピソードが話題となった俳優がキム・ムヨル。

Netflix『鉄槌教師』で演じたナ・ファジン (画像出典:Netflix)

今年はNetflixオリジナル韓国ドラマ『鉄槌教師』で主演を務め、2024年の『于氏王后』以来、約2年ぶりとなるドラマ出演を果たしました。

本作で演じたのは、学校で起こるさまざまな問題を独自の方法で解決する教権保護局の監督官ナ・ファジン。特殊部隊の特任隊出身という異色の経歴を持つ人物で、一見すると無愛想で威圧的でありながら、常に被害者の側に立ち、その声に耳を傾ける温かさも持ち合わせています。

学校で起こる問題に正面から向き合い、ときには痛快な方法で解決していくナ・ファジンを、キム・ムヨルは冷静で近寄りがたい雰囲気と、弱い立場の人々に寄り添う繊細な一面を巧みに演じ分け、キャラクターに説得力を与えました。

そして本作は、7月29日時点で公開から8週で累計視聴数6,020万ビューを記録。Netflix週間グローバル非英語TV部門の歴代視聴数ランキングで10位に入る大ヒットとなり、『イカゲーム』シリーズに次ぐ韓国ドラマとしても注目を集めました。

そんな世界的ヒット作で強烈な存在感を放ったキム・ムヨルをはじめ、『鉄槌教師』で共演したイ・ソンミン、チン・ギジュ、ピョ・ジフンの4人が一堂に会するスペシャルファンミーティングが、10月10日に開催予定。

ドラマの世界的ヒットを追い風に、さらに注目度を高めているキム・ムヨル。今後、どのような作品で新たな魅力を見せてくれるのか、期待が高まります。

ホ・ナムジュン

今年、俳優として大きく飛躍した一人が、イム・ジヨンとW主演を務めたSBS金土ドラマ『素晴らしき新世界』で注目を集めたホ・ナムジュン。

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SBS『素晴らしき新世界』チャ・セゲ (画像出典:SBS)

全国最高視聴率11.8%を記録した本作は、朝鮮時代の稀代の悪女の魂が乗り移り、悪女と化した無名女優シン・ソリと「資本主義の怪物」と呼ばれる悪質財閥チャ・セゲが繰り広げる、緊張感あふれるロマンス。

ホ・ナムジュンは、冷徹な財閥御曹司チャ・セゲと、朝鮮時代のチョンホン大君イ・ヒョンという、時代も性格も異なる2つのキャラクターを演じ分け、強い存在感を発揮しました。

特に本作は、ホ・ナムジュンにとって初のSBSドラマ出演作でもあり、記念すべき作品が高い視聴率を記録したことで、俳優としての評価をさらに高めるきっかけとなりました。

その勢いは日本にも広がり、7月14日に日本公式ファンクラブがオープン。さらに10月12日には、日本初となるファンミーティング『2026 HEO NAM JUN FANMEETING <HEO’s NEXT?> in TOKYO』の開催が決定しました。

そして人気の高まりを受け、11月14日には名古屋での追加公演も決定するなど、日本での注目度も着実に上昇しています。

次回作としては、2027年上半期放送予定のtvN新ドラマ『クジラ星』(原題:고래별)への出演が決定しているほか、SBS『貨幣改革』(原題:화폐개혁)への出演も検討されており、今後さらなる飛躍が期待されます。

ダンミ ニュース部

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