• 韓国の制作会社スタジオドラゴンが、2026年も新作ドラマで韓ドラファンを虜にします。
  • 数々の名作を手掛けてきた同社が、新たに世に送り出す作品とは。
  • 2025年のヒット作『暴君のシェフ』(tvN/2025)に続く、胸キュン時代劇になるかもしれないと言われている期待作もあります。

2025年も終盤に差し掛かり、来年はどんな韓国ドラマが登場するのか、気になりはじめている韓ドラファンは多いのではないでしょうか。

そこで、そんな人のために一足早く新作情報をご紹介します。今回取り上げるのは、みなさんご存じ、韓国のドラマ制作会社スタジオドラゴンが手掛けた作品。

いまだ多くの人に愛され続けている『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』(tvN/2016)にはじまり、日本に第4次韓流ブームを巻き起こした『愛の不時着』(tvN/2019)や『梨泰院クラス』(JTBC/2020)など、数々の名作を世に送りだしてきた同社は、2026年も多くのドラマファンを楽しませてくれることでしょう。

緻密な脚本や卓越した映像美、役者の演技を最大限に引き出す演出まで、どこをとっても完璧で、社会性のあるテーマと普遍的な人間ドラマを巧みに融合させて、視聴者の共感を誘うのもお手の物。これまで培ってきた信頼と実績・そしてノウハウを背に、来年はどのような人気作・話題作を届けてくれるのでしょうか。

今年の大ヒット作『暴君のシェフ』(tvN/2025)を継ぐ、胸キュン時代劇になるかもしれないと、すでに熱い視線を浴びている期待作も出番を待っています。

『愛する盗賊様』 (KBS)

『愛する盗賊様』(原題:은애하는 도적님아)は、ひょんなことから盗賊になった女性と、彼女を追う大君の魂が入れ替わってはじまるラブコメ時代劇。2020年にスタジオドラゴンが開催した『第2回 ドラマ脚本公募展』で、栄えある優秀賞に輝いた作品です。

『愛する盗賊様』

『愛する盗賊様』(画像出典:KBS)

かつて『100日の朗君様』(tvN/2018)を成功へと導いたナム・ジヒョンが、弱者を救う盗賊役を演じ、ドラマ界で頭角を現しはじめているイケメン若手俳優ムン・サンミンが、そんな彼女に惹かれるようになる王の弟を演じます。

ファンタジー要素に加え、人気を確立している女優と新人俳優の共演は、『暴君のシェフ』を彷彿とさせるものが。大ヒットとなるか、ドラマファン注目の1作です。

●韓国での放送開始予定日:2026年1月3日

アンダーカバー・ミスホン (tvN)

『アンダーカバー・ミスホン』(原題:언더커버 미쓰홍)は、女性社員を“ミス”と呼んでいた1990年代を背景に、30代のエリート証券監督官が、不信な資金の動きがみられる証券会社に20歳の社員として潜入するオフィスコメディー。

パク・シネは、『アンダーカバー・ミスホン』で主演を務める

『アンダーカバー・ミスホン』で主演を務めるパク・シネ

結婚後も女優として活躍し、昨年は『悪魔なカノジョは裁判官』(SBS/2024)で演技変身を遂げたパク・シネが、身分を隠して予測不可能なアンダーカバー作戦を繰り広げます。

その他、コ・ギョンピョも出演することが分かっており、『社内お見合い』(SBS/2022)を手掛けたパク・ソノ監督が演出を務めます。

●韓国での放送開始予定日:2026年1月17日

隠密な監査 (tvN)

『隠密な監査』(原題:은밀한 감사)は、秘密を持つカリスマ監査室長と、一瞬にして社内スキャンダル担当に左遷された監査室エースが繰り広げるオフィスラブコメ。『イルタ・スキャンダル〜恋は特訓コースで〜』(tvN/2023)を共同執筆したヨ・ウノ作家が脚本を務めた作品です。

シン・へソンは、『隠密な監査』で主演を務める

『隠密な監査』で主演を務めるシン・へソン(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

主演は、近年ラブコメでの活躍が目立っているシン・へソンと、ジャンルを問わず活躍し、コミック演技にも定評があるコンミョン。その他、安定感抜群の演技で、一瞬にして視聴者を魅了するキム・ジェウクも出演しています。

●韓国での放送開始予定日:2026年4月25日

炊事兵、伝説になる (TVING)

『炊事兵、伝説になる』(原題:취사병 전설이 되다)は、貧しい家庭に育った20代の青年が、入隊を機に炊事兵として成長していく物語。同名のファンタジー人気ウェブ小説を原作にしています。

『炊事兵、伝説になる』で主演を務めるパク・ジフン

パク・ジフンは、『炊事兵、伝説になる』で主演を務める (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

『弱いヒーロー』シリーズ(Wavve/2023、Netflix/2025)で主演を務め、作品を成功へと導いただけでなく役者としての知名度もアップしたパク・ジフンが、本作では、最優秀訓練兵から兵士に降格し、炊事兵になるキャラクターを演じて物語を盛り上げる予定です。

●韓国での放送開始予定日:2026年上半期

代理受験 (TVING)

『代理受験』(原題:대리수능)は、有名私立高校で全校1位の成績である低所得層の特別奨学生が、自身の弱みを握る脅迫犯の代わりに入試を受けることになって繰り広げられる学園犯罪ドラマ。『ピラミッドゲーム』(TVING/2024)のメガホンをとったパク・ソヨン監督作品です。

ペ・ヒョンソンは、『代理受験』で主演を務める

『代理受験』で主演を務めるペ・ヒョンソン(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

ペ・ヒョンソンをはじめ、チャ・ガンユンやパク・ユノなど、近年ジワジワと人気を得始めている新人俳優を中心に、オム・ジウォンやパク・ヒョックォンなど、安定感抜群の演技で物語を牽引するベテラン勢が脇を締めます。

●韓国での放送開始予定日:2026年

ドクターX:白いマフィアの時代 (SBS)

『ドクターX:白いマフィアの時代』(原題:닥터X: 하얀 마피아의 시대)は、実力だけで医者とは何かを証明する天才外科医が、医療現場における腐敗に立ち向かう医療ドラマ。米倉涼子主演の 日本のドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日)の韓国リメイク版です。

キム・ジウォンは、『ドクターX:白いマフィアの時代』で主演を務める

『ドクターX:白いマフィアの時代』で主演を務めるキム・ジウォン(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS) 

『涙の女王』(tvN/2024)を大ヒットさせたキム・ジウォンが主演を務めることが分かっており、彼女がどんな演技を披露するのか注目視しているファンは多く、今年の話題作『あなたが殺した』(Netflix/2025)を手掛けたイ・ジョンリム監督作品としても期待されています。

●韓国での放送開始予定日:2026年下半期

ゆっくり強烈に (Netflix)

『ゆっくり強烈に』(原題:천천히 강렬하게)は、1960~1980年代の韓国芸能界を背景に、成功を夢見て全力を尽くした者たちのし烈な物語。韓国が誇る名脚本家の1人であるノ・ヒギョン作家と、かつて『コーヒープリンス1号店』(MBC/2007)で、日本の韓ドラファンを魅了したイ・ユンジョン監督がタッグを組んだヒューマンドラマです。

ソン・ヘギョは、『ゆっくり強烈に』で主演を務める

『ゆっくり強烈に』で主演を務めるソン・ヘギョ(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

ソン・ヘギョが音楽業界に飛び込んだ主人公を、コン・ユが彼女の言うことならなんでも聞いてあげる幼なじみを演じます。その他、キム・ソリョンやチャ・スンウォン、イ・ハニらもキャストに名を連ねており、成功が約束されていると言っても過言ではない豪華共演が話題です。

●韓国での放送開始予定日:2026年4月~6月

ゴールドランド (Disney+)

『ゴールドランド』(原題:골드랜드)は、偶然、密輸組織の金塊を手に入れた主人公が、独り占めしたいという欲望と裏切りのなか、死闘を繰り広げる犯罪スリラー。映画『オールド・ボーイ』(2003)を執筆した脚本家の1人ファン・ジョユン作家がシナリオを担当しています。

パク・ボヨンは、『ゴールドランド』で主演を務める

『ゴールドランド』で主演を務めるパク・ボヨン(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

そして、卓越した演技力とラブリーなルックスで愛されているパク・ボヨンが違法金塊密輸事件に巻き込まれるキャラクターを。演技派俳優キム・ソンチョルが、彼女の同級生で10年ぶりに金塊を介して関わることになる犯罪組織の一員に扮します。

●韓国での放送開始予定日:2026年上半期

50プロ (MBC)

『50プロ』(原題:오십프로)は、一見すると平凡ですが、かつてはその道で活躍した中年男性3人が繰り広げるアクションコメディーです。演出は、多くのドラマファンに感動をプレゼントした『ナビレラ-それでも蝶は舞う-』(tvN/2021)のハン・ドンファ監督。

シン・ハギュンは、『50プロ』で主演を務める

『50プロ』で主演を務めるシン・ハギュン(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

そして主演のシン・ハギュンは元国家情報院のナンバーワンブラック要員を、ホ・ソンテは伝説の暴力団員からコンビニの社長になったキャラクターを、オ・ジョンセは記憶を失った北朝鮮の特殊工作員に扮します。

それぞれ共演歴のある3人が、どのようなケミストリーを披露してくれるのか、大きな期待が寄せられている作品の1つです。

●韓国での放送開始予定日:2026年6月

西谷瀬里

韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。

記事一覧を見る(1424件)




ご意見を自由にコメントしてください!

記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。

編集部おすすめ記事blank

サイトの広告について

Danmee(ダンミ)は、収益化の一環としてオンライン広告を展開しております。広告の内容(公序良俗を害するもの)や、可読性の低下につながる広告に関するご意見はこちらのフォームをご利用ください。

この記事と関連度が高いトピック

現在読まれています!

最新記事

RECENT TOPICs