• 12月2日に発表された『2025年11月第4週 TV-OTT韓国ドラマ話題性ランキング』で、SBS『模範タクシー3』が2週連続1位を獲得。
  • 話題性占有率は前回比で3%以上減少したものの、依然として大きな注目を集め、上位を固めている。
  • 最終回を迎えた『テプン商事』(tvN)、『ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語』(JTBC)も高い関心を維持し、トップ5にランクインした。

12月2日、『2025年11月第4週 TV-OTT韓国ドラマ話題性ランキング』が公開された。

視聴者の反応、検索量、SNSでの言及量など複数指標を総合して算出される「話題性ランキング」は、今韓国で最も注目を集めるドラマや出演者などを可視化する指標として知られている。

今回、SBS『復讐代行人3~模範タクシー~』が前週に続き2週連続で1位を獲得。話題性占有率は3%以上下がったものの、依然として圧倒的な存在感を示した。

さらに、11月30日に最終回を迎えたtvN『テプン商事』、JTBC『ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語』も終了直後の関心がさらに高まり、順位を落とすことなく上位をキープしている。

そこで本記事では『2025年11月第4週 TV-OTT韓国ドラマ話題性ランキング』トップ5をご紹介する。(2025年12月3日現在)

第5位『捏造された都市』(Disney+/2025/全12話)

第5位は、話題性占有率9.61%を記録したDisney+オリジナルドラマ『捏造された都市』がランクインした。

本作は11月5日より配信がスタートした作品で、チ・チャンウクとド・ギョンス(EXO)が主演を務め、2017年公開の映画『操作された都市』をドラマとして再構築した話題作である。

ハイスピードなアクションと心理サスペンスが巧みに組み合わされており、全12話構成でテンポよく進むため一気見に最適な点も支持を集める理由のひとつ。

映画版を知る視聴者にとっても、新たな解釈が加わったドラマ版ならではの展開が楽しめる一作となっている。

●日本配信情報:Disney+ (2025年12月3日現在)

画像出典:Disney+
捏造された都市
アクション/犯罪/スリラー
Disney+/2025/全12話

あらすじ

平凡な日々から一転、殺人犯に仕立てられた男テジュンが、黒幕ヨハンへの復讐に燃える壮絶なサスペンス復讐劇。

キャスト

チ・チャンウク、ド・ギョンス、キム・ジョンス、チョ・ユンス、イ・グァンス 他

最高視聴率・受賞歴など

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口コミ

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予告映像


動画出典:ディズニープラス

第4位『ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語』(JTBC/2025/全12話)

第4位にランクインしたのは、『ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語』。今回、前週比+1.87となる話題性占有率10.96%を記録した。

リュ・スンリョンが主演を務めた本作は、人生の大半を仕事に捧げてきた中年男性が、すべてを失った瞬間から本当の自分を探し出すまでの長い旅路を描いたヒューマンドラマ。

「人並みに生きること」がいつしか目標となってしまった韓国社会のプレッシャーを繊細に映し出し、視聴者の日常にも寄り添うリアルさが魅力として支持されている。

特にリュ・スンリョンと同年代の視聴者層からの共感度が高く、派手さより生活の手触りを大切にした物語が心に響くとの声が多い。

日常系ドラマが好きな人にも見やすく、静かな温度感の中で人生の再出発を描いた作品として注目が集まっている。

●日本配信情報:Netflix (2025年12月3日現在)

画像出典:JTBC
ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語
オフィス/ブラックコメディ
JTBC/2025/全12話

あらすじ

自分にとって「価値がある」と信じていたすべてを一瞬で失ったひとりの中年男性が、長い旅路の果てに「大企業の部長」ではない本当の自分の姿を見つけ出すまでを描いたドラマ。

キャスト

リュ・スンリョン、ミョン・セビン、チャ・ガンユン、ユ・スンモク、イ・シンギ 他

最高視聴率・受賞歴など

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口コミ

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予告映像


動画出典:Netflix Japan

第3位『親愛なるX』(TVING/2025/全12話)

第3位には、話題性占有率11.10%を記録したTVINGオリジナルドラマ『親愛なるX』がランクイン。

11月6日に公開された本作は、キム・ユジョンとキム・ヨンデが主演を務め、地獄のような現実から抜け出し頂点へと上り詰めるため仮面をかぶった女ペク・アジン、そして彼女に無残に踏みにじられたXたちの歪んだ関係を描く。

サスペンス色が濃く、アジンの過去の真相や彼女によって傷を負った人々の視点が少しずつ開示されていく構成が、視聴者に次を見ずにはいられないという強い中毒性を生んでいる。

複数のキャラクターの感情と思惑が複雑に絡み合い、緊張感が途切れない展開が続く点も、SNSで高い話題を集める理由だ。

復讐劇やサイコサスペンスが好きな視聴者には特に刺さる作品として、今週もランキング上位をキープした。

●日本配信情報:Disney+ (2025年12月3日現在)

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画像出典:TVING
親愛なるX
犯罪/ロマンス/スリラー
TVING/2025/全12話

あらすじ

地獄から抜け出し頂点を目指す仮面の女ペク・アジンと、彼女に無慈悲に踏みにじられた者たちの物語。

キャスト

キム・ユジョン、キム・ヨンデ、キム・ドフン、イ・ヨルム、ペ・スビン 他

最高視聴率・受賞歴など

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口コミ

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予告映像


動画出典:TVING

第2位『テプン商事』(tvN/2025/全16話)

第2位は、話題性占有率12.44%を記録した『テプン商事』。

イ・ジュノのJTBC『キング・ザ・ランド』以来、約2年ぶりの主演作として大きな注目を集めた本作は、11月30日に全国最高視聴率10.3%を記録し、有終の美を飾った。

1997年、IMF危機の真っただ中、社員も資金も売る物もない貿易会社の社長になってしまった超初心者ビジネスマン、カン・テプンが体も心も財布も凍りつく状況の中で奮闘するサクセスストーリーが描かれる。

前半の勢いある展開が好評を得た一方で、終盤については物語の失速や「『梨泰院クラス』に似ている」といった視聴者の声も見られたが、それでも高い話題性と支持を維持した作品である。

●日本配信情報:Netflix (2025年12月3日現在)

画像出典:tvN
テプン商事
成長/ヒューマン/ファミリー
tvN/2025/全16話

あらすじ

IMFによる国家経済危機の直撃を全身で受けながらも、正面から立ち向かっていく中小企業とその家族たちの奮闘を描くドラマ。

キャスト

イ・ジュノ、キム・ミンハ、キム・ミンソク、クォン・ハンソル、キム・ジェファ 他

最高視聴率・受賞歴など

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口コミ

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予告映像


動画出典:Netflix Japan

第1位『復讐代行人3~模範タクシー~』(SBS/2025~2026/全16話)

第1位に輝いたのは、話題性占有率13.18%を記録した『復讐代行人3~模範タクシー~』。

前回の初登場1位に続き、2週連続でトップの座をキープした本作。イ・ジェフン主演の大ヒットシリーズ「模範タクシー」第3弾であり、シーズン2から約2年ぶりの運行再開ということで放送前から大きな注目を集めていた。

11月29日放送の第4話では、シーズン初となる視聴率10%超え(11.6%)を達成し、その勢いを証明した。

各話ごとに登場するヴィランにも毎回話題が集中しており、第3・4話のメインヴィランを務めたユン・シユンの怪演がSNSでも大きな反響を呼んでいる。

さらに、チャン・ナラやウム・ムンソクなど豪華俳優陣の特別出演も決定しており、今後の展開への期待が一層高まっている。

●日本配信情報:Lemino (2025年12月3日現在)

画像出典:SBS
復讐代行人3 ~模範タクシー~
アクション/復讐
SBS/2025~2026/全16話

あらすじ

謎に包まれたタクシー会社「ムジゲ運輸」と運転手キム・ドギが、理不尽な被害者に代わって復讐を遂げる私的復讐代行アクションドラマ。

キャスト

イ・ジェフン、キム・ウィソン、ピョ・イェジン、チャン・ヒョクジン、ペ・ユラム 他

最高視聴率・受賞歴など

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口コミ

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予告映像


動画出典:Lemino

25年11月第4週 TV-OTT総合 話題性ランキング トップ10

2025年11月第4週 TV-OTTドラマ話題性ランキング トップ10
順位 作品名 放送局/年度 出演者 話題性占有率/前週比
1 復讐代行人3
~模範タクシー~
SBS
(2025~2026)
イ・ジェフン
キム・ウィソン
ピョ・イェジン
13.18%
(-3.44%)
2 テプン商事 tvN
(2025)
イ・ジュノ
キム・ミンハ
キム・ジヨン
12.44%
(-0.95%)
3 親愛なるX TVING
(2025)
キム・ユジョン
キム・ヨンデ
キム・ドフン
11.10%
(+0.84%)
4 ソウルの家から大企業に通う
キム部長の物語
JTBC
(2025)
リュ・スンリョン
ミョン・セビン
チャ・ガンユン
10.96%
(+1.87%)
5 捏造された都市 Disney+
(2025)
チ・チャンウク
ド・ギョンス
キム・ジョンス
9.61%
(+2.33%)
6 ダイナマイト・キス SBS
(2025)
チャン・ギヨン
アン・ウンジン
キム・ムジュン
8.71%
(+1.02%)
7 UDT:私たちの町の特殊部隊 Genie TV, coupang play,
ENA
(2025)
ユン・ゲサン
チン・ソンギュ
キム・ジヒョン
7.58%
(+3.1%)
8 この川には月が流れる MBC
(2025)
カン・テオ
キム・セジョン
イ・シニョン
6.12%
(-1.19%)
9 憎らしい恋 tvN
(2025)
イ・ジョンジェ
イム・ジヨン
キム・ジフン
3.61%
(-0.29%)
10 次の人生はないから TV朝鮮
(2025)
キム・ヒソン
ハン・ヘジン
チン・ソヨン
3.18%
FUNdex『TV-OTT DRAMA BuzzWorthiness』参照 (2025年12月2日発表) / 「★」は初登場

ダンミ ニュース部

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