- 9月7日に最終話を迎えた『エスクワイア: 弁護士を夢見る弁護士たち』(JTBC/2025)は、世界中の韓ドラファンから愛された。
- 主演のイ・ジヌクは、熱演を繰り広げてスター俳優の仲間入りを果たし、彼に対する世間の関心が高まっている。
- 韓ドラに欠かせない役者の1人となったイ・ジヌクのデビューから今回の大ブレイクまで、役者人生において転機を迎えた3作とともに活躍を振り返る。

『エスクワイア: 弁護士を夢見る弁護士たち』で主演を務めたイ・ジヌク(画像出典:JTBC)
新作ドラマ『エスクワイア: 弁護士を夢見る弁護士たち』(JTBC/2025)が9月7日、惜しまれつつ最終話を迎えた。
韓国での最高視聴率は9.1%。残念ながら2桁台には届かなかったものの、国を超えて多くのドラマファンに愛され、一時はNetflix(ネットフリックス)のグローバルランキング(非英語圏)2位にランクインしたほど。作品が注目を浴びたことで、物語をより一層盛り上げた主演イ・ジヌクに対する世間の関心も高まった。
数多くのドラマに出演し主演作も多いのだが、なぜかこれまでトップ俳優というイメージは持たれていなかった彼。43歳(日本年齢)にして、『エスクワイア: 弁護士を夢見る弁護士たち』をきっかけに大きなターニングポイントを迎えることになった。
そんな今、最も熱い視線が寄せられているといっても過言ではないイ・ジヌク。韓ドラに欠かせない役者の1人となった彼のデビューから今回の大ブレイクまで、役者人生において転機を迎えた3作とともにその活躍を振り返ってみる。
デビュー
デビューは2002年だが、本格的に役者人生をスタートしたのは、2006年の話題作『恋愛時代』(SBS/2006)から。
ソン・イェジン&カム・ウソンが主演を務めたメロドラマで、ヒロインに対して積極的にアプローチする一途なキャラクターを熱演して世間に顔を知らせた。

『恋愛時代』で、本格的に役者デビューを果たしたイ・ジヌク(画像出典:SBS)
新人らしからぬ安定感ある演技力で強烈な印象を残した彼は、それまで広告モデルや短編作品に携わっていたが、本作をきっかけに王道ラブストーリーが話題を呼んだ『スマイル・アゲイン』(SBS/2006)や、チェ・ジウと息を合わせた『エア・シティ』(MBC/2007)、その他『強敵たち-幸せなスキャンダル!-』(KBS/2008)、『ガラスの城』(SBS/2008)で、準主役級俳優として各作品を大いに盛り上げていった。
プチブレイク
そして、2013年に韓国で社会現象を巻き起こしたタイムスリップロマンス『ナイン~9回の時間旅行~』(tvN/2013)でプチブレイクを果たすことに。
余命宣告を受けた主人公に扮し、過去と現在を行き来しながら人生を変えようと奮闘する難しいキャラクターを好演した。
役の感情を繊細に描き出した彼は、視聴者を物語へ没入させたと高く評価され、単独主演としての基盤を固めることに成功。

『ナイン~9回の時間旅行~』で主演を務めたイ・ジヌク(画像出典:tvN)
役者としてワンランクステップアップし、ハ・ジウォンと幼なじみの恋を描いた『君を愛した時間~ワタシとカレの恋愛白書』(SBS/2015)や、日本でもよく知られるヒット作『ボイス~112の奇跡~』のシーズン2とシーズン3に出演していく。
『Sweet Home -俺と世界の絶望-』シリーズや、『イカゲーム』シーズン2とシーズン3での活躍を覚えている人も多いだろう。近年の人気作には、高い確率で彼の名前がキャストに名を連ねているといっても過言ではない。
大ブレイク
しかし、スター俳優と呼ばれるにはあと一歩。そんな彼に訪れたのが冒頭で触れた『エスクワイア: 弁護士を夢見る弁護士たち』だった。
ストレートな物言いや態度は冷徹に見えるが、実は同作の登場人物のなかで最も人間味があり、思いやり深い人物なのではないかと思うほど温かな役を描き出したとの評価。
弁護士としての姿とプライベートの姿は、まるでロマンスドラマのツンデレ主人公を見ているかのようなギャップがあると一部ドラマファンの間で話題になるなど、役を立体的に表現して、その実力を誇示した。

『エスクワイア: 弁護士を夢見る弁護士たち』で、スター俳優の仲間入りを果たしたイ・ジヌク(画像出典:JTBC)
2016年に女性トラブルに巻き込まれ、嫌疑なしとして一件落着したものの、役者としてのイメージダウンは避けられなかった彼。卓越した演技力で逆境を見事に乗り越え、デビューから約23年目にして、遂に大成を成し遂げた。
次期作のニュースはまだないが、今後さらに単独主演としての活躍する姿を目にする機会が増えることだろう。
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